スペイン語電子辞書は超ベンリだよ~
スペイン語がまだあんまりしゃべれなかった頃(もう何年も前のことですが)、紙のスペイン語和西/西和の辞典を持ち歩いてました。
スペイン語勉強したことないのに、スペイン語しか話せない友達がいたのでコミュニケーションとるために必要だったんです。
しかし紙の辞書には限界がありました。
1.いくら小さめの辞書とはいえ、重いし大きめのバッグじゃないと入らない。辞書持ってないと友達とコミュニケーションとれないから必要だけど、どっかに遊びに行くときにめんどくさい。
これじゃ旅行の街歩きだったらもっと適してないと思う。。。。
2.動詞などの変化形。
スペイン語は形容詞とか動詞とかいろんなものが変化する言語なのですが、文章に出てきた単語を辞書で探そうとしても、原形からかなり違う形になっていて探すのに苦労しました。
見つからないこともあって、そういうときはスペイン語圏の人にきいてました。
3.辞書でひいたはいいが、読み方(発音)がよくわからないこともあった。
私は人とコミュニケーションとるために会話の中で速攻で辞書ひいてしゃべらないといけないから、発音は大切だった。
4.紙の辞書だと、友達との会話でとっさに言葉が分からないときとか、旅先の街角で道をきくときとか、ネットでのチャットのときに、辞書をぱらぱらめくってては間に合わない。
で、数年前に、スペイン語の電子手帳を買ってみたら、これらの問題がほぼ解決しました。
1.紙の辞書よりはずいぶん小さくて薄くてコンパクトになったので、バッグに(女性用の小さいハンドバッグでも)はいるようになった。
旅行の街歩きにも持っていける。
2.紙の辞書だと原形でひかなきゃいけないけど、電子辞書だと「見出し検索」とか「変化形検索」というのがある。
単語の全部のつづりはわからないけど出だしは分かる場合は、見出し検索で単語の頭の部分だけ入れたらリストがずらっとでてきて、そのリストから探すことができる。
本やネットに出てきた単語は変化形になっているので、「変化形検索」でそのままの形で入力すれば、辞書が原形を自動的に探してその意味を教えてくれる。
電子辞書を買ってよかったと思った一番のポイントがこれ!
ほんとに重宝している。
3.スペイン語は英語と発音が違うことが多いし、ローマ字読みで全部読むわけじゃないので、どういう発音をするのか分からない単語の場合、単語によっては電子手帳にネイティブの発音が録音されていて、それをきくことができる。
スペイン語のネイティブスピーカーにそれをきかせたらウケた!
4.キーボードがPCと同じような配列になっているので、ブラインドタッチで入力できる。
速攻で入力できるのでイライラ感がなく、スペイン語チャット中での速さでも対応できるし、旅行先で何かききたいときもさっときける
(小さくてコンパクトな辞書だと一本指の入力になるので、少し入力が遅くなるから、チャットや話してるときや旅行のときにもたもたしてしまう)
スペイン語圏の人と話したり、ネットでチャットしたり、旅の街歩きのときにも、分からない単語を入れて入力すればすぐ結果が出てくるので、相手に検索してるのが気づかれないスピードでチャットもできる。
しかも西和にすれば、スペイン語ネイティブスピーカーに入力してもらえるので、向こうがなにかの単語を言いたい場合スペイン語で入力してもらって自分でその和訳をひける。
さらに、ある動詞の活用が分からないときはその単語からジャンプすれば、その単語の活用表を出してくれるんです。
紙の辞書では活用表をいちいちたどって探さなきゃいけないのに。
この辞書のいいなと思ったところは、英語⇔スペイン語 の辞書もついてるところ。
私は英語⇔スペイン語で考えることが多かったので、これは便利。
日本語にはない表現を、英語で調べてスペイン語にもできるから、よく使ってる。
英語版の辞書も充実していて、英和や和英などもあるので、英語辞書としても使える。
あと日本語の辞書もあって、国語辞典とか漢和辞典とかことわざ辞典とかある。海外に行くと日本語の言葉や漢字を忘れがちになってしまうし、パソコンで入力ばかりしてると漢字の書き方を忘れることもあるので、便利。
この電子辞書を持っていくと、重い紙の辞書を持っていかなくなるので、旅行の荷物が減るのがイイ。
和西と西和と両方なんて重い。
特に留学や駐在の人は、いろんな辞書を持っていくと荷物がかさばるでしょう。
電子辞書一個で何十冊分の辞書が入ってるから便利だと思う。
まあ私も以前よりもスペイン語会話ができるようになったので、もう海外旅行での街歩きのときは電子辞書も辞書もほとんど持ち歩かなくなっちゃったけど、旅行のときは必ず持参していて、特に病院行くときとか何か契約するときとかは専門用語がでてくるのでバッグに電子辞書を入れてます。
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新機種に新たについた機能で、一番いいな~と思ったのが 「西西辞典」。
スペイン語の単語をスペイン語でひくってやつ。
私はわからないスペイン語の意味は、いつもスペイン語圏の人にスペイン語で説明してもらっているので、西西辞典のほうがいいと思う。
スペイン語が中級以上の人には西西時点は必須だと言われてるし。
前のバージョンにはついてなかった機能として「文法中心 ゼロからはじめるスペイン語」という本も1冊、この電子辞書に収録されてること。
中南米に滞在中ときに急に文法のおさらいをしたくなったんだけど、スペイン語のテキストとか現地で売ってないし文法の勉強ができなかった。これがあれば便利だったなと思いました。
それから「一人歩きのスペイン語」というスペイン語の旅行会話本が入っている。この本がまるごと辞書に入ってるので、旅行会話本を買わなくてもいい。
旅行には役立つと思う。
もちろん英語関係の辞書やTOEICスコアアップのためのソフトや、日本文学や世界文学の各1000作品が入ってる。
英語学習に使ったり、電車や飛行機内でのひまつぶしや、旅行先で日本語の本を持っていくのは重いけど日本語に飢えるからいいと思う。
薬辞典とかビジネス辞典とかありとあらゆる辞典とか百科事典まで盛りだくさん。
あんまりコンテンツが多すぎて、はっきりいってここまでいらないなーって思うのもある。
数年使用してても一度も開いたことがない辞書や辞典も結構ある。
こんだけ機能が入ってるからか、女子の小っちゃいバッグにはちょっとごつい感はある。
(といっても自分の辞書はかってみたら、14.5×10cmだった。最新型ならもっと小さいかも)
私はスペイン語のためだけにこれ買ったので、もうちょっとスペイン語に集中してスペイン語の語学用だけの小さい電子辞書を作ってほしい。小さくて軽くて、お値段ももっと安いのを出してくれないか、って数年前にCASIOに要望出してみたけど、ぜんぜん出ないところを見ると却下みたいね。。。笑
でもここまで充実してると、日本のスペイン語学習者にはもちろん、特にスペイン語圏を旅行する人や海外滞在の日本人にはすごく役に立ちます。
スペイン語勉強したことないけどスペイン語圏の友達としゃべったりチャットしたり、ラテン音楽の意味を知りたい人たちにもいい。
もちろんスペイン語を第二外国語でとったり、スペイン語をちゃんと勉強している人たちには必要でしょう。
私はスペイン語圏の国に行く時は、スペイン語電子辞書とちっちゃい紙の辞書を両方持っていきます。ただし紙の辞書は日本語の辞書はかさばるので英西の超ミニ辞書でほんとにちっちゃい。(紙の辞書はほとんど使わないけど、電子辞書が壊れた場合の代替のためや、治安が悪いエリアに行く時に携帯しなきゃいけないときは紙。でもこのごろは紙の辞書は持っていかないことが多い。でも電子辞書は絶対持っていく。これはスペイン語圏に行くときの旅のお供。PCよりまず電子辞書)。
スペイン語をスペイン語圏の友達とコミュニケーションとったり、
スペイン語勉強したり、
スペイン語圏旅行したりするときに
必要なアイテムとして何がいいか? とよく質問されるんですが、
答えはこの「電子辞書」です。