Life and Dance in Latino Style

ラテン音楽、スペイン語圏のラテン音楽とダンス。サルサ、レゲトン、バチャータ、メレンゲ等。中南米関連。ラテンファッション。スペイン語。その他の音楽関連

ZUMBA(ズンバ)はラテンを広めるにはイイかも

先日、大きなラテンフェスティバルに行ってきました。
ゴールデンウィーク中に代々木公園であったので、サルサ関係者をはじめとしたラテン関係の人以外にも、たくさんの人たちが遊びにきててぎっしりでした。


そこで初めてズンバ(ZUMBA)というダンスを見ました。
前々からズンバのビデオをyou tubeで見たり、ズンバについて話をきいたり、ズンバレッスンなどの告知も見ていたし、中南米ではズンバ教室もよく目にしたのですが、ズンバを実際に見たのは初めてです。



その様子がこのビデオ
リンクの埋め込みが許可されてないので、you tubeのリンクをはります。下記をクリックしてください。

https://www.youtube.com/watch?v=_zCl0nkAOYs


見た感想。
思ってた通り、ジムのエアロビっぽくて健康的。
サルサやバチャータが夜の大人系とすれば、ズンバは昼のヘルシーなスポーツ系という感じ。


ショーでかかった音楽は、ラテンでもおなじみの Don Omar 「Danza Kuduro」、Shakiraの「wakawaka」、Michel Teloの 「Ai Se Eu Te Pego」など。



ラテンフェスティバルということで、サルサ、クンビア、サンバ、メキシコ、さまざまなラテンのダンスや音楽などのショーがあったのですが、このズンバが一番盛り上がったような気がします。

ラテン関係じゃない他のお客さん(日本人も外国人も)がズンバと一緒に踊ってました。

なぜかというと、音楽がDanza Kuduroのように日本でもよく知られた曲だったし、ズンバチームの人たちがショーが始まる前に「みなさんも一緒に踊りましょう♪」とお客さんにいって、各曲の前にサビの振り付けをどう踊るか教えてたからです。


お客さんはラテンのダンスとかまったく踊ったことない人や観光客もいました。そういう人たちがズンバチームが教えてくれた振り付けで踊ってる人たちもいれば、自分の好きなように踊ってる人たちもいました。
友達と手をあげて踊ったり、「楽しい~」って声もきこえました。



ズンバのショーの前後にサルサのパフォーマンスやライブがありました。サルサのパフォーマンスはアクロバティックだったからサルサ界以外の人達にはただ驚きでしょうし、その後のクンビアのライブやサルサのライブはサルサやクンビアの踊り方を知らない人たちはあまり踊ってませんでした。
しかもサルサ踊れる人でもクンビアは知らない人が多いと思うので、クンビアを踊った方は少なかったんじゃないでしょうか。
サルサのライブではサルサの人たちが客席で踊り始めて、くるくるスピンしたらまわりがおーって驚いてました。
かといって、みんなもまねして踊るんじゃなくて、まわりをとりかこんでただ見てるだけというかんじ。



これがサルサとズンバの違いかなって私は思いました。

ズンバはズンバの踊り方を知らなくてもみんなで一緒に楽しく踊ろうというムードと盛り上げ方がよかった。
サルサは踊り方を知らないと踊りづらい感じがしました。実際は踊り方を知らなくてもサルサ踊ろうと思えば踊れるんだけど、踊り方を知らないと踊っちゃいけないような空気が強かっったような気がします。空気を読む日本ではこれは難しい。

ラテンにせっかく興味持っても、「サルサ踊りたかったらまずレッスンとれば?」というのはやっぱちょっと一般人には敷居が高い。


ズンバはラテンを広めるためにはイイかもしれない…と思いました。