Life and Dance in Latino Style

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サルサ歌手の死にカリは喪中

昨日書いたように、サルサのGRUPO NICHEの創設メンバーのJAIRO VARELAが亡くなりました (昨日の記事は、「Grupo NicheのJairo Varela 死去」

Grupo Nicheはコロンビアの有名なサルサグループですが、コロンビアにもちろんのこと、ラテン界には大きなニュースだったようです。

メキシコの友達からはJAIROが死んでショックとメールがきました。メキシコで一緒にGrupo Nicheのコンサートに行ったときはヴォーカルは若い世代にかわってたのでJAIROはステージにはたってませんでした。

コロンビアの他州の友達からも、JAIROが死んで残念だというメールがありました。

そしてコロンビアのサルサの首都、カリの友達からは、JAIROが亡くなってカリは喪に服している、という連絡がきました。
カリでJAIROのお葬式があって、私の友達はお葬式に行ってきたそうです。
JAIROの棺はこのあと村(たぶん彼の出身のチョコ県)に移されるらしい。

Jairoはカリではなくてチョコ県の出身なんだけど、Grupo Nicheは国民的音楽家で、コロンビア中で愛されています。
特にカリはサルサの首都だし、サルサアーティストが住んでいるし、サルサへの愛や思いが街全体に深いんです。


カリのサルサ専門ラジオ局はボゴタ(首都)やメデジン(第二の都市)と連携してJairo Varela追悼のGrupo Niche 特集を52時間ぶっつづけでやってます。
一日中、Grupo Nicheがかかっています。
劇場やクラブやディスコでも今週は、Jairo Varela追悼のイベントをやるそうです。
Grupo Niche 特集ばかり。
今年あるカリのお祭りもテーマをJairo Varelaにしたとか。

一日中毎日Grupo Nicheの曲流しても流してもきりがないくらい、Grupo Nicheの曲あるんだな~。

Ruben Bladesなどの有名サルサ歌手たちも哀悼の意を表しました。

コロンビアのカリでは、
サルサのイコンだったJAIRO
コロンビアサルサの革命者でリーダー的存在だった
サルサの天才
とJAIROを称賛して、オマージュの追悼イベントをやっています。

さすがサルサの首都だけあって、サルサ歌手の死をみんなで嘆いて、追悼イベントがたくさんもよおされるところが、サルサファンとしてはうらやましいです。


<追記>
これがJairo Varelaのカリであったお葬式の模様です。
人々が追悼コンサートもやってカリパチャンゲロの歌をささげています。
この歌ってる歌手達は元GRUPO NICHEのメンバーだった人達。今はソロになってる歌手達です。





カリの目抜き通りをJairo Varelaの霊柩車が通るときに、車も人も全部停まって道路がまったく動かなくなっているところ。みんなで彼の棺を見送っている。
ここはいつもは車や路線バスがたくさん通るすごく大きな通りなんです。




ここでかかってる曲は「Cali Aji」というカリの曲。


他の曲も紹介します。
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関連ブログ過去記事 : 
「Grupo NicheのJairo Varela 死去」
「Joe Arroyoのお葬式」
「Grupo Nicheのライブ行ってきた」
「やっぱりサルサならカリ」