Life and Dance in Latino Style

ラテン音楽、スペイン語圏のラテン音楽とダンス。サルサ、レゲトン、バチャータ、メレンゲ等。中南米関連。ラテンファッション。スペイン語。その他の音楽関連

私はピアノ

ラテンアメリカに滞在中、サルサバンドやってたラティーノの友達が、
「日本といえばオルケスタ・デ・ラ・ルスだよね。 彼らが歌ってた曲ですごい好きな曲があるんだ。これ聴いたときにインパクト受けたよ!」と言って、そのビデオを見せてくれました。

それがこれ





あれ??? この曲きいたことあるよ。。。。

『私はピアノ』じゃん。


「これのオリジナルは、『私はピアノ』っていう日本の歌謡曲だよ」と言って、オリジナルの『私はピアノ』を見せました。
日本で流行ったのは高田みづえが歌った曲 。

そのラティーノの友達には高田みづえのビデオを見せたんだけど、「え? この曲をサルサにしたんだ…」って驚いてました。
まさか日本人なんて誰もいないラテンアメリカのローカルな町で「私はピアノ」を聴くとは思わなかった。


オルケスタ・デ・ラ・ルスの「私はピアノ」、すっごいいいサルサへのアレンジですよね。
何度も聴いてしまう。
オリジナルよりもせつないしステキ。
この曲のライブを聴いてるとサルサにはいろんなジャンルの音楽がMIXされてるのが分かるような気がします。


私の友達はサルサバンドでキーボード担当なので、特にこの曲に惹かれたんじゃないかと思います。
「orquesta de la luz はあのtito puentesといっしょにサルサやったんだよ、ほんとにすごいよね」とか「NORA(ヴォーカル)はラティーナ(ラテンアメリカ人女性)みたい」と私に熱弁をふるってました。

このorquesta de la luz のビデオのコンサートは、NYのマジソンスクエアガーデンのものです。
NYといえばサルサが生まれた街ですが、あの有名なマジソンスクエアでサルサファンに大きな衝撃を与えたそうです。
you tubeのコメントにも、「すごい!!この日本人たち。ほんとにすばらしい」とか「ラテンのコラソンを持ってる」とか「ヴォーカルは100%ラティーナだ」と書かれています。


orquesta de la luz のヴォーカルのNORAさんって、ハードロックやファンクなど別ジャンルからサルサにきたそうです。だからラテンファンじゃない人ともサルサを楽しもうというパッションがより強いのかな…と思いました。「日本ラテン化計画」っていう名前のCDも出してます。
私はこんなラテンブログやってるのでラテン一筋だと思われることもありますが、テクノやハウス、JAZZ、ボサノバ、R&B、ソウル、Hiphop、popsやクラシックなどなどいろんなジャンルの音楽が好きです。
サルサはラテンとJAZZやソウルやロックなどいろんな音楽をミックスしてつくった音楽だから、私はラテンの音楽のなかでも特にサルサを聴いたら血がさわぐのかな…と思います。


前回のトピック  「サルサに国境はない」 で紹介したCDで、この「私はピアノ」も入ってるCDはこれです。