Life and Dance in Latino Style

ラテン音楽、スペイン語圏のラテン音楽とダンス。サルサ、レゲトン、バチャータ、メレンゲ等。中南米関連。ラテンファッション。スペイン語。その他の音楽関連

スペイン語で「元気?」ときかれたら

COMO ESTAS? (コモエスタス = 元気?)

ってきかれたら、

BIEN (うん、元気)って 普通は答えます。



学校の英語で、
How are you ?   て質問されたら、
I'm fine thank you , and you? って答えるように教育されてるので、 たぶんスペイン語でも上記の応答がすぐみなさんできるようになると思います。


でも、みんないつも元気ってわけじゃないよね。
ときどきはそんなに元気なかったり、つかれてるときだってあるし。


その場合 「まあまあかな」って 答える。
それはスペイン語だと、 mas o menos 。

日本人なら、「まあまあ」って答えれば、それで会話は終わりなんだけど、
スペイン語圏の人に mas o menosって答えると、そのあとにえっらい質問攻撃にあうので注意。。。

まあまあ、って言っても、よくない意味にとるらしいです。

「どうしたの?」
「体の調子でも悪いの?」
「落ち込んでるの?」
「最近仕事うまくいってないの?」と
弾丸のように質問の嵐。。。


「うん、あんまり体調がよくなくて」と言おうものなら、
「いったいなんの病気なの? 教えてよ」
「どうして? 熱があるの?」
「病院にはもう行ったの?」
「薬飲んだの」としつこく聞かれます。

風邪といえば、「早く抗生物質飲んで寝てな」「はちみつとレモン飲んで」と言われます。


ちなみにラテンアメリカ人は、すっごく薬が好きな人が多いです。
薬も量がハンパなくて、どんな病気にもすぐ抗生物質飲んだり、その抗生物質の量も日本の病院で処方される量の何倍もの量。
そんなの飲んで大丈夫なの?ってきくと、これが向こうでは普通だし、これじゃないと病気にはきかないと言い張ります。
向こうでは医者の処方がなくても薬局で買える薬が多いらしいです。
日本の薬だと効かないからと向こうから持ってくる人もいるくらい。
ラテンアメリカ人から薬をもらう人やもしくはラテンアメリカで薬を飲む人、量に注意。
平気で一粒500mgとかありますから。



「ちょっと最近疲れてて」といえば (疲れてるは、 estoy cansada ← 話し手が男ならcansado)、
「仕事しすぎなんじゃないの?」とか「仕事替えたほうがいいんじゃない?」「もっと休まなきゃだめだよ」「なんか悩みごとでもあるんじゃないの」とか言われるし。


そして、「元気がないのはよくないよ。いつも笑ってたほうがいいよ。なにかあったんだったら自分に話してごらん。僕はどんなにつらいことがあっても笑うようにしてるよ。人生笑ってすごしたほうが楽しいでしょう」とか
人生論の説教にまで発展する。

たんなる元気かどうかの挨拶がここまで発展して15分以上延々と続きます。


あのね、東京に住んでれば、毎日元気で今日もいこう!!!って、みんないつも元気ってわけじゃない。
けっこうおつかれモードなのよ。



けど、このごろはもうめんどうなので、体調が悪かろうが、疲れてようが、
「うん、元気」と答えるようにしてます。

ちょうど、英語の

I am fine thank you, and you? って感じで自動的に答えたほうがめんどくさくないでしょ。 笑

これを答えとけば、挨拶の話はそれで終わりだから。