ラテンジーンズはなぜスキニーが多いのか
ラテンファッションについて。
私はブラジルジーンズを数十本持ってます。
日本でブラジルジーンズ売ってるところがありますが、このごろ裾がブーツカットやストレート(裾が広がってるか、普通の形)ではなくて、スキニージーンズ(体にフィットした形)で裾がすぼまったものが大半になりました。
以前、「なんでブーツカットやストレートのジーンズが近頃ぜんぜんなくてスキニーばかりになっちゃったのか? もう入荷しないのか」とブラジルジーンズの店にきいてみたところ、日本ではブーツカットが人気なので仕入れたいのだけど、ブラジルではもう流行ってないのでなかなかないとのこと。ブラジルではスキニーが主流なんだそうです。
ブーツカットのジーンズは、ブラジルのSnethというブランドのものが多く、このメーカーはまだブーツカットの商品を生産してるので、ブーツカットはここのを主に仕入れているそうです。Snethは日本人の体型に合う形のジーンズだとのこと。
確かに私がラテンアメリカに行ったときも、こういうスキニータイプのジーンズはいてるラティーナが多かったです。
なんでラテンアメリカはスキニージーンズタイプが多いのでしょうか?
もちろん、ヒップがいのちのラテンなんで、ぴちぴちしたスキニーのほうがヒップを強調してもっとセクシーだからという理由が大きいとは思いますが、ラティーナはブーツの中にジーンズ入れてはく人が多いのでそのせいじゃないかなってラテンアメリカ滞在中に思いました。ロングブーツの中にジーンズを入れるとき、裾が広いとうまく入らなかったりごわごわしてしまうけど、裾が細いとぴったりおさまるからです。
私は実はもうブラジルジーンズはほとんどはかなくなっちゃって、他のラテンアメリカのジーンズばかりはいています。ブラジルジーンズより素材が柔らかくてもっとフィットするのが多いので…。