Life and Dance in Latino Style

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Grupo NicheのJairo Varela 死去

コロンビアのサルサの有名グループ、Grupo Niche (グルーポ・ニーチェ)のメンバー、Jairo Varela 氏が今日(日本時間)コロンビアのカリ市で死去しました。

コロンビアのニュースを読んでみたら、

ハイロ氏はグルーポニーチェのヴォーカルで、創設者でディレクター。
まだ62歳だったのですが、心筋梗塞を患っており、自宅のバスルームで倒れていたそうです。
ハイロ氏はコロンビアのチョコ県の出身で、カリに住んでいました。


訃報を伝えるテレビニュース




カリのニュース



このニュースで最初にインタビューに答えてる人が、Grupo Nicheの今のヴォーカルの人。そのあとGrupo Nicheの前のメンバーや、Jairo氏の遺族たちが続きます。
カリ市にある自宅から運び出される遺体。


私のブログでもGrupo Nicheについては何度か書いていますが、日本のサルサバーやサルサイベントでもよく彼らの曲はかかるし、Grupo Nicheはコロンビアのサルサを世界に有名にしました。


ハイロ氏がつくった曲は、みなさんも知ってると思います。


まず有名な カリ・パチャンゲロ 
( Cali Pachanguero)





Una aventura"






"Sin sentimiento"






"Gotas de lluvia"




私が去年Grupo Nicheのコンサートにラテンアメリカで行ったときは、メンバーの大半が若い世代に代わってました。
(コンサートに行ったときの過去ブログ記事はこちら → 「グルーポニーチェのライブ行ってきた」

Grupo Nicheのオリジナルのメンバーには、麻薬中毒になって落ちぶれた人も他にいます。コロンビアにいるときにテレビニュースで見たんだけど、更生するために援助してほしいと視聴者に本人がお願いしていました。Grupo Nicheではヴォーカルだったのに不摂生のためにもう声があまり出なくなってました。もったいない。


去年死去したJoe Arroyoに続いて、コロンビアは重要なサルサの巨匠を失いました。残念です。
(Joe Arroyo については、ブログの過去記事の
JOE ARROYOのお葬式@コロンビア を参照してください)

関連記事: JAIRO VARELAのお葬式とカリの人々の悲しみについては
次の 「サルサの巨匠の死にカリは喪中」
「Joe Arroyoのお葬式」
「Grupo Nicheのライブ行ってきた」