レゲトンやBTS などレトロブームなの?
最近昔クラブやディスコなどで流行った曲の別バージョンや、レトロっぽい曲が増えたような気がしてるんですけど。どうなんでしょうか。
今日はそれをレゲトンやバチャータなどのラテンからK-POPまでカバーしてまとめてみたいと思います。
BTS
BTSの新曲「Dynamiite」がリリースされたのでさっそくミュージックビデオ見たら、曲もダンスも衣装も70年代のディスコっぽいし、ビデオの背景も70S風だと思いました。
しかも背景にDISCOと書いてある。
BTS「Dynamite」
K-POPのBTSは世界で大人気のスター。最近新しいアルバムが次々にリリースされいま3枚が同時に全米ヒットチャート ビルボードのアルバムヒットチャートに入ってるそうで。
この「Dynamite」はミュージックビデオがyoutubeにUPされてから24時間で1億回以上のビュー数があり、youtube史上最高記録だそうです。
曲がディスコっぽいので若い世代だけではなくて、上の年齢の人も楽しめると思います。70年代にディスコに行っていた人達はもう孫のいる人もいる年齢なので、祖父母が孫と一緒に踊れるかも。BTSは20代だからもちろん70年代を知らない世代ですが、70年代を意識した曲やファッションやダンスでこの曲はおもしろいと思います。70年代のディスコブームの発信地はアメリカだったし、アメリカではこの曲は幅広い世代にウケるかと。
ただしこの曲はBTSは16バージョンもリリースしたそうですね。EDMバージョンとかアコースティックバージョンとか。ARMYの方は16のバージョン買われるんでしょうか。
今回の衣装も70年代っぽいのが多いかと。特にVがかけてるサングラスとか、2分以降から出てくるDISCOと書いてある建物前で踊ってる衣装とかは70年代ぽいと思います。
K-POPは世界で人気のトレンドをつかむのがうまいし、BTSは世界中で大人気なので。BTSがディスコ曲っぽい曲をリリースし歌詞にSOULとかFUNKとか70年代ミュージックの言葉もあるので、レトロなディスコ曲もトレンドなのかな?と。
ディスコやディスコミュージックが世界で最盛期だったのは70年代。
映画「サタデーナイトフィーバー」でジョン・トラボルタがディスコ・ミュージックでダンス踊るのが人気となり、日本でもフィーバーという言葉が流行語に。
これが「サタデーナイトフィーバー」でジョン・トラボルタが踊るシーン。
この曲は70年代に流行ってたビージーズの曲です。
BTSは70年代にディスコで流行ってたダンスも取り入れてると思います。たとえばこれ。
ジョン・トラボルタもダンスに使ってたし、昔のダンスにあった手で目の前を流していく踊り方。
これはちょっと違いますが、ジョン・トラボルタが出てる「パルプ・フィクション」で踊るシーンで、このビデオの3分17秒くらいからでてくるシーン。この動画の静止画にもなっている指をVサインにして目の前を横切るところ。
このダンスがBTSが「Dynamite」でやってたダンスですよ。昔のダンス。
これ見てください。
70年代から80年代頭まで米で放送してた人気TV番組ソウルトレイン。日本でもディスコ世代の人達には知られてますが。
このビデオ見たら70年代のディスコミュージックでの踊り方や当時流行ってた服装がわかりやすいと思います。
この曲はアース・ウィンド・アンド・ファイアーというグループの曲で日本でもすごい有名。
アースは例えばこの曲とか知ってる人多いかと思います。
セプテンバー(September)
リアルで70年代や80年代のディスコミュージックで踊ったり踊ってる人を見たいなら、東京の六本木にあるマハラジャの平日にディスコの70年代、80年代、90年代の選曲でイベントやってるのでそれに行ったらいいと思います。6年位前からディスコがリバイバルして、中年の人が多数ディスコにつめかけてるんですよ。横浜はGROOVY。日比谷にもディスコあったんですがつぶれたようです。今はコロナ禍なのでイベントやってるのか知りませんが。
私もそれらのディスコに行ってみたんですが、年代によって当時の踊り方で踊ってるのですごい興味深いです。70年代の(?)音楽で踊ってる人達は一列に並んでみた事がないステップで踊ってました。
私は70年代のディスコはリアルタイムで知らないし、70年代の音楽についてあまり詳しくないので上記は自分が知りうる範囲ですが。
… とここまで語ってきたのに、DYNAMITEはマイケル・ジャクソンのBeat Itとかスリラーへのオマージュだとネットでいわれてるときいてびっくりしました。公式が言ったのではなくて、ファン達が書いてることだそうですが。
マイケル・ジャクソンのBEAT ITやスリラーのダンスと比較してダンスの一部でこの部分がシンクロしてるとかネットに書いてあるの見ましたが、確かにそこの部分は似てた。
えー、ジャクソンズの頃ではなくて80年代の全盛期の頃のマイケル。。。?
ソロになってからのデビューアルバムの「Off The Wall」の頃なら理解できるけど。これがマイケル・ジャクソンがソロになった時の曲(1979年)でSoul Trainで踊る人達の動画
80年代の全盛期のマイケル・ジャクソンの時代はもうマドンナやワムとかDURAN DURANなどの時代でミュージックビデオで曲を世界にPRしてたし。80年代の頭は70年代のディスコの曲の影響あるけど、81年や82年はもうディスコはまったく違う曲調の音楽に変わりましたからね。下で紹介してる「君の瞳に恋してる」が1982年だし、ハイエナジー時代へ。ダンスも70年代とは違うし。ファッションも80年に入ったら70年とは全然変わったんで。あの特徴的な80年代ファッションだし。
BTSファンの知り合いによるとBTSはいろんな音楽やダンスを取り入れてるし彼ら自身が70年代や80年代のスターをリスペクトしてるので時代が幅広く入ってるんだろうということでした。
<追記>
この曲はビルボード1位になり(韓国から初)ました。親にミュージックビデオ見せたら服も音楽も70年代風で懐かしいと言ってて、やっぱあの世代にもウケる曲なんだなと思いました。私もこの曲だんだんくせになってきて、結構きいちゃいますね。
私はラテン界でラテンはセクシーだし自分もセクシーな曲が好きなんですが、BTSはあんまセクシーなイメージがなかったんです。けどこの曲のダンスやミュージックビデオはセクシーな感じがします。
ブルーノ・マーズ
ちなみに日本でも大人気で数年前に日本で来日コンサートのチケットが10万円で話題になったブルーノ・マーズ。Bruno Marsはプエルトリコ系の人ですが(お父さんがプエルトリコ系)ラテンの血も入ってるしスペイン語も話せます。
ブルーノ・マーズの曲で世界でも日本でもめっちゃ流行ったこの「UPTOWN FUNK」という曲。これも70年代ディスコ曲っぽいです。だからあの年代の人達がこの曲が気に入って上記の東京のディスコなどで踊ってました。これは昔の曲じゃなくて2014年の曲です。
でもブルーノ・マーズって若い人達にすごい人気じゃないですか。日本でもコンサートに若い世代が多かったし。
この曲もすごい人気あったので、こういう昔のディスコっぽい曲でも若い世代にうけるんだなと思いました。
Daddy Yankee(ダディ・ヤンキー)
ラテンではレゲトンのダディ・ヤンキー(Daddy Yankee)が去年世界で大ヒットさせたこの曲は90年代のレゲエの流行曲のレゲトンバージョンです。
Youtube史上最高のビュー数の動画はラテンのレゲトンの「DESPACITO (デスパシート)」なんです。その「デスパシート」でラップ部分で歌ってるのがダディ・ヤンキー。日本の車のCMソングになった「DURA」や、レゲトンを世界でブレイクさせた2004年の「ガソリーナ」も彼の曲。
で、「Con Calma」の元歌がこのSNOWの「Informer」。1992年の曲で、日本でもめっちゃ流行りました。
このSNOWは「Con Calma」でもダディ・ヤンキーと一緒に歌ってます。ダディのコンサートにも出演して一緒に歌いました。
CHESKA、PITBULL
前回書いたCHESCAとPITBULLのレゲトン「Te Quiero Baby」は、元歌は1967年の「I Can't My Eyes Off You」。1982年にディスコバージョンが同じ名前で大ヒットし、日本では邦題で「君の瞳に恋してる」で、日本人歌手が日本バージョンも歌った事は紹介しました。
これが今月リリースされたChescaとPitbullのレゲトンバージョン。
こちらがオリジナル。1967年
こちらが1982年リリースのディスコバージョン。「君の瞳に恋してる」。私はこちらを知ってました。
またCHESCAは別のPITBULLと歌った曲も、90年代のヒット曲のレゲトンバージョンです。
こちらがそのレゲトンバージョン
こちらは元歌。
90年代のダンスホールレゲエの曲です。日本でも流行りました。この曲がすでにレトロっぽい。
CHESCAとPITBULLのこの曲についてはこちらの記事で解説と歌詞和訳してますので見てください。
Leslie Grace (バチャータ)
バチャータも出しますかね。
ちょっと前の曲になっちゃうんですが。2013年のこの曲。
ドミニカ系アメリカ人のLESLIE GRACE。最近はレゲトンなどアーバンが多くなりましたが、バチャータも歌います。
この曲の元歌は1963年のロネッツの曲。日本でも当時流行りました。
彼女は「Will You Still Love Me Tomorrow」という曲も歌っていて(2012年)、元歌が1960年。
Leslie Graceは最近はレゲトンが多くなりました。
K-POPのSUPER JUNIORとのコラボ曲もリリース。
この曲の解説と歌詞和訳はこちらにしました。
https://diafelizlatin.com/blog-entry-1251.html
Te Quiero Baby (I Love You Baby) ,Chesca ft. Pitbull 歌詞和訳
今月リリースされたばかりのChescaとPITBULLの「Te Quiero Baby」。
「あれ、これ聴いた事があるメロディだ」と思った方もいるでしょう。
オリジナルは1967年代に「Can't Take My Eyes Off You」です。80年代にはディスコミュージックのバージョンの「君の瞳に恋してる」が日本でも大ヒット。今回はそれのレゲトンバージョンです。
「Te Quiero Baby (I Love You Baby) 」Cheska ft. Pitbull, Frankie Valli
リリース前からyoutubeのビュー数があがり、ビルボード全米ヒットチャートなどに入っています。
日本でも大人気のレゲトン歌手のピットブルとプエルトリコ人女性歌手のCHESCA。
ラテンのレゲトンバージョンになるとオリジナルと違って一挙にセクシーになりますね~。
私は結構この曲好きなので購入します。
たんにオリジナルをレゲトンバージョンにしただけじゃなくて、曲もビデオもレゲトンに変わってるし途中でラップが入りますよ。次から解説していきます。歌詞の和訳もあります。
オリジナルのバージョン
この曲のオリジナルは1967年にリリースされて年間ランクに入るほどヒットしたこの曲。
「Can't Take My Eyes Off You」 Frankie Valli
スローテンポの曲。
でも私はこちらのバージョンの方がおなじみです。
1982年にリリースされたこちらのディスコミュージックバージョン。邦題は「君の瞳に恋してる」で80年代前半の日本のディスコでよくかかってました(マハラジャの時代より前。1982年~85年位で、サーファーディスコ時代)。
邦題は「君の瞳に恋してる」で日本でも日本語カバーを歌う歌手がいたりCMソングになったほどヒット。
「Can't Take My Eyes Off You」 Boys Town Gang
80年代のディスコではI love you baby の サビにくるまえの間奏に ”パーラ、パーラ、パーラ、パッパッパッ” と合いの手をいれてました。
ここ5年ほどディスコがまたリバイバルしていて中年が多数東京のマハラジャなどのディスコの70年代から90年代の懐かしいディスコ曲イベントに集結してるので、そのかけ声で踊ってるのが見れます。
アーティスト
Chescaはプエルトリコ人の歌手。プエルトリコはキューバの隣のカリブの島でいまは米領。音楽一家に育ち、4歳から母親がディスコ音楽のダンスなどを教えたそうです。一番影響を受けたアーティストはマイケル・ジャクソンとジャネット・ジャクソンだそう。子供の時から父親のバンドでステージで歌いました。そしてなんと11歳の時にSONY MUSICからデビューの話がきました。ところがボート事故にあって負傷しケガと心の傷から立ち直るのに時間がかかった。アメリカに移住して今は米在住。最近レゲトン中心にヒット曲をどんどん出しています。
PITBULL(ピットブル)はキューバ系米人。日本にも2回来日公演していて(サマソニと単独のコンサート)、日本ではエロ番長と言われて人気。彼の曲はクラブでよくかかります。
ピットブルで流行ったのはたとえばこの曲。
https://diafelizlatin.com/blog-entry-436.html
2人が一緒に曲をリリースするのは2回目です。
曲の解説
曲の歌詞はスペイン語。タイトルはスペイン語と英語のミックス。
「Te Quiero Baby」のTe Quieroはスペイン語。意味は「君が好きだよ」です。「愛してる」はTe amoなのですが、Te quieroは恋人間でも使うし仲がよい友達同士でも使えます。
Babyは英語でベイビー。
そのあとの副題は英語で 「I Love You Baby」です。これはさっきのスペイン語のタイトルの英訳。オリジナルのタイトルとは違いますが、歌詞の一部です。
ミュージックビデオの冒頭に、女の子とお父さんが見てるTVの画面にオリジナルのFrankie Valliのビデオがでてきます。そのあとにFrankie Valliのオリジナルバージョンの歌がかかります。
お父さんが娘に「この曲はパパがママと知り合った時に有名だった曲なんだよ」と言い、プレゼントの箱を娘に渡します。その箱の中にはマイクロフォンが入ってという。
そのマイクが昔の形ですよね。そのマイクがChescaが歌うシーンで使ってます。
Chescaも子供の頃からお父さんのバンドでヴォーカルをしてステージに出ていたし、母親は古いディスコ曲のダンスを彼女に教えたので。子供の頃からの夢をかなえて歌手になってる自分の人生を重ねあわせてるのかもしれません。
Frankie Valliのオリジナルバージョンが1967年にリリースされたので設定が60年代なのか、Chescaのメイクとファッションが60年代風です。60年代そのものではないんだけど、ボディスーツのプリントが60年代風デザイン。そしてメイクもアイラインが太くて目じりをはねあげる60年代風。
けどボディスーツで露出が多いところも含めてあとはレゲトンですけど。
Pitbullは以前のエロ全開に比べたらかなりおとなしいですね。
やっぱラテンのレゲトンのバージョンになると一挙にセクシーになりますね。声もリズムもダンスもビデオも。
女性が歌ってるし、女性から男性に好きだと言ってる歌なので女の子が踊るレゲトンとしてはいい曲だと思います。
レゲトンは特に昔の曲は歌詞がエッチだったし、最近の曲でもエロい歌詞の曲もけっこうあるんですが。この曲はエロくない。女の子の恋愛の気持ちの歌。だから女性が安心して踊れる曲だと思います。
また、Chescaがスペイン語圏でインタビューに答えた内容がよかったです。スペイン語から和訳します。
「私はボート事故にあい命の危機から生き延びて負傷と心の傷からたちなおった忍耐の人生でした。私がいまこうやって歌手としてここにあるのはすべて女性達のためなんです。女性にすべての事は不可能ではなくて可能なのだということと、女性に ”期限” なんてないことを知ってもらうためにです。」
歌詞の和訳
歌詞はスペイン語で、一部は英語です。
スペイン語と英語の歌詞を両方とも和訳しますね。
歌詞はもうひとつのブログに掲載していますので、次のリンクをクリックしてください。
http://diafeliz.jugem.jp/?eid=81
歌詞の和訳の歌の意味からわかるように、これはロマンチックなレゲトンです。女性の側から男性に好きだといってます。
でもピットブルが歌う、男性から言う部分を見ると、ちょっと茶化したような言い方。
米のビルボードなどはこれは愛し合ってる男女の歌と紹介してたけど私はそう思わないんですよね。
女性は男性が好きで一緒にいたいんだけど、男性のほうは「焦るなよ、まだ本気か遊びかわからないんだし」という感じのような。
でも女性も Te quiero pa'mi って言ってるんですよね…。
pa' はpara のことで、英語だとfor (~のために)です。 para mi で for me (私のため)。
Te quiero はTe amo(I love you)よりは軽い。te quieroは好きな人や恋人のロマンチックな言葉でも使いますけど、友達同士でも使うので。
英語でいうとI really like you と I love youの違いかな。
タイトルにはI love you baby 書いてあるのでI love youから「愛してる」と訳したほうがいいとは思いますが。スペイン語では Te quiero だし、歌詞みたらまだ愛してるという段階ではなさそうなので、「あなたを愛してる」ではなくて「あなたが大好き」という和訳にしました。日本人同士ではあまり「愛してる」は使わないし。
CHESCAとPITBULLのもう一つの曲
「Te Quiero Baby」のオリジナルは1967年の曲で、日本では80年代のディスコバージョンが人気だし、「Te Quiero Baby」はビデオが60年代風と上で話しました。
ピットブルとChescaは前にも一緒に曲をリリースしています。
それがこの
「Subelo (Further Up)」
この曲も聞いたことがあるな… と思う人いると思いますが、この90年代に流行った曲をサンプリングしています。
こちらの曲です。
1994年にジャマイカのダンスホールレゲエのIni Kamoze の「Here Comes The Hotstepper」です。90年代半ばに日本でも流行ってクラブでもかかってました。
ちなみにレゲトンのルーツの一つはジャマイカのダンスホールレゲエです。なので同じリディムもあります。
ラテンのおすすめ曲リスト (おうちからDJ)
ラテンDJの私がおすすめするラテンの曲のプレイリスト。
コロナからの自衛のSTAY HOME中でDJもイベントもいまはできないので、ブログでバーチャルDJします。
以前SNSでどういう音楽のリストがいいかとアンケートとったら1位が「私のおすすめの曲」でした。
なので今回は私のおすすめラテンの曲のリストです。
私がDJでかけるような曲をリストにしてみました。実際にいままでイベントやクラブでかけた曲が多数入ってますよ。私はイベントも主催してますが、こんな曲をかけるDJなのか… とわかるかと思います。
もちろんイベントやクラブでDJやるときはそのクラブやイベントのコンセプトに合わせて変えるしこれ以外のジャンルもかけますけどね。
自分がDJでかけるジャンルはスペイン語のラテンの音楽で、サルサ、レゲトン、バチャータ、メレンゲ、ラテントラップ、クンビア、バジェナート、ラテンダンスミュージック、ラテンポップス、ラテンハウスなどです。
普通のサルサ界のDJはサルサとバチャータとメレンゲしかかけない人が大半だと思いますが。私は自分のイベントではいろいろかけます。
でも今回のリストのジャンルはその一部。
自分がプライベートで聴いてる曲がたくさん入ってますよ。
どっちかというとセクシー系の曲が好きですね 笑。
ジャンルごとにわけたので、サルサが嫌いな人はレゲトンなどの別ジャンルに飛んでください。今回はサルサがめっちゃ多いのでサルサを最後にしますね。各曲に解説もつけました。
おうちDJ。
じゃ楽しんで踊ってください!
レゲトン Reggaeton
「Traicionera」Sebastian Yatra ft. Consculluela , Cali y El Dandee
コロンビア人の歌手 Sebastian Yatra。オリジナルはレゲトンじゃないです。これはレゲトンでしかもリミックスバージョン。
この曲について以前解説した記事はこちら
https://diafelizlatin.com/blog-entry-1065.html
「Mia」Bad Bunny ft. Drake
いま世界中で大人気のラテントラップとレゲトンの歌手Bad Bunny。日本でも知られてますよね。
アメリカでいつもヒットチャート上位にいる米人の大人気歌手Drakeがfeaturingしてるレゲトン。
この曲について以前解説して歌詞和訳した記事はこちら
https://diafelizlatin.com/blog-entry-1284.html
「Solo Mia」 Yandel ft. Maluma
レゲトンの大御所Wisin Y YandelのYandelと、イケメンで世界中の女性に大人気のコロンビア人レゲトン歌手Malumaがfeaturing。ロマンチックなレゲトンです。
この曲について以前解説した記事はこちら
https://diafelizlatin.com/blog-entry-1165.html
「Oye Mi Canto」N.O.R.E ft. Daddy Yankee, Nina Sky
これはレゲトンのクラシック。レゲトンが世界でブレイクした2004年の曲です。昔めっちゃクラブでかかってました。私はいまでも大好きな曲です。「ガソリーナ」を歌ってた頃の若いダディ・ヤンキーも出てる。N.O.R.Eは米人です。
「Lunes a Jueves」 Leslie Grace, Farina
ドミニカ系米人のLeslie Graceはバチャータやポップスなどの歌手ですが、最近はレゲトンも歌います。FARINAはコロンビア人のラッパーでラップがうまい。レゲトンはマチスモな世界だったんだけど(男性社会)、このレゲトンの曲は強い女性の歌で私は好きです。
「Rompe」Daddy Yankee
レゲトンのクラシック。「ガソリーナ」が流行ってた頃の2005年リリースで。あの時代にクラブでかかりまくってた曲です。これが流れると身体が動く。やっぱレゲトンはクラシックのこういう曲がいいですね。ダディは最近世界で流行りすぎて、正統派のレゲトンをあまり歌わなくなったので。
レゲトン&チョケ reggaeton y choke
「Fresa」 ChocQuibTown
これはまだリリースされたばかりの新曲です。
コロンビアのグループのChocQuibTownは、コロンビアで一番黒人率が高くて貧しいチョコ県の出身。アフロ系コロンビア人をほこりにしてて、アフロなコロンビアのサウンドをよく使ってます。これはレゲトンとアフロコロンビアのサウンドやコロンビアのチョケが混じったもの。
このグループについて以前解説した記事はこちら
https://diafelizlatin.com/blog-entry-1132.html
チョケ Choke
コロンビアの太平洋岸とカリで人気のストリートダンスと音楽のチョケ。私が住んでたコロンビアのカリ市で大人気のジャンルです。
ラテントラップ Trap Latino
ラテントラップは簡単にいうとスペイン語のヒップホップです。レゲトン歌手が歌う事が多いんだけど、ここ何年かのラテン界ではレゲトンよりラテントラップの方が人気です。
「Vitamina」 Maluma ft. Arcangel
この曲は私は大大好きでプライベートでよくきいてます。でもダンサブルじゃないのでクラブでなかなかかけられないのが残念。個人的にはこの曲で踊りたいんですけど。
Malumaはコロンビアのメデジン出身で世界で今大人気のレゲトン歌手。これは彼の故郷のメデジンで撮ったビデオ。一緒に歌ってるレゲトン歌手のArcangel(背が低い方の人)は私が一番好きなレゲトン歌手です。ライブに行ったけど、喋る言葉がすべてラップになる人。
「Ahora Me Llama」Karol G , Bad Bunny
今世界で大人気のラテントラップとレゲトン歌手のBad Bunnyと、コロンビア人の女性レゲトン歌手のKarol Gの曲。
メレンゲ & EDM (merengue, EDM)
「Bailar」Elvis Crespo, Deorro
Elvis Crespoはドミニカ人の有名なメレンゲ歌手で、DeorroはEDMの世界的なDJです。歌いだしはメレンゲなんだけど、途中からEDMになる。めっちゃ踊れる曲。
メレンゲ Merengue
私がいるラテンのサルサ界では、大半のDJやイベントやクラブではサルサとメレンゲとバチャータしかかけません。メレンゲはたくさん曲があるんですが他のDJさんが紹介するかと思い、私は今回は1曲だけにしました。
「Latinos」 Proyecto Uno
これをかけるとラティーノ(ラテンアメリカ人)がめっちゃ盛り上がる曲。ラテンアメリカのスペイン語圏の国名が次々と出てきます。本当はこの曲はメレンハウスというジャンル。
この曲について昔解説した記事はこちら
https://diafelizlatin.com/blog-entry-149.html
バジェナート & レゲトン (Vallenato, Reggaeton)
コロンビアの伝統的な音楽にバジェナートというジャンルがあります。アコーディオンの音が特徴。バジェナートの歌手Calros Vivesがコロンビア人の人気ポップス歌手とコラボした2曲を紹介します。ベースはバジェナートなんですが、レゲトンのリズムが入ったアーバンな感じになってます。
「La Bicicleta」Calros Vives ft. Shakira
コロンビア人のバジェナートの歌手のCalros Vivesとコロンビア人の世界で大人気のポップス歌手シャキーラ。コロンビアの沿岸部で撮影したビデオです。Bicicletaは自転車。
この曲について以前解説した記事はこちら
https://diafelizlatin.com/blog-entry-1043.html
「Roberte Un Beso」 Calros Vives, Sebastian Yatra
上のカルロス・ヴィヴェスと一緒に歌ってるのはレゲトンでも紹介したコロンビア人のSebastian Yatra。
バチャータ Bachata
私がいるサルサ界ではサルサの次に定番なのがメレンゲとバチャータ。バチャータはドミニカ共和国発祥です。
なかでも私はセクシーなロメオ・サントスが好きなんで、ロメオの曲を紹介します。バチャータが流行ってないラテンアメリカの国でも彼は人気があります。ロメオの曲の特徴はとにかく、ドロドロ。不倫、略奪愛、相手が気がないのにストーカー的とか。
「Odio」Romeo Santos ft. Drake
アメリカのヒットチャートでいつも年間上位にいるDRAKEがなんとスペイン語でバチャータを歌ってるという。この曲はセクシーで大好きな曲です。
「Imitadora」Romeo Santos
これは比較的新しい曲。ビデオがセクシー。ビデオに出てる女性はコロンビア人のモデルでTVの司会もやってるJessica Cedielです。昔はもっときれいだったんですが何年か前に顔が変わりました。そしたら美容整形に失敗して死にそうになったと告白してました。(このビデオは整形失敗後)
この曲について以前解説した記事はこちら
https://diafelizlatin.com/blog-entry-1150.html
「Propuesta Indecente」Romeo Santos
最初からいきなりアルゼンチンタンゴのバンドネオンの音で始まるかっこいい曲。このビデオはアルゼンチンのブエノスアイレスの名所があちこちでてきます。映画みたいでおしゃれ。
この曲について以前解説した記事はこちら
https://diafelizlatin.com/blog-entry-961.html
ラテンハウス Latin House
ラテンハウス。サルサ界でラテンハウスをかける人はほとんどいないと思いますが。私はイベントによってはかけます。もともとラテンよりハウスのクラバーだったので。
「La India con Lavoe」La India, Hector Lavoe, Masters At Work
この曲はサルサのレジェンドの故Hector Lavoeの曲「Mi Gente」がベース。それにサルサ界のディーバのLa Indiaが歌ってます。La Indiaはサルサ歌手ですが、ハウスの歌手でもあります。La IndiaはハウスのMasters At Workと何曲かリリースしていてこの曲もそうです。Masters At Workのルイ・ヴェガが、サルサのレジェンド(上記)のHector Lavoeの甥なんです。
ラテンハウス & サルサ Salsa y Latin House
「Indestructible remix」 Ray Barretto (Hammock House)
この曲はHammock Houseというラテンハウスのアルバムを買ったら入ってた曲です。サルサの曲をリミックスしたものですごいかっこいいです。めっちゃお気に入りで私はときどきDJでかけます。踊るならサルサで踊りますね。
サルサトン Salsaton
" Soñe Contigo" Anddy Caicedo
コロンビアを代表するサルサグループ、Orquesta GuayacanのヴォーカルだったAnddy。コロンビアで結構かかってた。
サルサ SALSA
ここからサルサです。
私はロマンチック・サルサが好きなんでロマンチックサルサが中心です。大半がプエルトリコの歌手です。自分が好きなアーティストが中心。 特に好きなのは、Tony Vega, Orquesta Mulenze, Roberto Rorena, Sonora Ponceña, WIlly Rosario など。
キューバンサルサは2曲しか入ってないですね。キューバンサルサのイベントだと全部キューバンもかけれますが。
ロマンチック・サルサだけのイベントをいつかやりたいなと思ってるんですけどね。
私がよくDJでかけるし、プライベートでも聴く好きな曲ばかり。こういう系が好きなんだなってわかる 笑。
サルサは多いのでほとんど解説つけずに並べますね。
この曲は昔流行った洋楽のワムのケアレス・ウィスパーのサルサバージョンです。かっこいいですよ。
この人はGROPO NICHEのヴォーカルだったんだけど、ソロになった。正直NICHEにこの人がいた頃はNICHEはうまくなかった(この人がヴォーカルだった時にライブ2回行ったけど)。
Grupo Nicheの新曲
以上です。
楽しめたでしょうか?
コロナが終息したらまたイベント再開するので、私のDJで踊りにきてくださいね。
元気が出るラテンの曲のリスト
コロナ対策の自衛でStay Home中です。
DJもイベントもできないので、家からみなさんにおすすめの曲を発信しますね。
おうちでクラブ!
なんと全部で48曲。
ジャンルはスペイン語のラテンの曲。このブログでとりあげてて、私がDJでもかけるジャンルです。
サルサ、レゲトン、メレンゲ、バチャータ、ラテントラップ、ラテンポップス、ラテンダンスミュージック、クンビア、バジェナート、チョケなど。
サルサ愛好者は「なんでこんなにジャンル多いの?」と思うかもしれません。サルサバーやイベントではサルサとメレンゲとバチャータだけの事が多いので。私もそういう場所ではその3つ中心をかけます。けど私は南米人ばかりの南米ラテンディスコや米軍基地そばのラテンクラブでDJやってたしラテンのいろんな音楽好きだから守備ジャンルは広いです。自分が主催のイベントだとラテンのいろんなジャンルをかける事も結構あります。
先日SNSで おすすめのラテン音楽のリスト作るのでリストのコンセプトは何がいいですか? とアンケートとったところ、
1位が(この時期に関係なく)私のおすすめの曲
2位が 元気が出る曲でした。
ちなみに他の選択肢は、癒される曲とエクササイズに使える曲でした。
1位が半数くらい。2位が4分の1得票。
いまおすすめの曲リストを作ってますが、先に元気が出る曲のリストができたので今日はこれをUPします。
歌詞が元気が出る内容、またはメロディが元気に踊れるダンサブルなものというポイントで選んでみました。どろどろした曲が多いバチャータは入れませんでした 笑。
今回のリストには昔流行ったなつかしい曲や東京のサルサバーやイベントでヘビロテだった曲が何割か入ってます。ききながらサルサを始めた2000年半ば頃の思い出がよみがえってきました。このブログを始めたのが2006年なのでその頃です。もちろん新しい曲もありますが。
ばらばらにMIXしたリストではなくて、ジャンルごとに分類したうえで1曲1曲ミニ解説しました。
最初サルサから始まってるのでサルサが苦手な人は他のジャンルに飛んで下さい。レゲトンとかダンス系が好きな人は下の方にありますよ。
では楽しんでください!
サルサ
「Yo Viviré」Celia Cruz
このメロディ知ってますよね? 英語の曲の「I will survive」のスペイン語&サルサバージョンです。I will surviveの歌手グロリア・ゲイナーは自分の曲に合わせてコロナ対策の手洗いの動画をUPして話題になってたし、今の時期にぴったりかなと思いました。原曲もいいですが、このサルサバージョンもかっこいいですよ。サルサのディーバ、セリア・クルース(キューバ人)。
「Yo Tengo Fe 」 Willy Garcia
コロンビア人で、コロンビアのサルサの大御所のグループGrupo Nicheの元メンバー、その後ソロに。ゲリラや貧困やバイオレンスで大変だった太平洋側のブエナアヴェントゥーラ市の人達に向けての応援歌です。彼もその市の出身。
Willyは先月これをコロンビアのコロナの寄付集めのチャリティで歌ってました。
サビの歌詞が泣けるので和訳します。
Yo tengo fe 私は信じてる
todo cambiara すべてが変わると
Mi pueblo no llores más みんなもう泣かないで
llegara la paz 平和はきっとおとずれるよ
mi puebloは民衆という意味。自分が住んでる地域コミュニティの人や国民などに使います。歌詞ではブエナアヴェントゥーラ出身のwillyがその市民に向けてのメッセージですが、コロナのチャリティで歌ったときは国民みなに向けてのメッセージでした。
また、制限がかかっていてyoutubeのリンクに飛ばないと見れないのですが、オフィシャルのビデオはブエナアヴェントゥーラと市民の人々の映像がいいのでおすすめです。こちら
「Locos Por Mi Habana」 Manolito Simonet y Su Trabuco
キューバンサルサ。このリストのあとのほうで紹介してるプエルトリコ人のAndy Montañezが歌う「En Mi Puertorro」のキューバのバージョン。Manolitoはキューバのサルサの有名なアーティストです。
「Yo Vengo de Cuba」 Fredy Clan
キューバンサルサのルエダ(輪になって踊る)の定番曲ですね。ビデオでルエダ踊ってますがビデオもかっこいいです。
「Salsa」 Yuri Buenaventura
コロンビア人の歌手Yuriはコロンビアの太平洋側のブエナアベントゥーラの出身。この曲はフランス映画「サルサ」のサントラ。
「Asi es que Se Baila en Cali 」 Willy Garcia
コロンビアのカリ市ではこういう風に踊る、というタイトル。
カリ市はサルサの都市といわれサルサが非常に盛んなんです。カリではサルサをこういうふうに踊るよという曲。カリ市の風景やカリのサルサのダンサー達がでてきます。
「Micaela」 Sonora Carruseles
サルサバーの定番の曲ですね。盛り上がるやつ。コロンビアのサルサです。このグループはブーガルーもよく歌ってます。
「La Salsa La Traigo Yo 」 Sonora Carruseles
これもまた同じコロンビアのサルサのグループ。このグループはライブ行った事あるけど演奏がうまい。このビデオはサルサのダンス見るのが楽しいです。コロンビアのダンサー達。私が昔からお気に入りのビデオ。
この曲について昔解説した記事はこちら
https://diafelizlatin.com/blog-entry-312.html
「Oiga Mire Vea」 Orquestra Guayacan
コロンビアのカリ市の年末のサルサのカーニバルの曲として定番で、カリ市では12月にしかかかりません。日本のサルサバーやイベントでは通年通してよくかかる曲。カリ市がサルサの都市としてどんなにすばらしいかという賛歌。コロンビアの有名サルサグループGuayacan。
「I Love Salsa」 N'Klabe
これもなつかしい。当時はこのN'Klabeのメンバーは若かった(サルサ界は中高年が多いけどこの人たちは少年だった)。自分の世代にはレゲトンが人気だけど、俺達にはやっぱサルサだねという曲。
「Usted Abuso」 Marlon ft. La India
サルサ界のディーバのLa Indiaがfeaturingしてます。
「Vivir Mi Vida」 Marc Anthony
この曲は歌詞がすごくいいです。2013年にラテンアメリカで大ヒットしました。歌詞は以前和訳したのでリンクを見て下さい。
https://diafelizlatin.com/blog-entry-947.html
人生は一回しかないんだから自分の人生を楽しもうという曲です。
「El Preso」 Fruko & Sus Tesos
コロンビアの有名歌手のFruko。これは典型的なオーソドックスなコロンビアサルサ。サルサバーでも定番ですね。強くて速いリズムです。
「Tanto La Queria」 Andy & Lucas
めっちゃなつかしい。サルサ始めた頃にサルサバーでよくかかってました。もうかからないけど。
「Sonido Bestial」 Richie Ray & Bobby Cruz
サルサのダンサーのショーでも使われる曲。プエルトリコ系のニューヨーカー(NYの人)。これはスピードが速いのでカリ市のダンサーがよく踊りますよ。
カリ市だとこんな感じで踊ってます。
「Goza La Vida」 Mauricio Cachana
コロンビアのサルサの大御所Grupo NicheとOrquesta Guayacanの元シンガー。この曲のビデオはコロンビアのカリ市で撮影したものです。
「Tiene Tumbao」 Javier Vasquez
コロンビアのサルサの大御所Grupo Nicheの元メンバー。いまはソロ。コロンビア人
この曲はコロンビアのカリ市への賛歌。ビデオはカリ市で撮影。
「Son 45」 Ismael Miranda
「Aguanile」Hector Lavoe
Hecrorはサルサ界のレジェンド。その人生は映画化もされました。日本のサルサバーでもかかりますね。ちなみにハウスで有名なMasters At Workのルイ・ヴェガのおじさんです。
この曲は非常に速くて、コロンビアのカリ市だとこういう風にダンサーは踊ります。(1分30秒位から)
「Nueva York」 Alex Wilson
この人はちょっと異色でイギリス生まれのピアニストで作曲家。もともとはジャズなのでジャズっぽいサルサが多い。
サルサトン
「Mi libertad」 Jerry Rivera ft. Voltio
めっちゃなつかしい。昔よくかかってましたね。voltioがレゲトン歌手のラッパーです。次の曲もそう。
「En Mi Puertorro 」 Andy Montañez ft. Voltio
Andy Montañezは年配のサルサの有名歌手なのですが、レゲトンが2004年位に世界で大ブレイクしたら、自国のプエルトリコのレゲトン歌手達とさっそくコラボしてサルサにレゲトンをとりいれたサルサトンのアルバムをリリースしました。そのうちの1曲。上の曲でも歌ってるレゲトンのvoltioと。
2006年にこの曲について書いてました。
https://diafelizlatin.com/blog-entry-29.html
「Dejala Que Baile」 Charlie Cruz
Chalie Cruzはアメリカ在住のプエルトリコ移民。レゲトンとか他のジャンルの歌手達とコラボしたサルサをリリースしてます。これもサルサにレゲトンが入ったサルサトン
レゲトン
いま世界中で大人気のレゲトン。
ラテングラミー、グラミー賞、全米ヒットチャートビルボード、Youtube年間ランキングほとんどレゲトン、Spotify年間ランキングほとんどレゲトン。
レゲトンの勢いほんとにすごいですね。私のブログもサルサよりもレゲトンファンが増えてるような気がします。
スペイン語のラップですが、ダンスホールレゲエとヒップホップとラテンの伝統音楽などがMIXして80年代にできた音楽です。
「Con Calma」 Daddy Yankee
90年代にSnowが歌って大ヒットした曲をレゲトンに。Con Calmaは去年世界中で大ヒットしました。日本でも有名ですよね。これはエクササイズにぴったり。
「Lo Que Paso Paso」 Daddy Yankee
レゲトンを完成させたレゲトン界のキング、Daddy Yankee。「ガソリーナ」が世界で大ブレイクし、その頃に出したこの曲も大ヒット。2000年代の半ばはよくクラブでかかってました。レゲトンはこのクラシックの時代がかっこいい。
「Pam Pam」 Wisin y Yandel
同じくこれもレゲトンクラシックの大ヒット曲です。Daddyと並ぶレゲトン界の大御所Wisin Y Yandelの曲。彼らは今はソロでも活動。
この曲について昔解説した記事がこちら。
https://diafelizlatin.com/blog-entry-316.html
「Candy」 Plan B
Plan Bの曲はエロくてノーテンキな曲が多いです。これもエロい。
「El Taxi」 Osmani Garcia ft. Pitbull , Sensato
やっぱ明るい曲といえばピットブル。Osmaniはキューバ人。Pitbullもキューバ系米人。この曲はラテンアメリカで大人気でした。私も何年か前にこの曲かけてました。ビデオには、キューバのハバナのココタクシーやアメ車のクラシックカーのタクシーが出てきます。これほんとにハバナで撮影したんだろうか?
「Nota de Amor」 Calros Vives ft. Wisin, Daddy Yankee
コロンビア人のバジェナート歌手Calros Vivesがレゲトンの大御所Daddy YankeeとWisinとコラボ。ベースはコロンビアの伝統音楽のバジェナートなんだけど、レゲトンのリズムが入った楽しい曲です。レゲトンが嫌いな人もこれはきけると思う。この曲は私はDJでよくかけます。
メレンゲ
ドミニカ共和国発祥の2拍子で楽しい曲が多い。
「El Tiburon」 Proyecto Uno
六本木のラテンのクラブではProyecto Unoの曲がよくかかります。彼らの代表曲はほとんど90年代に流行ったメレンハウスというメレンゲにハウスなど別ジャンルを入れたダンス曲。この曲は南米コロンビアではメレンゲにカテゴライズしてなかったですよ。
「Dilema」 Papi Sanchez
この曲は普通のクラブでかかってましたよね。彼はラッパーなんでラテンファンじゃなくても踊りやすい。
「La Dueña del Swing」 Los Hermanos Rosario
これは日本のサルサバーやイベントの定番曲なのでメレンゲ踊る人は知ってるはず。
エレクトロニック・メレンゲ
「Pasarela」 Daddy Yankee
レゲトンのダディ・ヤンキーが歌うメレンゲ。メレンゲなんだけどレゲトンのリズムが入っている。
「Bla Bla Bla」 Chino y Nacho, Potro Alvarez
ベネズエラ人のChino Y Nachoは今はそれぞれソロに。Alvarezはベネズエラ人で野球選手だったがレゲトン歌手に転向した。
「Azukita」 Elvis Crespo , Daddy Yankee, Play N'Skillz, Steve Aoki
ドミニカ人でメレンゲの有名歌手Elvis Crespo。それにレゲトンのDaddy Yankee、ラティーノ系のアメリカ人でプロデューサーPlay N'Skillz。EDMの世界的に有名なDJスティーブ・青木がコラボ。
オフィシャルビデオは別なんだけど、このブラジル人の「踊ってみた」動画が好きなのでこちらをUP
これはベースはメレンゲで、レゲトンやEDMが入ったダンスミュージックです。日本ではウルトラなどのフェスでスティーブ青木がかけたり、EDM系のクラブでよくかかります。
この曲について解説したのはこちらの記事
https://diafelizlatin.com/blog-entry-1257.html
「Pica」 Elvis Crespo , Deorro
こちらもメレンゲのElvis Crespoに世界的に有名なEDMのDJであるDeorroがコラボ。EDM好きも踊れる曲。
チョケ
コロンビアの太平洋岸で生まれカリ市で大人気のストリート系クラブミュージック。サルサにコロンビア伝統音楽やラップなどをミックスしてできた。コロンビアの若者に人気。
「Ras Tas Tas」 Cali Flow Latino
前のW杯の時にコロンビア代表がゴールするとこの曲で踊ってた。それで世界で人気になった曲。
「El Semaforo」 3D Corazones
何年か前にコロンビアのカリ市で流行ったチョケの曲。カリ市では有名なグループで私の友達の友達。
ラテンダンスミュージック
ラテン系のダンスミュージック。スペイン語圏。
「Danza Kuduro」 Don Omar
ラテンダンスミュージックといえばこれだろっていう鉄板。2013年に世界で大ヒットしたダンサ・クドゥーロ。日本でも大ヒット。このブログのビュー数でも依然として人気。日本で爆発的に流行ったラテンの曲としてはこれが最初では。「ガソリーナ」も流行ったけど。その後「デスパシート」の歴史的大ヒットがくるわけですが。
ポルトガル語とスペイン語の曲。レゲトンの大御所ドン・オマールが今までのスタイルを破壊してだしたポップな曲。
この曲については2013年にいくつも記事を書いてます。解説はこのリンクを見て下さい。
https://diafelizlatin.com//blog-entry-835.html
「Bon Bon」 Pitbull
ラテンの楽しいダンスミュージックといえばピットブル。日本にも2回来日したエロ番長。この曲もエロい。
歌詞などのこの曲の解説は以前このリンクでしてあります。
https://diafelizlatin.com/blog-entry-869.html
「Bailando」 Enrique Iglesias ft. Gente de Zona
スペインの歌手で日本でも大人気のエンリケ・イグレシアス。お父さんは昔日本で人気だったフリオ・イグレシアス。この曲も何年か前に流行った。Gente de Zonaはキューバ人のラッパー(クバトン)。
この曲について解説したのはこちらの記事。
https://diafelizlatin.com/blog-entry-986.html
「Follow the Leader」 Wisin y Yandel ft. Jennifer Lopez
レゲトンの大御所Wisin y Yandelの曲にジェニファー・ロペスがコラボ。ビデオもかっこいい。
この曲についての解説はこちら
https://diafelizlatin.com/blog-entry-824.html
「Adrenalina」 Wisin ft. Jennifer Lopez, Ricky Martin
上と同じくレゲトンのWisin (Wisin y Yandelの片方がソロに)とジェニファー・ロペス、日本でも人気のリッキー・マーティンがコラボ。サビの部分で飛んではねて楽しく踊れます。
「Mi Gente」 J Balvin ft. Willy William, Steve Aoki
世界的に大人気のコロンビア人のレゲトン歌手のJ BALVIN。彼がレゲトンとはちょっと違うタイプの曲を出した。それをEDMのスティーブ青木がEDMリミックス。踊れる。
Mi Genteについての解説はこちら。
https://diafelizlatin.com/blog-entry-1144.html
ラテントラップ
ラテントラップはスペイン語のヒップホップにデジタル音が入った新しいジャンルです。2010年の半ば位から世界的人気になりました。いま世界のヒットチャートのトップランクに入る人気のOzuna、Maluma、Bad Bunny,。そしてAnuel AAやArcangelはレゲトン歌手ですがラテントラップで人気です。
ラテントラップはレゲトンと違ってまったりして家で静かに聴くのにいいのですが。そのなかでも元気が出る曲をチョイスしました。
「I like it 」 Cardi B, Bad Bunny, J Balvin
これは元歌が50年位前のラテンの名曲。それをラッパーのCardi Bとラテン界のレゲトン歌手でトラップ歌手のBad BunnyとJ Balvinが歌いました。この曲は全米ヒットチャートのトップに。Bad BunnyとJ Balvinは世界で大人気、日本でも人気の歌手です。
この曲についての解説は以前したのでこちらを見て下さい。
https://diafelizlatin.com/blog-entry-1275.html
ラテンポップス
「Hip's Don't Lie」 Shakira
世界で有名で日本でも人気のコロンビア人のシャキーラ。サッカーW杯のテーマ曲を2回歌った。彼女の昔の大ヒット曲。
この曲の解説はこちら。
https://diafelizlatin.com/blog-entry-1045.html
バジェナート
コロンビアの伝統音楽のバジェナート。アコーディオンの音色が特徴。
「Volvi a Nacer」 Calros Vives ft. Maluma
コロンビアのバジェナート歌手Calros Vivesに世界で大人気のレゲトン歌手Malumaがコラボしたバージョン。二人ともコロンビア人。バジェナートは朝きくのにお勧めです。
クンビア
「Porque la Vida es Corta」 Juan Carlos Ensamble
コロンビア人。クンビアはもともとコロンビアの伝統音楽とダンス。コロンビアでは主にコスタ(沿岸部)。クンビアはメキシコやペルーなどの方が人気だと思う。カリ市ではクンビアはかからないが、この曲だけはラジオでかかった。
歌詞の内容をまとめると、
さあフィエスタだ、みんな楽しもう。僕にはクルーザーも豪邸もないけどそんなの関係ないさ、だって僕は健康だし命もあるんだからこれ以上に望む事はない、さあ楽しもうよ、だって人生は短いのだから、
という曲。
以上、元気が出る曲のおすすめリストでした。
元気が出る曲をどんどんリストに追加してたら、期せずしてコロンビア関連の歌が多くなってしまいました。別に国で決めたわけじゃなくて自然とそうなってしまって 笑。私がコロンビアにいたからというのもあるかもしれないですが。
でもラテンのクラブやイベントでよくかかる(もしくは以前かかってた)曲が多いでしょう。
おうちにずっといて身体がなまってると思うので楽しく踊ってくださいね!
おうちでクラブ。
コロンビア人のメイク法
ラテンのファッションやヘアメイクについて書いてほしいというリクエストがきました。今回はリクエストにお応えしてコロンビア人の化粧法について特集します。
他人の写真をブログにUPするのは難しいのでどうやって説明するか悩んだんですが、ユーチューバーの動画を紹介する事にしました。
今回はコロンビア人のメーキャップについて。
コロンビア人にはもともと彫りが深くてまつげと眉が濃い人が多いので、日本人がコロンビア人のメイク法をそのままやるのは難しいかもしれません。私も実際に家でyoutube見ながら試しにやってみたら悲惨な事な結果になったことあります。ご自分の顔立ちにあわせて調整してみて下さい。
私がコロンビアにいた時、コロンビア人は学校は大学生でもすっぴんで、メイクしてる(薄化粧だけど)自分がキャンパスの中で浮いてる気がしました。仕事もすっぴんや薄化粧の人が多いように思います。ばっちり化粧して仕事してる人は美容部員とかキャビンアテンダント(航空)とか。
私の印象ではメキシコ人女性の方がコロンビア人より化粧率が高い。メキシコ人女性には揺れるバスの中でマスカラ塗ってる人もいました。
コロンビアは日本みたいに女性に社会人としてのみだしなみと言って仕事でヒール強制したりメイク強制したりしないからだと思います。しかも学校や仕事も朝7時に始まる所が多いので大都市では5時起きして通勤や通学してるから朝メイクに時間かけてる暇がないし。買い物に行く時もすっぴんの人少なくないと思います。
でもそんなコロンビア人もおでかけになるとめっちゃ気合いを入れます。パーティやクラブに行く場合は美容院やネイルサロンに行き、何時間もかけておめかし。まるで別人のように変わります。
日本人は昼でも夜でも問わずメイクばっちりの人が多いですよね。ラテンではめりはりがきいているし、昼と夜、平日と週末がぜんぜん違うと思います。
欧米人も平日はすっぴんや薄化粧の人が多くて夜や週末お出かけする時にはちゃんとメイクする傾向が強いと思いますが、ラテンは週末の気合の入れ方が欧米とは全然違います。そして若い人だけではなく中年も外見に気をつかってるし、月に2回はネイルサロンや美容院に行きます。
コロンビア人のユーチューバーの動画目次を見てると、シチュエーションごとや服でメイクが全然違います。普段のメイク、デートの時のメイク、クリスマスパーティのメイク、バレンタインのメーク、夜遊びに行く時のメイク、みたいな。
コロンビア人はTPOによってメイク変えてるのがとてもよくわかるかと思います。
コロンビアにいた時にコスメやコスメ用品が日本みたいにあんま充実してなくて買い物に困ったので、私はコスメを大量に日本から持って行ってました。外資のコスメも買えるものが限られるので。
マニュキアはコロンビアはさすが男性でもネイルサロンに行く国だけあってけっこう優秀でした。
でもコロンビア人のユーチューバーの動画を見ているとコロンビアのコスメもいろいろよさげなのがあるんだなと思いました。スーパーやショッピングモールで見た事ないのもあるので、セントロ(中心部の下町で安い)とかで売ってるのかもしれないです。私が住んでたコロンビアの都市でコロンビアーナ(コロンビア人女性)にヘア用品どこで買えるかきいてみたんですが、セントロにヘア用品とか安く売ってる店があるとききました。セントロは治安がよくないので私はほとんど行かないんですよね。
下記のユーチューバーたちが使ってるコスメはコロンビアの国産のとメイベリンなどの外資のがあります。高いコスメではないと思います。残念ながら日本では手に入らないものばかりですが、色や使い方を見ていて似たようなコスメがあればそれで代用できますね。
コロンビア人はもともと彫りが深くて目鼻立ちがはっきりしていて眉毛もしっかりしてまつげばさばさなのに、ハイライトやノーズシャドウやブロンザー等を使って陰影で立体的にすることに気を使ってるし、マスカラもぬりぬりだしアイラインはこれでもかと思うくらいオーバーにひくので、いつもびっくりします。
ラティーナが夜遊びする時のメイクはほんとに派手だなと身近で見ていて思いますが、これくらいやらないと暗いところでは際立たないですね。
日本人がメイクで陰影をつける人は上級者。日本人は眉やシャドウやリップにはすごい気を使うけど、ハイライトやフェイスシャドウはやらない人が大半だと思います。ラティーナより薄い顔だけど、陰影をつけずにファンデを厚くべたぬりしてしまうので平坦な感じに見えるのかもしれないです。日本人は化粧が濃いと世界で言われてて、特に平日の朝から厚化粧するのでよけいにそう思われがち。しかも化粧直しでパウダリーファンデを使ってどんどんファンデを重ねていくからよけいに厚塗りになっちゃうのかもしれません。
べたっと均一に白っぽく厚塗りするよりは、このメイク法にあるようにリキッドファンデをなるべく薄めに塗ってハイライトの光で飛ばし、しみやそばかすが気になるならその部分だけコンシーラーつけた方がいいかと。今から紹介するコロンビア人達がやってるように、陰影をつけてみた方が合う様な気がします(ただし境目がはっきりわかると変なのでそこは注意)。
コロンビアで滞在してた家で、朝私がすっぴんのときに友達と家族が「すっぴんの方が肌きれいなのになぜあんなにファンデーション厚塗りするの?」と言われました。それで日本に帰ったらファンデを買い替えたし、なるべく薄くつけるようにしました。日本のメイク慣れちゃうと厚塗りになりがち、と反省しましたよ。
コロンビア人ユーチューバーのメイク法
さて今回はメイクのチュートリアルをやっているコロンビア人のユーチューバーの動画を紹介しながらコロンビア人のメイク方法について説明します。すべてスペイン語なのでユーチューバーが話してる内容を和訳しながら彼女達が話してる事だけ和訳してもわかりにくいし、私もメイクやコスメ好きなので私の解説も入れますね。
①ナチュラルメイク
まず最初のビデオはナチュラルメイクと書いてあるようにナチュラルメイク。
これは顔に陰影をつけるナチュラルメイクなので、とても参考になります。私達がこのままやっても大丈夫。
スペイン語で話してるので説明します。
最初にリキッドファンデを筆で塗る。イルミネーションが強いコンシーラーをハイライトとして目の下、眉間から鼻にかけて、上唇の上、あご先にいれる(つまり高いところ)。パウダーを筆でつける。今度はフェイスシャドウを頬の低いところ(下と後ろ)につけて、ノーズシャドウを鼻の脇につける(鼻が高く見える)。眉毛をかく(もともと眉毛しっかりしてるのに)。さらに少し濃いフェイスシャドウで頬骨の下の方に影をつけ、おでこの上のはえぎわと、あごの下にもつける。ナチュラルな薄めのピンクのチークを後ろにむかってつける。(多分パーリーで少しピンクがかった)ハイライトのリキッドを目の下から目じりにかけてと、鼻先と、眉毛の下の骨があって高くなってるところ、唇の上とあご先につける。
フェイスパウダーつける。フェイスシャドウにつかったブロンザーでアイホールに影をつける。ブロンザーを目の下にもつける。アイホールにさらに影をつけ。ハイライトをまぶたの真ん中にのせて横にも。そのハイライトを眉下と目がしらにもつける。白っぽいアイライナーをしたまぶたの目のきわにひく。ビューラーでまつげを。マスカラ2種類を重ね塗り。リップライナーでラインひいたら唇を塗り。ピンクベージュの口紅。グロスを塗る。
あれ、この人アイライナーひいてないですよね。コロンビア人は目がはっきりしてるのでアイライナーをひかなくてもいいのかも。
②コロンビア人ぽいメイク
次の人のメイクはすっごいコロンビア人ぽい。よくコロンビア人がこういうメークしててこういう顔の人いるいる、って感じです。
この人がいきなり目からメイク始めたのに驚くでしょうが、ラティーナがメイクするチュートリアル見てると目から始める人が少なくないです。目のメイクをするとコスメが落ちたりついたりして目の下が汚れたり目のメイクしてる時に頬に手を乗せたりしてよれるので、アイメイクをしてから顔にファンデ塗るんだなと思いました。私もマネしてるんですがかなり楽になりました。
最初にこれアイシャドウの前に塗るベースをまぶた全体に塗ってるかと思います。私もアイシャドウベースを持ってます。クリームっぽいやつ。
そのあとベージュのハイライト的なアイシャドウを眉の下とまぶた全体に塗る。濃い茶色のアイシャドウでアイホールのラインに沿って影を入れる。強めに入れて目じり側を上にあげて伸ばすのがコツ。さらに濃い茶色でアイホールにもっと強めに入れる。その濃い茶色でアイホールにつけたところに重ねてワインレッドのシャドウをのせる。ペールピンク(白っぽいピンク)をアイホールの下側にいれる。
アイライナーはジェル状のを筆で描く。目に沿っていれたら目じりをながくつりあげて伸ばす。
そこから顔の下地などを塗って(この人ニベアを塗ってる)。しかもリキッドのファンデーションの明るい色と暗い色を顔に乗せてから手でMIXしてる(こんな方法初めて見た)。目の下と鼻筋と口の上にハイライトのコンシーラーを入れる。お粉をつけて。
フェイスシャドウを入れていく。この人も首までフェイスシャドウをつけてる。チークの茶色のをとって頬骨の下とひたいのはえぎわにつける。鼻にもノーズシャドウとして入れる。目の下や鼻筋などのハイライトを入れる。ペンシルライナーの黒で目の下にアイライン入れる。目の下の外側3分の1はアイラインを少し太めにし、その部分に茶のアイシャドウをのせ、同じ部分にワインレッドのアイシャドウを入れる。さらにアイホールに茶色とワインレッドのアイシャドウをつけて強調。ベージュピンクのリップライナーで唇を塗る。
アイラインをずいぶんつりあげてぐいーーんとはねあげてますが、これよくコロンビア人女性が夜遊びの時とかにやってるメイク法です。この眉の形にしろ、アイラインにしろ、かなりコロンビア人ぽい。
③チープなコスメでのメイク。
このビデオではチープコスメだけを使ってメイクしたんだそうです。確かにコロンビアのスーパーとかで売ってるコスメが多い。日本でいうところのドラコス(ドラッグストアで買えるプチプラのコスメ。日本のセザンヌとかCAN MAKEみたいな)。
チープなコスメでの簡単なメイク方法。
この人も陰影に気を使ってる。目の下にハイライトのベース。頬骨の下からフェイスシャドウで影をつける。
コロンビア人はすっぴんでも眉がもともとしっかりした人が多いし、このユーチューバーたちも眉がしっかりしてそのままでいいんじゃないかと思うのに、眉かなりかいてる。けどコロンビア人がおでかけの時や夜のメイクの時を思い出したら確かにこういう感じの眉の人が多いですよ。
ベージュアイシャドウで顔にハイライトを入れる。この人も目の下だけでなく、鼻筋や鼻の頭と眉の間などにハイライト入れてる。
あ、そうそう。コロンビア人はお出かけ用の時はアイシャドウをこういうふうに長く切れ長にラインをひいてばさばさまつげにマスカラたっぷり塗ってばっさばっさにします。
この人のメイク方法も結構コロンビア人ぽいと思います。
以上。
いかがでしたか?
コロンビア人のメイク方法を家で練習してみて、自分の顔立ちにあった風にアレンジしたり使える部分だけ参考にしてみてください。ラティーナっぽい感じになるかも。
Daddy Yankee、レゲトン・キングへのオマージュ
レゲトン界のキング、Daddy Yankeeのヒット曲を他の有名なレゲトン歌手が歌うという超豪華なショーがあったので紹介します。
去年の米のラテン音楽賞 Premios lo Nuestroの授賞式でのパフォーマンスなんですが、 ダディ・ヤンキーを賞してダディの過去のヒット曲を他のレゲトン歌手達が歌うというショーがありました。
ダディが最初に世界で大ヒットした15年前のアルバム「Barrio Fino」の中からのヒット曲です。
だから最近のヒット曲は入ってないです。2000年の半ばの東京のラテンのクラブでかかりまくってた曲。もちろん世界でも大ヒット。
Daddyの昔のヒット曲のオンパレードで、しかも歌ってる人達がこれまた有名なレゲトンのアーティストばかり。
ここに並ぶ曲はどれもラテンのクラブで2000年半ばにヘビロテだったし、今なおレゲトンの名曲と言われる曲ばかりです。
① 「Rompe」
出だしがDaddy Yankee 、途中からDe La Ghetto。
この曲はDaddyの代表曲で、2000年代前半から半ばにめっちゃかかってました。私これ大好きなんで、かかったら踊りますね。
②「Ella Me Levanto」
Zion y Lennox
Zion y Lennoxもライブ行った事あります。
この曲も2000年代前半から半ばかかってました。
③「Que Tengo que Hacer」
Yandel。
この曲も昔の曲でビデオがとてもいいんだけど、ダンサブルではなくてロマンチック系なのでクラブではかかりにくいです。
④「Lo Que Paso Paso」
OZUNA
Ozunaがこの曲歌うと遅くてソフトなので別の曲にきこえる。
この曲も2000年代半ばにクラブでめっちゃかかってた。これも踊れる。
⑤「Gasolina」
J Balvin
J Balvinは世界で大人気で日本でも人気のコロンビア人の歌手。彼が歌うと甘い感じになりますね。
「ガソリーナ」は日本でも結構流行ったのでご存知でしょう。2004年に世界にレゲトンを流行らせるきっかけになった曲です。数年前はEDMのDJ達もremixしてEDMのフェスで踊られてました。
皆が歌い終わったあとにDaddyを囲んで拝むようなしぐさをしてます。Daddyはレゲトンのキングなのでリスペクトからです。
J Balvinがスピーチしてる内容は、ダディ・ヤンキーがいなかったら今のレゲトンはなかった。ダディがいなかったら今の自分達もなかった、と感謝。
ダディが、君達がいなかったら僕もここまでのぼりつめられなかったし、レゲトンがこんなに世界的なブームになることはなかった、ありがとう、とエールを返しました。
レゲトン自体は80年代半ばからあったのですが、今の形に完成させたのはダディ・ヤンキー。レゲトンにプエルトリコの伝統音楽のリズムが入り、ダディがアメリカのヒップホップのテイストも入れてレゲトンが作られた。プエルトリコでレゲトンは完成されました。ダディはレゲトン界の功労者だしずっとレゲトン界のトップ歌手なんで、レゲトン界でダディはBig BossとかEl Jefeと言われるんですよ。
レゲトン・クラシックのおすすめビデオ
レゲトンのクラシックな曲のおススメを書きます。
今は世界でレゲトン流行ってるけど私はクラシックなレゲトンの方が好きです。アーティストも今流行ってるOZUNA, MALUMA, BAD BUNNYよりも昔からいる人達が好き。
レゲトンクラシックの私のおススメのかっこいいビデオを紹介します。
Llegamos A La Disco
「Llegamos a La Disco 」
Daddy Yankee ft. Arcangel, De La Ghetto, Baby Rasta & Gringo, Ñengo Flow, Kendo Kaponi, Alex Kyza y Farruko
2012年の曲。
私はこの曲もビデオも2012年からのお気に入りです。
このビデオの何がすごいってDaddy Yankeeの曲とビデオに多数の有名なプエルトリコ人の有名レゲトン歌手が出ている事。Daddyがレゲトン界のキングなのですが、彼がプエルトリコ人のレゲトン歌手達を率いてる感じのビデオと曲。
出だしは Daddy Yankee。
2番目が De La Ghetto。米生まれのプエルトリコ人。
次の上半身裸が Ñengo Flow。この人のライブ行きました。私はいいラッパーだと思うんし結構好きですが、日本ではあまり知名度ないかな。このブログでは何度か紹介してきました。
次の背が低くて髪が長い人が、私が一番好きなレゲトン歌手のArcangel。このビデオでファンになりました。私はArcangelのライブ行ったけど、ライブでめっちゃうまかったです。いろんなレゲトン歌手が勢揃いのスーパーコンサートでしたが、この人が一番人気で持ち時間も長くてしゃべる言葉が全部ラップ。この人レゲトン歌手の中でも天才肌のような気がします。
3番目のFarrukoはこの中では一番メジャーで売れてる人だと思います。Ozunaとかと同じ若手のレゲトン歌手。このブログで何度か彼の歌は紹介しました。まだこのころかわいい。今はごついです。
4番目の赤いキャップかぶった人がDe La Ghetto。アメリカ生まれのプエルトリコ人。彼もライブ行きましたが、そつがない安定したうまさ。
次の2人がBaby Rasta y Gringo。最初が細めの身体の人で、次が低音の声のごつい人。これでデュオ(2人組)です。
ここまではラテンでは売れてるメジャーなレゲトン歌手。
2012年はDaddy Yankeeは「Limbo」というポップなダンスミュージックぽい曲を出したので、Daddyはポップな方に行くのかなとちょっと心配になってたらこの曲も同じころにリリースされて当時安心しました。
これ安定のクラシックなレゲトンで。ビデオもラップのバトルっぽいところもめっちゃレゲトンぽい。
Daddyはいまでは「Dura」「Despacito」「Con Calma」などポップな曲が多いですけど、もともとはこういうごつくてギラギラしたレゲトンの人です。この曲もビデオもめっちゃDaddyぽさが出てると思います。
曲もビデオもかっこよくて好きです。
この曲については2012年にも書いてます。
https://diafelizlatin.com/blog-entry-889.html
「Impacto」 Daddy Yankee
「Impacto」 Daddy Yankee ft. Fargie
この曲は2007年リリースです。
世界にレゲトンを知らしめた「Gasolina」が2004年なのでずいぶん前の曲だしまだDaddyが若い。今よりも元気があるしラップにもキレがあるような気が。
一緒に歌ってる女性は米の歌手のFargie。
この曲について解説した当時の私の記事
https://diafelizlatin.com/blog-entry-213.html