ホンジュラスとサッカー戦争
昨日ゴールデンタイムにサッカーW杯のホンジュラス VS チリをやっていたので見ました。
今回は残念ながらイケメンはいなかったので(笑)、サッカーに集中して見ましたよ。
チリは、南米予選のときにすごい強くて、最後のほうは猛突進で南米予選通過した…という記憶があります。
南米では2位だったけど、勝った試合はブラジルより多いです。
ところで、ホンジュラスって名前は聞いたことがあるけど、どんな国だっけ???
名前は知ってるけど、中米の国で、前に軍事政権だった、というくらいしか知らない。
調べてみたら、ホンジュラスは位置的に、メキシコの下(南)のグアテマラのもう一つ下(南)。
チリやブラジルが景気がいいのに対して、ホンジュラスは世界最貧国のひとつだとか。
ホンジュラスとサッカーとの関係で2つびっくりしたこと。
今回のワールドカップ観戦のために、ホンジュラス政府は公務員にサッカー観戦休暇を与えているそうです。
そして、過去にサッカーをめぐって戦争が起きたこと。
その戦争は「サッカー戦争」と名前がついています。
1970年のワールドカップ出場権をめぐった中米予選で、隣国のエルサルバドルと対戦。
一回目の対戦でホンジュラスが勝ったらエルサルバドル人の少女が自殺してエルサルバドルで大騒ぎに。
エルサルバドル政府がホンジュラスを脅迫したが、ホンジュラスが最終戦で勝利し、国交断絶したそうです。
もともと隣国同士で仲が悪くいろいろ問題を抱えていたのでサッカーが政治問題に発展したのだけど、エルサルバドルの軍隊がホンジュラスを空爆。戦争が始まったそうです。
戦争は短期で終わったんだけど、エルサルバドルはこれがひきがねとなって国内情勢が悪化し、のちにエルサルバドル内戦につながったとか。
そういえば、以前のワールドカップでコロンビアが負けたとき、負けた原因となった(オウンゴールしちゃった)コロンビアの選手が自国に戻ったら撃たれて死んだっけ。。。。
中南米のサッカーの熱狂ぶりはほんとにすごいけど、まさかここまでとは…。