A Caray caray カラムーチョ@メキシコ
テレビで見て気になったコマーシャル。
カラムーチョ。
はははは。
歌詞聞き取りにくいけど、たぶんこう歌ってると思う
♪ まさか 食べるの? それカラムーチョ。
かなり辛いよ 頭フラメンコ
たかがカラムーチョ、 うそ なにこれ
おー、こんなにからくていいよ
おー、からい あー からい
おー、うまい、からい
おーカラムーチョ 言うだけある
あー からい からい ♪
メーカーのコイケヤによると、このコマーシャルはメキシコでメキシコ人をつかって撮ったそうです。。。
メキシコではこのヴォーカルのおじさんみたいな帽子をかぶって歩いてる人は普通みないけどね。
(なんかのお祭りくらいだと思う)
きいてておもったんだけど、もしかして日本語の「辛い」とメキシコ弁の「caray」(カライ)をかけてあるんじゃないかな。
メキシコ弁のスペイン語に、carayって言葉があるんですよ。
A caray ! は、ちょっと驚いたときの感嘆として(ay wueyともいう)、または英語の oh my god! みたいな感じで、しょっちゅう使います。
(ちなみに Que caray! は こまったなー)
まー、そこまでコイケヤが知ってたかどうかは疑問だけどね。
メキシコ人に見せてみたら、「まぬけなコマーシャル」って爆笑してました。
メキシコでもカラムーチョみたいな辛いスナックをスーパーなどで売ってます。
他に露店やお祭りなどでは、ポテトチップスを細長いビニール袋に入れて売ってて、それにはチリとレモンかけてくれます。
カラムーチョの一番辛いやつを今度メキシコに土産に持っていって食べさせてみよう。
まー毎日チリ食べてる人達だから、「こんなの辛くない」って言われそうだけど。
そうそう、以前にここでも紹介したコイケヤのドンタコス。
「ドンタコスったら、ドンタコス」の古ーーいコマーシャル。
you tube でメキシコ人たちが、「asi miran los japoneses a los mexicanos」(日本人はメキシコ人をこういう風に見てる」って物議をかもしてるCFね。
( 過去トピックの 「日本人はメキシコ人をこう見ている」 参照)
これを私、メキシコでメキシコ人たちに見せたんですよ。
そしたら、「これが日本人がメキシコ人に持ってるイメージなの???」ってショック受けてました。
でもビデオをしげしげと見て、「これどう見ても日本じゃないよね。メキシコのどっかの田舎で撮ったんだろうね」と言いあってました。
このCFのおじさんたちがかぶってる帽子は、100年前の革命のときに決起した農民たちがかぶってた帽子なんですよ。だから革命の象徴みたいな帽子。
なんでこんなのかぶせたんだろうってメキシコ人が驚いてました。
確かに私もメキシコの博物館で見たことがあります。
<追記>
メキシコ在住のメキシコ人に上のカラムーチョのビデオ見せてみました。
「そんなに辛いの?」ってきかれたので、「さー、カラムーチョ食べたことないからわかんない」と答えたら、
「じゃ辛いかどうか食べてみたいから、今度メキシコ来るときに持ってきてよ」と言われました。
もう一人のメキシコ人は、「Ah Karai Karai」ってもう歌ってました♪