Life and Dance in Latino Style

ラテン音楽、スペイン語圏のラテン音楽とダンス。サルサ、レゲトン、バチャータ、メレンゲ等。中南米関連。ラテンファッション。スペイン語。その他の音楽関連

サルサやラテン音楽によくでてくるスペイン語 (1)

サルサラテン音楽に出てくるスペイン語が分かれば、よりよく曲を理解できると思います。
そこでよくラテンの曲の歌詞によくでてくるスペイン語の言葉や決まり文句を紹介していきますね。

歌詞だけじゃなくて、ラティーノとの普通の会話でもよく使われる言葉だから、ラティーノの友達や彼氏がいる人には聞いたことがある人もいるかと思います。
紹介する言葉はスペイン語の日常会話にも応用できますよ。



●Amor

一番有名なのは、やっぱり te amo (テ アモ)でしょうか。
英語では、I love you。

ラテンの曲は愛のトピックが多いからね… (^^ゞ

te quiero (テ キエロ)や te quiero mucho (テ キエロ ムーチョ) とも言います。

でも te quiero や te quiero mucho は友達や家族に対しても使います。異性でも仲がいい友達には、te quiero ( mucho) と言ったり、メールに書いたりしますが、別に変な意味はありません。
しかし、男友達にte amoと言ったら誤解されるでしょう。
te amo のほうが重い。
たとえば好きな男性に告白したら、「te quiero mucho, pero no te amo. (I really like you, but I don't love you = 君のことをすごく好きだけど、愛してはいない)」と返事がかえってきたり…。

Me amas? (メ アマス) = Do you love me?
私のことを愛してるの?

上記は「愛する」という動詞AMARの変化形です。
Amor(アモール) は名詞で、 love, 愛です。

mi amor (ミ アモール)は、My loveだけど、恋人や伴侶や自分の子供などへのよびかけで使います。
サルサなら圧倒的に恋人か夫や妻に対してですね。
日本語にするとクサいけど、「いとしい人よ」かな。
スペイン語圏では、mi amor は 「mi amor、今日何食べたい?」 などと日常的につかってます。



●te extraño (注:文字化けする人は extrano )

te extraño (テ エクストラーニョ)もよくサルサの歌詞にでてきます。

英語だとI miss youですね。
日本語だと適した訳がありません。しいていえば「君がこいしい」「君がいなくてさみしい」かな。

これは男女の恋愛でも使うし、友達や家族にも使います。
たとえば遠く離れたところに住んでる友達に言ったり、恋人ならちょっと会えないとこれを言います。
サルサの曲だと、別れた恋人に未練があってこう言うことが多い。



★ さて上で紹介した言葉を組み合わせて応用文をつくってみましょう。


恋人同士で

" Mi amor, te extraño."   
(いとしい人よ、君に会えなくてさみしいよ。  Honey, I miss you)

" yo tambien.   Me amas? " 
(私もよ。私のこと愛してる?   Me, too. Do you love me?)

" Si. te amo."    
(うん。愛してるよ。   Yes. I love you)

"te amo mucho"    
(私もあなたをすごく愛してるわ。    I love you so much)


という風になります。
(上ででてきた言葉だけでつくってみたので、単純な文ですが)


ラテンな会話… 

日本語に翻訳するとちょっとキザだけど、英語だともっとしっくりくる。
英語圏でしょっちゅうこんなこと言ってたらちょっとしつこい感じするだろうけど、スペイン語圏ではこれ普通の会話。いつもデートしてるくせに数日でも会えないと電話でこういうことを言いあったりするんですよね…。


ブログ内関連過去記事:
「サルサやラテン音楽によくでてくるスペイン語(2)実践編
「サルサやラテン音楽によくでてくるスペイン語(3)バチャータ編