Life and Dance in Latino Style

ラテン音楽、スペイン語圏のラテン音楽とダンス。サルサ、レゲトン、バチャータ、メレンゲ等。中南米関連。ラテンファッション。スペイン語。その他の音楽関連

JOE ARROYO 重体

先週の半ば、コロンビア在住のコロンビア人の友達が、コロンビアサルサの大御所JOE ARROYOが危篤だと教えてくれたんでびっくりしました。

19日に他の友達(同じくコロンビア在住のコロンビア人)も、「el ahora esta en el hospital.... estuvo a punto de morir!!」(彼はいま入院してるんだけど、死につつあったんだよ) と言いました。


そこで7月18日(日本時間の19日)のコロンビアの大新聞のニュースサイトを読んでみました。
いまICU(集中治療室)にいて、呼吸困難に陥ってるため気管支切開の手術をするなど手を尽くしているそうです。

持ち直す見込みはあるのか、とまた別のコロンビア人2人に今日きいてみたら、「pues es dificil, puede morir en cualquier momento」(むむ。。。それは難しいと思う。いつなんどきでも死ぬ可能性がある→いつ死んでもおかしくない状態))との答え。

コロンビア在住のコロンビア人にjoeのことをききまくってしまった。 
彼らもとても心配しているそうです。

コロンビアでいま大ニュース(ニュースのトップ5内)。
そのくらいコロンビアにとっては大切な人なんだよね、とコロンビア人にきいたら、「もちろん。コロンビアにとっては超重要な人だよ」と言ってました。

7月17日は東京のコロンビアの独立記念日祭だったので、その日はJOE ARROYOの曲ももちろんかかってました。
彼の曲で踊るのはちょっと悲しかった。
私は「好きなサルサ歌手は?」ときかれると、彼の名前を出すくらいなので。

そして今日7月20日は、コロンビアの独立記念日なのです。
独立記念日なのにね…。



JOE ARROYOといえば、


「Rebelion 」





「En Barranquilla me quedo」




などで有名なサルサ歌手です。

クラブでよくかかりますよね。

この2曲については過去トピックで説明してるので、そっちを見てください。
(参照: 「rebelion コロンビアサルサ」、  「コロンビアサルサの大御所」 )。

「rebelion」の曲の歌詞は上記の過去トピックで翻訳しました(書いた当時は今よりスペイン語力がなかったけど、歌の意味は分かるでしょう)。

コロンビアのカルタヘナは観光客がとても多い有名なリゾート地で、「地球の歩き方」にも載ってるから日本人観光客も訪れています。きれいなコロニアル都市と評判。
でもこのjoe arroyo の曲でカルタヘナの暗い歴史(奴隷貿易の中心地)を知ってたので、私はコロンビア旅行のときに行けなかったんですよね…。
joe arroyoはカルタヘナの生まれだそうです。

2番目の歌、「En Barranquilla me quedo」にでてくるバランキージャ(コロンビアの地名)。このビデオに出てるカーニバルで有名なところです。
そのバランキージャにある病院にいま彼は入院しているそうです。

あー、Joe arroyo どうなるんだろう。
まだ55歳なのに。
心配…。