Life and Dance in Latino Style

ラテン音楽、スペイン語圏のラテン音楽とダンス。サルサ、レゲトン、バチャータ、メレンゲ等。中南米関連。ラテンファッション。スペイン語。その他の音楽関連

人身売買の温床で、外国人を奴隷扱いして短期の労働力に使い捨てする日本の問題

日本は人身売買の温床として国際的に非難されてるのを知ってるだろうか。


先日こんな報道が。


「人身取引被害のサバイバーが語る、日本での売春強要 」

コロンビア人女性が、日本で仕事があるといわれて貧しいシングルマザーだったので話にのった。
1999年に日本に連れてこられた。しかし日本に到着したらぜんぜん話が違って、仲介料金として500万円の借金を返済しろといわれ、売春しなければさらに利子が加算されると脅された。
日本に到着した日から路上に立つ売春婦にされてしまった。
奴隷状態で逃げられず毎日2万円ずつ借金を返させられ、2年間売春を強要された。
ついにコロンビア大使館に駆け込んで保護され、コロンビアに帰国できた。

コロンビア帰国後もPTSDがひどくてコロンビアでセラピーに通っていた。
セラピストから手記を書いてみたらどうかと提案されて手記を書いた。
他の女性達が同じ被害にあわないように、その体験をつづった本をコロンビアで出版した。

『ヤクザにとらわれた女(ATRAPADA POR LA MAFIA YAKUZA)』というタイトルの本。

コロンビアでは結構売れてるそうだ。





このように日本は人身売買の温床となっているのに、政府が改善努力をしてないとアメリカや世界から非難されている。
「人身売買の受け入れ大国ニッポン」なのだそうだ。




昔からフィリピン人やロシア人などの女性が、日本でダンサーや歌手などの仕事があると日本にきたら売春婦や水商売だった、という話は昔からよくあった。そういう店が違法で摘発されれば、そこで働く外国人女性も逮捕されていた。

バブル時代ごろまでは、ソ連の崩壊後に若くて超美人のモデルのようなロシア系の美女の腰に手をまわした日本人のちんぴら風のおじさんもいた。

でもバブル崩壊後の1999年になっても、まだコロンビアから連れてきて売春強要させてたとは。






私がサルサレゲトンなどのラテン音楽やダンスにはまったのは2005年。
それまで英語圏ばかりだったので、サルサをはじめるまではラテンアメリカに対してはステレオタイプなイメージしかなかった。

サルサをはじめたことがきっかけとなって中南米中南米人を知る事になり、後進国と言われて差別されてる人の実情や気持ちがわかってきた。

今回書く事はこの13年間に私が見聞きしたことも含まれている。


サルサのクラブやイベントには南米人が来ていたし、店によっては店のオーナーやスタッフが南米人だった。南米人との会話からスペイン語を覚えた。


都心のあるクラブは、週末の深夜2時過ぎになるとコロンビア人女性達が来た。同じ繁華街の水商売の女性で、自分の仕事がはけてからクラブに踊りに来るのだそうだ。
きれいなコロンビア人の女性達がハイヒールで美しくサルサを踊っていた。
コロンビア人が踊るサルサがかっこいい。

私はコロンビアのサルサにはまって、ついにコロンビアに住んでしまった。
コロンビアのサルサが私の人生を変えたようなもの。

私はよく「コロンビアLOVEだね」といわれるが、実はそんなにコロンビアにLOVEではない。旅行と違って、長くいると悪い面も見えるので、LOVE & HATEだ。
だから今回書くことはコロンビアへのたんなる同情ではなく、コロンビアやコロンビア人の実情も考えながらお伝えしている。



スペイン語を話せるので、スペイン語で私に悩み相談や身の上話をしてくる南米人は結構いた。
給料明細がわからないからチェックしてほしいとか、事故にあって泣き寝入りさせられたのけどどうしたらいだろうかとか、入院したいが入院の申請書が書けないとか、年金を支払っているのだけど日本に老後までいないのに年金は戻ってこないのだろうかという質問とか、日本での生活の悩み相談など。



ラテンといえば明るくてノー天気なイメージだろう。
が、日本に住んでいる南米人がみんなそういうわけじゃない。
日本の生活にストレスを感じてる人が多いと思う。

差別やいじめに悩む人も。
仕事が超ブラックで、パワハラと人種差別がひどい場合も。
日本人の上司から人種差別発言まじりで怒鳴られる。「ガイジンには電気代はもったいない」と真冬の夜勤に暖房をとめられる。
子供が学校で人種差別でいじめられる。
日本人と結婚したが、夫がDV男。子供がいるからビザや養育権の問題で離婚できないと鬱状態になってる人も。

日本に住んでる南米人には日本の生活で心を病んで心療内科やカウンセリングに通う人もけっこういるんだよね。



コロンビア人は北米に行く人が圧倒的で、日本にはほんとに少数しか住んでない。

日本に住んでいる南米人の大半がブラジル人とペルー人。日系人が多い国だから。

しかし、2008年以降は南米人は年々激減している。

私がサルサを始めた2005年の頃はもう新しく来る出稼ぎ南米人はかなり少なかった。それでもブラジル人は35万人、ペルー人は68000人ほど外国人在住登録者がいた。

が、その3年後の2008年にリーマンショックがおきて、大量の派遣切りがあり南米人も多数解雇された。
日系ブラジル人に対しては日本政府が航空券代あげるから帰国しろと奨励した。
つまり、人手が足りない時は必要だったけど、不況になったのでもう不必要だから国に帰れということだ。派遣切りで失業して新しい仕事も見つからなくて生計をたてられず、多数が日本を去った。


ブラジル人は半数に減って、ペルー人も4万人位になった。南米人達も「たくさんの人が南米に帰国して、かなり国に帰った」と言ってる。


南米の方が景気がよくなったからという理由も大きい。
2000年代後半は、ブラジルは好景気で給料も高いし求人も多いからとブラジルに帰ったブラジル人も多い。
ペルーもここ何年もずっと好景気でいま南米で一番景気がいいのはペルーだろう。だからペルーに帰国したペルー人も多い。
コロンビアもバブル景気のような好景気に2014年前後はわいていた。




また、コロンビアは世界一の危険国、だと思ってる人が日本には多いだろう。
冒頭に紹介したコロンビア人の女性は、危険な後進国だから逃げ場を求めて日本にきたんだろう、売春婦でも日本の方がマシだから、と思うだろう。
ドラマnarcosの麻薬王パブロ・エスコバルのイメージが強いだからだろうが、エスコバルは90年代初頭に殺されメデジンカルテルも崩壊している。その後コロンビアは年々治安が改善。

コロンビアは2010年代には飛躍的に治安が向上し景気がよくなった。私が最初にコロンビアにいた2011年にはすでに「南米のバンコク」とバックパッカーには言われており、長期逗留するバックパッカーや長期滞在者の外国人が増えていた。

コロンビアはその後バブル景気のようなイケイケの好景気に。
2015年にコロンビアに行ったらびっくりした。3年間でボゴタがすっかり変わったのには驚いた。首都ボゴタは私が行った時も人口800万人近くで高層ビルが立ち並ぶ大都市だったが、すごい開発されてすっかり変わってた。
メデジンは欧米人に人気の移住地に。
コロンビアへの旅行者は年々倍増して、去年は「世界行くべき旅行地」の2位に選ばれた。景気の悪い欧米から職探しや出稼ぎにくる欧米人が増えてた。欧米人の移住者も増えてる。
治安も劇的に改善して、ボゴタメデジンは治安がいい都市になった。
「一昨年日本人がメデジンで強盗殺人にあったから危険だろう」と思うだろうが、あの年にメデジンで強盗殺人にあった外国人は彼だけなのだ。





でも、あの告白本を出版したコロンビア人女性が1999年から2001年に日本に人身売買されてたとは。ニュースの記事ではコロンビアが危険だったからと書かれてたが、実際は1999年から2000年代ならコロンビアはだいぶ改善していた。
90年代の前半なら危険だったので、理解できるけど。


日本在住のコロンビア人で40代以上の女性で、ホステスしてたという人は何人か知ってる。
水商売時代に出会った日本人男性との間に子供も生まれてシングルマザーになった人も一人知ってる。
けど日本に強制的に連れてこられたというようなことは言ってなかったので、自分で出稼ぎに来たのかもしれない。

本人から話さないかぎり私からは質問しないので詳しくはわからないけど。
今回書いてる外国人からの話も、私が積極的にきいたんじゃなくて、向こうから話したり相談してきた事である。


昔日本に来たコロンビア人女性には水商売だった人が多いように思う。
今は観光旅行か、大学や大学院の留学生、日本のアニメなどのサブカルチャーマニアなど日本の文化が好きで来るコロンビア人や他の南米人が多いと思う。

日本は風俗店は風営法で0時までの営業になったし、長びく不景気でキャバクラやホステスバーなどは経営が厳しくなったし。


あの人身売買の被害の女性はコロンビアでシングルマザーで弟や妹もいて生活が苦しかったと記事に書いてあったので、多分コロンビアの貧困層の出身かもしれない。

コロンビアは貧困国と思うだろうけど、国はリッチなんだよ。
産油国で資源国で、食料自給率も高い。
貧困国ではなくて、貧富の差が天と地の差くらい大きい階級社会。中南米の中でも階級差が激しい国。
リッチな人は日本人が想像できないほどスーパーリッチ。富裕層が富をひとりじめしてる。だから貧困層は食べれないほど生活が苦しい。

貧困層から脱出してリッチになるのは難しい。階級社会だから学歴は日本以上に重要視されるので、学歴がなければいい仕事にはつけないし階級もある。貧乏から脱却できてお金を持っても、「もともとはどのランクの出身か?」ときかれることもある。貧困層がそんな状況から脱却したいなら海外に行くのが近道と思うかも。

今はコロンビアは好景気だから国内に求人多いし、昔とは違ってもっとチャンスがあるけどね。
貧困率も激減した。しかし、階級社会は変わっておらず、あいかわらず貧富の格差はある。


日本に住んでる南米人の出身をきくとやはり地方か、大都市でも貧困エリアの出身者が多いと思う。
日系人はビザがあったので、日系人は違う人もいるけど。

日本に出稼ぎした人には急にリッチになった人もいるから、自分も日本で稼ぎたいと思って来た人も多いと思う。出稼ぎして送金したお金で本国の家族が暮らせる。

親兄弟や妻子と長年離れ離れの人もいる。中南米人はファミリーの結束とファミリー愛が強いので、家族と離れるのは辛いようだ。


日本にはペルー人が多いが、90年代に日本にきた人が多い。ペルーはガルシア大統領の1次政権の90年代にスーパーインフレがおきた。スーツケース一杯の札束でパン1つしか買えないくらいだったので、そのせいで海外に出ざるをえなかった人が多いそうだ。

中南米では日本はリッチ国というイメージが長年強かった。自分の国では食えないから、日本で仕事があるときいて日本行きをきめた人は多いかと思う。

売春に売られたあのコロンビア人女性もその一人だろう。

彼女は子供をおいて日本に来た。
中南米マチスモ(男尊女卑)や女性を守る意識が強く保守的なところがまだある。女性が一人でふらふら出歩くべきではない、女性が一人で旅をするべきではない、という意識はまだ根強い。
女性に保守的な中南米で、女性が一人で日本に出稼ぎに来るということは、よっぽど生活がせっぱつまってたんだろうなと思う。



横浜の黄金町は戦後の赤線で、6年前に違法風俗が全部撤去させられるまで違法な売春所や風俗が並んでいた。
景気がよくなったら日本人売春婦が減って外国人が多くなり、南米人が一時は結構いたときいてる。



コロンビアは麻薬と美人と売春婦のイメージが世界で強い。
そのせいでコロンビアに女と麻薬目当てで旅行に来る欧米人が今も多い。コロンビア女性を買って毎晩自分のアパートに連れ込んだり、売春婦を囲ってる欧米人の駐在員も多いときいてる。一般人の女性、しかも学生に援助交際してるおっさんもいる。なかにはホテルでコロンビア女性に性的な暴力をふるい重傷を負わせたり殺した事件もある。

外国人による一般人女性へのレイプ事件もある。
コロンビア女性を見下してレイプしていいと思ってバカにしてる、外国人はコロンビアをいまだに見下してドラッグと女のためにコロンビアに来る奴が多い、と怒っているコロンビア人はかなり多い。


日本でもコロンビアといえば美人国や美人の売春婦というイメージがある。
だからわざわざコロンビアから女性を連れてきたんだろうね。中南米の中でもメキシコなど他の国は3か月以下の滞在ならビザ免除があるが、コロンビアは今だにビザ免除がない。コロンビア人はビザ申請が面倒なのに、コロンビア女性という付加価値で遠くからわざわざ連れてきたのかもしれない。



昔東京の大きな駅の近くで客引きをしてる売春婦らしい東南アジア系の女性達を見た事がある。男性達に声をかけていた。あの中にもそういう人身売買で売春させられてた人がいたんだろうか。思い出すと心が痛む。



自分達がもし逆の立場で、「海外にいい仕事があってビザももらえる」という求人があって応募したとしよう。
向こうに到着したら、いきなり仲介料5000万円払えと言われる。 売春しなければ利子もつけるぞってマフィアから脅されたらどうする? 到着した当日からいきなり売春に立たせられたら。奴隷状態で売春させられたらどんなに恐ろしいだろうか。
言葉もわからない国で一人ぼっちで。。。。 ぶるぶる。



いまは海外では日本の評価は下がってるし、海外メディアで報道される日本は悪いニュースが多い。

そのなかで、中南米ではずっと日本のイメージがよかったんだよ。
「日本はハイテクのリッチな先進国で、勤勉な人が多くて、政治汚職もまったくなくクリーンな国というイメージ」 とよく言われたよ。

でも中南米でも日本のKAROSHI(過労死)が中南米のテレビで特集されている。詩織さんの事件も含めて、日本は性暴力被害者をバッシングする国だとコロンビアでも報道された。また中南米では、日本が最近は右傾化して軍事国になろうとしてるとも報道されている。

それに日本にいた南米人達が、日本の給料が安くて待遇がよくない上に差別される、と本国で話すので、日本の現状が南米人にバレてきた。




でも日本ではまだ 「日本スゴイ」 「世界が賞賛するニッポン」と毎日毎日テレビでやってる。日本は先進国で経済大国でリッチで世界に賞賛されてるすばらしい国だ、と思ってる日本人は多いだろう。
他のアジアや南米なんか「かわいそうな後進国」だから、先進国でリッチな日本に頭を下げて仕事をもらいに来たんだろうと思ってる。



日本企業は、日本人が嫌がる仕事を低賃金で外国人にやらせて、ケガしたらクビにすればいい、という思考。
日本人に対してもブラックな会社が多いし、政府も国民に対してひどい扱いをするんだから、外国人に対してさらにひどいのはあたりまえなんだろう。

外国人といっても欧米人じゃなくて、特に「後進国」だと見下してる国の人にね。



南米人が多く住んでるエリアは、世界的な日本の大企業の工場がある都市ばかり。
たとえば神奈川の京浜工業地帯、横浜の追浜、静岡の浜松、群馬の大泉、愛知の豊田、三重、広島など。どこも世界的な大企業の工場がある。だいたいどこのメーカーかわかるよね。
そうした大企業の工場や下請けの工場などで、派遣で3K労働してる南米人が多い。

工場で働いてる人には時々事故がある。プレス機に手をはさまれて手を失ったり亡くなったり。爆発でおおけがをする人もいる。
外国人がケガしたら治療費も出さずに解雇する事が多いそうだ。ケガしてクビになって、治療費ももらえずに負傷で次の仕事にもつけなくないのに泣き寝入りさせられた人が多い。

労働相談の団体からも、日本人でさえ労災を認められる人はほんの一握りなのに、外国人がもし労基に訴えたとしても無視されるときいた。日本人だってなかなか労災認められないけど、外国人労働者に比べたらずーーーーっとマシだと。



好況の時は人手が必要だからたくさん雇う。
不況になれば大量解雇する。
使い捨ての発想が日本政府にも日本の企業にも強い。
日本人にも外国人にも。


今は好況で人手が足りないとアベノミクスが強調してるし、人手が足りない時期だけ短期の労働力が欲しい。


人手が足りないから「日系ブラジル人に来てもらえばいい」と政治家が言った。

日系人は3世までは日本へのビザがあった。
しかし4世以降はビザがなくなった。
その4世に日本の短期ビザを出すことにしたのだ。
年数が短期に限定されており、家族は連れてこれず、日本語能力試験の資格が必要など厳しい条件がある。

「日系4世の若者に日本就労の新制度導入へ 法務省方針」


最近ブラジルはまた景気が悪くなって求人が減ったので、この短期ビザに応募する日系ブラジル4世が急増したとニュースで読んだ。



それから、東日本大震災のあと、東京電力は日本在住のブラジル人が読むフリーペーパーにポルトガル語で、”福島のがれき片付け作業、高給待遇” と広告を出した。
リーマンショックで失業して仕事がなかったブラジル人がお金に困っていて、多数応募した。
が、行ってみたら福島の第一原発廃炉作業だった。ほとんど説明も教習もなく廃炉作業させられた。
あまりにひどすぎると、ついにブラジル大使館からクレームがきた。


「廃炉にブラジル人。ブラジル政府、求人広告の自粛を要請 」


また、除染作業をさせられた東南アジアの技能実習生もいたらしい。


日系人は日本人の子孫だよ。
混血せずに日本人だけの血の人もいる。
昔日本の政府が「いざ南米へ」とか南米に行けば土地や家がもらえるとか言って、日本の地方に住む貧しい農家の次男などを募った。それで南米に夢を求めて行った。長い過酷な船旅で船の中で亡くなる人もいた。やっと南米についたら約束されていたのとは違って、荒れ地だったり、プランテーションで奴隷のように働かされた。奴隷のような過酷な生活の中でまた多数が亡くなった。
それでも努力して成功する人も多く、勤勉な日系人という評判も得た。
だが戦争になったら、アメリカからの要請で環太平洋を中心に日系人の弾圧が。家や財産を奪われ、ペルー人の日系人数千人がアメリカの強制収容所に入れられた。アメリカの収容所送りになった人は、戦後に日本に送還されたりペルーに戻れなかった人もいるそうだ。

日本がむかし棄民した人達。
一世にはあまりに辛くて体験を話せない人も多いとペルー人から聞いた。
南米ではjapones(日本人)といわれ、日本にきたらガイジンと言われる。

その南米日系人を戦後も、労働力が欲しいときは大量に日本に入れて、いらなくなると追い出す。
日本人の子孫だから、他の外国人移民を入れるよりはマシという発想で、便利な労働力として利用してきたんだろう。

日本人の子孫だけど、日本のパスポートや国籍をあげない。海外なら子孫なら二重国籍で国籍やパスポートもらえる。
日本は日系人を短期労働力として利用する一方でガイジンと差別してきた。





日本のお上や企業や組織などが日本人が嫌がる仕事や危険な仕事を低賃金で外国人にさせる。
自分の会社の利益の為に。こきつかって、景気が悪くなったり事故などがあれば切ればいい。使い捨てにすればいい、という発想。
それが人身売買や奴隷のようなことをうんでるのではないだろうか?

ブラックなことをする場合は人材派遣会社やブローカーなどの仲介を通してるので、なにか問題がおきれば「仲介がやってるから自分達は関係ない」と言い訳できるし。

自分達が「後進国」と思う国の外国人を見下してる差別心があるからなんじゃないかと思う。

日本人が事故にあったら補償金とか訴訟とかめんどくさい。でも外国人なら使い捨てでいいんじゃね、どうせ後進国の外国人なんだし、みたいな。





確かに母国ではいい仕事につけないからお金のために外国に出稼ぎに行きたい人も実際は多い。
欧米人はビザ免除で日本に半年くらいはいられる。滞在期間がきれそうになると、東南アジアに旅行に行きまた日本に戻ってきて何年も滞在してた欧米人達はいた。

日本に思い入れはなく、金を稼ぐためや日本女性がめあての人の中には柄の悪い人もいる。
日本人をだまして結婚して子供をつくって、永住権がとれたら離婚して妻子を捨てるやつもいる。捨てられたかわいそうな日本人の妻子もいる。永住権がとれたら女遊びをしまくったり、歓楽街で自分の店を経営してるオーナーもいる。

歓楽街で遊んでる常連ナンパ師達はたいていビザや永住権持ってる。
そういう不良外国人が多少悪い事をしても、正規のビザがあるから追放されない。だまされて泣いてる女性もいて、ほんとに頭にくる。



日本の歓楽街に遊びに来てる不良の南米人を見て、南米人ってあんな人達なんだ、南米はやっぱり悪いんだ、と思ってしまう人は多いと思う。

しかしあの不良南米人達は、南米に住んでる南米人とはぜんぜん違う。
中南米に行ったら、中南米に住んでる中南米人があまりに日本に住んでる中南米人と違うのにびっくりした。
中南米では女性をリスペクトするし、セクハラとか痴漢とかもほぼない。
でも日本にいる中南米人で歓楽街の常連には、セクハラ男がけっこう多い。日本に来た時はいい人だったのに、だんだん変わる人もいる。日本で悪いことを覚えたんだろう。
そういう不良外国人や、日本で悪いことを覚えて変わってしまった外国人は欧米人などにも多い。欧米人の方が日本でちやほやされるからたちが悪い人も。



犯罪をおこした外国人がいたのに、日本の警察が刑務所に入れないで、国外追放にした事もあった。入管も収容所にも入れずに、「国外追放にしたからいいでしょう」といった。
「逮捕したけど、ね、もう面倒だから、強制送還にしました。」と警察が平然と言う。本人は国に帰って、結婚して幸せに暮らしている。そうした日本の警察や入管のやりかたはおかしいと思う。なぜ犯罪者を野放しにするの?

その一方で、戦争で逃げてきた難民を入管の収容所に長期収容して虐待している。




コロンビア人は短期の観光旅行でもビザがないと成田で入国拒否される可能性があるのでビザをとること、と日本の外務省にも在コロンビアの日本大使館のHPにも書いてある。

お金持ちは違うのかもしれない。コロンビア人のお金持ちには簡単に日本に来てる人達がいるので。
でも一般的に、90日以下の短期の旅行の滞在でもビザが必要と書いてある。

大使館のHPや、ビザ手続きをやる日本のビザ代行会社には、コロンビア人の観光ビザ取得に必要な書類とずらずらと書いてある。

ビザをとるには首都ボゴタ日本大使館に行き、パスポートと国のIDと収入証明書、就職証明書、銀行の残高証明書、旅行の全日程の内容、滞在期間分のホテルの予約票、保証人のサインなどを添えて申請書を書いて提出しないといけない。申請して1週間から1か月はかかる。

日本が大好きで日本の文化を愛し、日本語を勉強して日本に旅行するのが夢というコロンビア人は今多い。
でもビザが大変。
だから日本をあきらめて、ビザがいらない韓国に行ってしまう人もいるんだよね。

コロンビア人へのビザ申請についてはここに書いてある。

「在コロンビアの日本大使館の短期滞在ビザの申請について 」


コロンビアは麻薬国で世界の危険国というイメージが日本で強いからいまだにコロンビア人に対して厳しいんだと思う。
でもEUだってコロンビア人はビザなしで行けるんだよ。日本の外務省は、コロンビアが南米第二の経済国なのを知らないんだろうね。

FARCと和平締結してからコロンビア政府はコカ畑(コカイン栽培地)を伐採してる。去年は5万ヘクタール伐採。
今年10万ヘクタール伐採して廃棄する。
港の取り締まりを強化し、大量に麻薬を摘発してる。マフィアや窃盗組織にもどんどん手入れしてる。もう麻薬と売春婦の国コロンビア、というイメージを一掃したいとがんばっている。







しかも、優秀で日本を愛して日本の為に働きたい、日本に一生住みたい、という人材までも日本は逃している。

日本に住みたいという外国人は知り合いにたくさんいる。
日本カルチャーが流行ってるし、日本のカルチャー好き。日本に住みたいというので、私が日本は不景気だしやめたほうがいいよと言っても、日本に行きたいと言い張る。

私の知り合いで日本に来た人には、いい大学や大学院も出てたり、技能があったり、日本語勉強して日本に来た人も結構いる。

日本はなかなか居住のビザや労働ビザを出さないので、日本を愛してる外国人がなかなか日本に長期住めない。

こんな凋落した日本に、いまどき自分からすすんで日本を愛してるから働きたい、住みたいと言ってくれる人は、奇特な存在だと思うんだけどね。。。。

それに日本の文化や日本LOVEの人は、日本に住んでてもハッピーだし、日本をエンジョイしてる人が多い。

そういう日本LOVEの人達は、私が日本の実情を話したりマイナス面を言うと、「いやそんなことないよ」と日本をかばうんだよ。
そこまで日本を愛してるわけ。



私の友達に、医療が先端の欧州の国の大きな病院の難病の小児科医がいる。
以前は日本の大学病院で1年以上研修もしていた。日本に住んでたし日本を愛していて大の日本好き。日本人の難病の子供を助けたいから日本で医者として働きたい、と希望した。だけど「日本の」医師免許がないとダメと日本から却下された。日本の医師免許をとるのは困難なのであきらめた。
日本は小児科医が足りなくて困ってるし、難病の小児科医は貴重な人材では?




一方で、今ブラックや過労死で問題になってる技能実習生はもちろん日本が公によんでる。技能実習生も人身売買だと海外から批判されてる。けれど日本では合法だ。


風俗などに人身売買をしてる裏の組織や、日本人と結婚させてビザとらせるような違法なところも、ちゃんとした手続きをとってビザを取得してるわけ。
風俗関係の女性向けビザが多いビザ手続き代行の会社もあるそうだよ。複雑なビザ手続きでもそうした組織はちゃんと申請して許可もらう。めんどくさくても、後でがんがん搾取できるからね。
入管も政府もそういう悪質なところにはあまり取り締まりをしないし。
だから入管的には正規のビザを持ってるんだよ。だから合法。


なぜまじめで優秀で日本を愛していて日本の為に働きたいとか日本で一生暮らしたいと言う正攻法で来る人は日本に住むことができず、人身売買と国際的に非難されてる方は合法でいられるの?
おかしくない?


日本があまりにもビザを厳しくしすぎてしまった結果、かえって悪い結果を生んでるような気がしてならない。


ビザを厳しくしすぎてしまうから、めんどくさい手続きのビザを正規で取得する裏組織はいるし、出稼ぎが増えたような気もする。

みんながじゃないけど、なかには柄の悪い人も入ってくるし。


そして逆に日本を愛していて仕事や居住したい人や観光旅行に来たい人が、ビザが厳しすぎて滞在できなくてあきらめたり、日本をやめて他国に行ってしまう原因になってると思う。




しかも日本は、「難民」と「移民」を混同してる人が非常に多い。

英語でいえば 難民 は REFUGEE。
移民は IMMIGRANT。

「難民」 refugeeは
国連のUNGCRの定義によれば、 ” 「人種、宗教、国籍、政治的意見やまたは特定の社会集団に属するなどの理由で、自国にいると迫害を受けるかあるいは迫害を受ける恐れがあるために他国に逃れた」人々と定義されている。今日、難民とは、政治的な迫害のほか、武力紛争や人権侵害などを逃れるために国境を越えて他国に庇護を求めた人々を指すようになっている。 また、紛争などによって住み慣れた家を追われたが、国内にとどまっているかあるいは国境を越えずに避難生活を送っている「国内避難民」”もいる。

「難民」は 自分の意志じゃないが、戦争や民族浄化などで国にいたら危険なので逃げざるをえなかった人。

でも「移民」immigrant は 自分の意志で他国に行った人。


難民と移民はぜんぜん違う。


しかも、紛争や民族浄化からやっと逃げてきた難民を、日本は冷遇している。
強制送還したり、入管の収容所に収容して虐待してる。
シリアとかミャンマーロヒンギャみたいに国に戻せば殺されるのが明らかな場合でも、強制送還したり入管の収容所に入れる。
虐待による自殺や自殺未遂も今相次いでいる。
入管の収容所では持病のあるクルド人難民の女性に薬も与えず医者にも見せないで体調が悪化した問題もある。
なぜ「助けて」と命乞いをしてる難民を虐待するのか? 
せっかく紛争や民族浄化を生き延びてきたのに、日本の収容所で死ぬの?

各国ともそうした「難民」を多数受け入れている。特に先進国は大量に受け入れる。
命が危険で逃げてきた人は保護しなければならない、という人道的な理由からだ。
だが日本は毎年1ケタほどしか認可してない。日本はそれを国際的に非難されてるのに改善しない。


「国際法原則も人権も無視の東京入管の非道! 22歳のクルド難民女性が理由も示されず3か月以上拘束、収容所内で衰弱」











日本は 「難民」を受け入れるのは怖い、「難民」がきたら治安が悪くなる とか言う。
政府も大臣もメディアにも「難民」と「移民」の差がわかってないのを見るとがくぜんとする。どんだけ無知なんだろう。





日本は外国人へのヘイトや差別が多いのも問題になっている。


私が今まで日本在住の外国人からきいた話や、外国人から相談を受けたことではこんなケースがある。


・渋谷警察に日系の南米人が道をききにいったら、道を教えてくれずに「おまえガイジンだろ。不法滞在なんじゃないか? ガイジン登録書だせ」と警官に言われて、犯罪者のような対応をされた、と。

・ブラジル人2人が東京を歩いていたら(確か渋谷)警察に職務質問された。ブラジルは多民族いるので一人が肌が浅黒く、もう一人が白人だった。警察は白人のブラジル人には何もきかずに、肌が浅黒いほうだけに職務質問したそうだ。白人の方が「私は?」ときいたら「おまえはいい」と。

・知り合いの南米人は、警官からよびとめられて「おまえは肌が浅黒いから中東人だろう。テロリストなんじゃないか」と言われた。


・欧米人の女性が道を歩いてたらいきなり男から胸をつかまれて、走り去っていった。
外国人女性にはこういう痴漢被害が多いそうだ。外国人は日本語ができないから警察に行かないだろうとふんで、外国人をねらった犯罪が多いと外国人女性には言われてるそう。実際に警察に行っても相手にされないことが多い。

・ペルー人の男による殺人事件が何件かあったのはご存知だろう。
そしたら日本にいるペルー人や南米人がバッシングにあった。ペルー人は危ない、追い出せ、と言われた。子供が学校でランドセルを捨てられたり、いじめにあった。
日本にいるペルー人達は、ペルー人が犯罪をおこすたびに、自分の子供が危険だと心配してる。

・ペルー人達と私が話していたら、テーブルにブランド物の財布が落ちていた。
ペルー人男性が、「財布がある、これ誰の? 」とまわりにきいてたら、隣の席にいた日本人たちが「おい、おまえ財布を盗んだろ」 「このガイジンはどろぼうだ」と大声でいった。
「違う。盗んでない」と泣き出すペルー人。
私がその日本人に日本語で怒ったら、日本人達がびびってた。日本人に対しては何も言えないんだね。
私がお店の人に財布を届けた。

・ペルー人達がバッグを拾ったら中に財布とかが入ってた。落とした人を探したが、まわりに人がいない。
「どうしよう」と私に持ってきたので、私が「警察に届けたら?」といったら、「君が警察に持って行ってくれ」とペルー人達がいった。
私が「警察まで遠いし、日本語ペラペラなんだから自分で行けばいい」っていったら、
「俺達が警察に行くと、おまえが盗んだんだろ、って警察からとがめられるから嫌だ」って。日系人達も言ってた。




日本では外国人差別がひどいうえ、警察も特に有色人種の外国人に職務質問をすることが多い。

これは人種差別で人権侵害。
海外なら抗議デモがおきてるだろう。でも日本に住んでる外国人は、子供達や他の人もいじめられるかもしれないと心配して、どんなにひどい差別されたり被害にあってもおとなしくしてきた人が多いんだと思う。





データ上ではすでに日本に外国人はたくさん住んでいる。
日本の組織や企業が、日本人が嫌がる職種で低賃金で働く労働力を必要としてきた事も一因だ。


だったら制度を変えて、ちゃんとビザや市民権を与えるようにしたほうがいいんじゃないだろうか。

特に日本を愛してたり、日本で働きたい、日本に一生住みたい、という強い意志を持ってる外国人を受け入れるようにしたほうが、日本にとってもプラスなのではないだろうか?

日本に来たい、日本で暮らしたい、優秀で日本の為に自分の知識や技術を生かしたい、という人を拒否せずに、正規の労働ビザを出したり市民権を与えるという制度に。例としてオーストラリアの労働ビザや永住権の申請システムなども参考にしてみたらいいのでは?

自分達が必要な時だけ短期で低賃金で働かせていらなくなったらポイ捨て、という使い捨てみたいなブラックはもうやめるべきだ。

日本の外務省や入管はまじで考え直した方がいいと思う。
考え方やシステムが悪いため、かえって悪い状況をうんできた。
もう変えた方がいい。






日本が先進国でスゴイ国であり、後進国が憧れてる と思ってる人がまだ多いみたいだけど、もう日本の経済は凋落してると世界からは言われてるんだよ。
今は中国や東南アジアや、南米のほうが景気がいいしね。

しかも少子化で、高齢化だから労働力が少ない。
日本は人口が減っていくし労働力が減るのは明らか。移民を入れないと国力が落ちるのは明らかなのに移民を拒否してると欧米の大手新聞や経済紙にも書かれている。

しかし日本ではガイジンを入れたら治安が悪化する、という人も多く難民の中に武装難民がいるかもしれないという副総理が発言している。だから難民も移民も受け入れたくないと。



でも、外国人をたくさん連れてきたのは、日本の企業や風俗やビジネスや反社会組織だよ。
外国人を安い労働力として一番利用してきたでしょう。
「外国人移民を入れるな」と怒るなら、そうした安い労働力として利用してる日本の企業や組織に怒った方がいいと思う。


日本で外国人が積極的に雇われる場合。
技能研修という奴隷、売春婦、工場での重労働の夜勤、解体現場、介護、コンビニ、ファストフードの深夜シフト、福一の廃炉作業、除染作業など。

移民を入れたくないなら、こういう仕事は日本人がやればいい。



政府もそんなに外国人移民を入れたくないなら、日本人の人口が増えるような政策に変えればいいじゃん。

女性に家事や子育てや介護をおしつけ仕事もして稼げという。保育所不足だし、保育所があっても支払いで給料が飛ぶ。
女性差別やセクハラもパワハラもひどいし、性犯罪にも甘い上、性犯罪被害者をバッシングする。女性差別的な民法も改正しない。戸籍上の非嫡出子などの表記による差別、シングルマザー差別や福祉の削減。
こんな日本では、子供を産みたくない、産みたくても産める状況じゃない女性が多いんだよ。






日本は国連の人権委員会からたくさん勧告されてる。
しかも人身売買の受け入れ大国だと非難されてる。
マネーロンダリングの温床にもなってるといわれている。


こんなんでいいのか???



このごろ海外メディアで報道される日本像。。。

過労死問題、政治スキャンダル(汚職)、右傾化と軍事化、セクハラスキャンダル、女性差別問題や性暴力問題。
もうそれが世界での日本のイメージになっていってるんだよ。


世界で詩織さん事件が報道された。

コロンビアの新聞が今月「日本は性犯罪被害者をバッシングして沈黙させる国」という記事を掲載した。詩織さん事件を始め、被害者の告白が出ていた。
日本は男尊女卑がひどくて、性暴力の被害者の方をみんなでバッシングさせて、他の被害者まで沈黙させてしまう異様な国だと。それについては以前ブログに記事を書いた。

「日本は性暴力の被害者をバッシングし、黙らせる国とコロンビアで報道 」




今度コロンビアに行ったら、コロンビア人からなんて言われるだろう。

人身売買にあってPTSDを抱えた被害者のコロンビア人女性がかわいそうで記事を読んで涙が出た。
日本でひどいめにあって日本が嫌いになっただろう。
日本に到着した当日から怖い人に脅されて売春させられたんだから。
ピンクの桜もグレーに見えただろう。



日本は今も人身売買大国と非難されてる。

そんなことが自分の国で今もおきているとは、ほんとに悲しい。



南米ベネズエラがいま国の危機になってる。
ベネズエラの悲惨な状況をニュースで見て、南米は貧困国だからと思うだろう。
でもベネズエラは違う。リッチな産油国で海外からも出稼ぎや移住者が多かった国だった。

でもチャベスマドゥロ独裁政権になってから凋落した。国民は飢え医薬品もなくなり、報道の自由言論の自由もなくなり、弾圧もおき、400万人が国外に逃げた。

あのベネズエラの凋落ぶりを見ると、日本もひとごとじゃないなと危機感がわいてくる。

でもベネズエラのお金持ちは海外に資産を持ってる。
それにベネズエラ二重国籍や複数パスポートはOK。だからスペイン国籍やパスポートを持っててスペインに逃げた人もいる。
それに大陸だから陸路で周辺国に逃げた人も多い。隣国のコロンビアには60万人ほど逃げた。けどコロンビアは昔ベネズエラ大コロンビア時代に国の一部だったという歴史もありHERMANO(兄弟)とよんでおり、特別ビザを出して受け入れている。
それに同じスペイン語圏だから言葉も同じ、食文化なども似てるので、スペイン語圏に行っても仕事は見つかる。



けど日本はどう?
日本がもし恐慌になったり、原発事故がおきたり、政治が悪化して統制が厳しくなったりして、日本にいられなくなったら?
日本は成人は二重国籍を認めずパスポートの複数所持もできない。だから海外に移住しづらい。
日本は島国で海に囲まれてる。もし海外出国禁止になったら、国に足止めされる。陸路で逃げる事もできない。
それに近隣国と関係も悪い。
日本には日本語しか話せない人が多い。日本語しかできない人が言葉が話せない国で仕事を探すのは大変だろう。
外国人へのヘイトも多いし、外国人差別もしてきた。
難民に対して冷酷な態度をとってきた。
日本人がもし難民化したら誰か助けてくれるのだろうか?