Life and Dance in Latino Style

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Farruko 「Visionary」の歌の意味

去年ブログの読者さんからレゲトンのFarrukoの「VISIONARY」の歌詞の和訳をリクエストされたのですが、和訳するひまがなく…。お待たせしました。

 

Farruko 「Visonary」

 

これはレゲトンのメロディとしてはかっこいいと思います。

けど歌詞は全部訳すほどの内容じゃないです。なので概要を話したいと思います。

 

Farrukoが

自分より優れている人間はいない、自分よりレゲトン界でトップにのぼりつめた歌手はいない、自分より優れたアーティストはいない、と誇っている俺様ソングなんですよね。

 

なんでこの人こんなにごう慢なの?と思うでしょうが。日本は謙譲の美徳だし。

でも日本でも日本語のラップ界はこういうのありますよ。たとえばヒップホップのラッパー達のラップバトルありますよね。あれでは自分がどんなにすごいラッパーかを競って言い、相手をとにかくdisる。差別的な事や外見も使ってがんがん相手を落としに落とす。それをラップでやるバトルです。

 

レゲトン界やラテントラップ界(スペイン語のヒップホップ)もラップのバトルあるし、それに競争も激しい世界ですからね。レゲトンのシンガー同士でよくネットでdisりあってますよ。例えば若いレゲトン歌手が大御所のダディ・ヤンキーをラジオやインスタなどでdisったり。あいつらの時代なんてもう終わってるとか。または俺様が一番だよとか。

まあ、最初から最後までそんな感じの曲なので。汚いスラングも多いし全部は訳しません。

この曲の歌詞の和訳のリクエストして1年半以上待った方はお待たせしました。

 

ちなみにFarrukoはプエルトリコ人の有名なレゲトンの歌手です。でもレゲトンキングのDaddy Yankeeや今ビルボードや世界のヒットチャートにいつもランクインしているOzunaやBad BunnyやJ Balvinに比べると1段階人気が落ちますね。彼もOzunaやMalumaと同じく若い世代のレゲトン歌手なんですけどね。若く見えないけど若い世代なんですよ。今年28歳か。ま、ダディやWisin y Yandelが40代なので、20代は若い世代なんです。

Farrukoはもともとドラッグの売人やってたらしいけど、レゲトンの世界的な流行でいまや大成功してますね。