La Reina de la Salsa (サルサの女王)
このまえクラブで、日本人から踊りましょうと誘われました。
でも、相手の人が私の手を握ったまま、なかなか踊りださないので待ってました。
すると相手が
「あれ? この曲 サルサですか? それともメレンゲかな? よく分からないな。。。 なんだろう、これ」
と考え込んでいます。
「どうやって踊ったらいいんだ、この曲。 ステップが分からないな」と言ってるので、
私が 「大丈夫、大丈夫。 てきとーにリズムに合わせて踊ればいいんですよ」と手をとって踊りだしました。
「でもこれサルサかメレンゲか分からないと踊れないですよ。 サルサでもメレンゲでもないし、変な曲。こんなんじゃ踊れない。ステップが分からないと踊れない。どうしよう。どういうステップで踊ればいいのか…」とずっとぶつぶつ言ってます。
「大丈夫、ほらみんなを見て。みんなてきとーにリズムにのって踊ってるでしょ」と私が彼をリードして踊りました。
「いったい、この曲なんなんだ。 変な曲」って言ってるので、
「セリア・クルースの曲ですよ」といったら、
「はあ? セリア・クルースなんて知らない。そんな名前聞いたこともない」って彼が言いました。
それがこの曲です。
Celia Cruz - La Negra Tiene Tumbao
セリア・クルースを知らないのかあ。。。。
サルサの女王。
ラテンの女王なんだけど…。
彼女はハバナ生まれのキューバ人。
でもキューバ危機によって、アメリカに亡命して米市民に。
キューバ危機によってアメリカにキューバの音楽が入ってこなくなり、NYにいたプエルトリカンなどを中心にサルサが生み出されましたよね。
その後 ファニア オール スターズで活躍し、次々にヒットを出し、ラテン界の女王に。
サルサの女王といえばセリア・クルース!
ラティーノにとってはスーパースターです。
惜しくも2003年に亡くなりました。
たぶん、こんなラテンの歴史はみなさんのほうがもっとよく知ってるでしょう。
サルサのステップやメレンゲのステップや技を習得するのも大事ですが、 ラテンが好きなんだったらセリア・クルースを知っててもいいんじゃないのかなーという気もするが、サルサの先生は教えてくれないもんね。
ラテンの曲知ったら踊るのももっと楽しくなると思って、このブログ書いてるんだけど。
ブログ内関連過去記事:
「サルサの女王セリア・クルースへささぐ」
「Azucar セリアにささぐコンサート 続き」
「サルサ DIVA」
「セリア・クルースのそっくりさん@南米のTV」