Life and Dance in Latino Style

ラテン音楽、スペイン語圏のラテン音楽とダンス。サルサ、レゲトン、バチャータ、メレンゲ等。中南米関連。ラテンファッション。スペイン語。その他の音楽関連

レッスンサルサからの転向

何年も前からやってみたいと思ってたサルサをついにはじめたのは去年(2005年)なので、私のサルサ歴はまだ1年です。これを言うとビックリされるんですけど。。


最初は、レッスンに通わなければならないと思ってサルサの先生やレッスン情報を集めました。サルサについて書かれたものも読みました。


サルサレッスンに出ていたら、基本のステップは踏めるようになりました。レッスンでは毎回すごく複雑な動きを教えてくれました。高いお金払って個人レッスンもうけたことがあります。サルサのビデオやDVDも買いました。


しかーし、クラブで踊ったら、レッスンで習ったこととクラブでみんなが踊ってるのが違うことに気づきました。レッスンで複雑なことをいろいろ習ったけど、みんなそんなことしてないような。。。 「レッスンで習ったことはいったいなんだったの…」 と次第に思うようになりました。


1で足をうしろにひいて、2、3とステップを踏み、そして4でとまる。それで踊ってると、どうもリズムがとりにくいんです。カウントとって、相手のリードをみながら自分を合わせないといけないし、足はこう腕はこう、… いろんなことで頭がいっぱいになって、ダンスも音楽も楽しめない。


でもサルサをやってる人達は、スクールやクラブのレッスンに何年も通って、自宅でも練習したりして、レベルアップしてきたそうです。練習を積まないとうまくはなれない。有名な先生について、サルサのサークルに入ったりイベントにみんな行ってるみたい。パフォーマンスに出たり、コングレスに行くほどの人も。


みんなはそうだけど、自分は性格的にそういう世界には合わない、… と思いました。


しかしそれをやらないと、ああいうふうにうまくはなれないんだろうな。あぁ、ほんとうはダンス好きなのに、なんでこんなに気が重くなっちゃうんだろう。


そのうえ、クラブでラティーノと踊ったらレッスンで習ったステップとぜんぜん違って踊れない。その日は気分的にぜんぜん踊れなくなっちゃって、誰ともダンスが合わない。「自分はサルサ下手なんだ。もうサルサに自分に合わない、もう嫌、やめたい… と深夜のクラブでがっかりしてうちに帰りたくなりました。クラブのはじっこに一人でぼーっとしてて泣きたくなりました。あんまり落ち込んだので、サルサクラブを出て他のジャンルのクラブに行きました。そしたらそっちではみんな自由に踊ってるから楽しかった。やっぱりもとの古巣に(テクノなどのクラブ)戻ろうかと思いました。




そしたらサルサやってる日本人が、「ぼく南米に旅行したことあるけど、南米でみたサルサはレッスンで教えているサルサとは違ったよ。南米ではそのへんのおじさんやおばさんたちがすごくサルサうまかったんだよね」、とその人は言ってました。


サルサやめようと凹んでたときに、東京のあるサルサバーに行ったとき深夜になったら、ラティーノとラティーナ(ラテンアメリカ人)ばかりになりました。コロンビア人が多かったです。そしたらコロンビア人の美人のお姉さんたちサルサ踊ってるんだけど、ターンやスピンする人が1人もいないことにきづきました。でも大人っぽいし、すごく色っぽい。


私もこういうダンスしてみたいなー、私もラティーナみたいに踊りたい。



そこで今までのサルサはやめて、南米スタイルのサルサに転向しました。サルサをはじめて2ヶ月足らずのことです。 そこからコロンビアのサルサにはまって、コロンビアファンになりました。