不況の影響
リーマンショックにはじまった世界恐慌の影響はどんどん広がっています。
日本の企業も大きな損益を出していて、大規模なくびきりが行われています。
派遣やアルバイトなどの、非正社員がどんどん解雇されています。
特にまっさきに首を切られているのが、外国人の派遣。
特に打撃が大きいのが自動車関連。
トヨタは75%の減益で、海外工場で働く人を解雇したり工場を数日ストップ。日本でも解雇や減産してますから、トヨタの下請けはさらに厳しい状況になっています。
おとといはいすゞが派遣を1400人、来月いっぱいで解雇すると発表しました。
栃木、群馬、浜松、神奈川、愛知、いずれも大企業の工場があるのでラティーノが多いのですが、ここ最近大勢のラティーノたちが職を失い、次の職も見つからずパニックになっているそうです。
私のまわりでも、今日は40人一斉解雇された(日本人含めて全体で)、誰々がくびになって妻子がいるから困っている、というような話を毎日聞きます。
急にくびになったら、奥さんや子供たちはほんとに大変だと思います。もしこれを読んでる方にそういう方がいたら心から同情します。心配だし気分も暗くなります。
アメリカやスペインなどで働いていたラティーノにも本国に帰る人が増えてると聞きます。きっとこれから日本を出ていくラティーノが増えるかもしれませんね。
街ではクリスマスのイルミネーションが華やかですが、みんなの表情は晴れやかではないようです。
でもここ数年の好景気はちょっと異常だなと私は感じてたし、経済発展で地球環境の破壊がすすみました。
この世界恐慌は、21世紀の地球を考える上ではいいチャンスなのかもしれない。