マニャーナの国
このまえ、AHORITAというスペイン語は南米とドミニカで意味が違ったと書きました
「ahorita」 。
スペイン語には国によって同じ言葉でも違う意味の場合があります。
今日、南米人の友達から電話がきましたが、
「Estoy trabajando ahorita 」 ( I am working now いま仕事中なんだよね) と言いましたよ。
南米のこの国では、 ahorita = ahora です。スペインのスペイン語のテキストも、ahorita = ahora です。
でもドミニカに住んでた日本人のブログに、ahoritaで私と同じ失敗をした例がありました。
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ところでドミニカ人ですが、
「Mañana (manana マニャーナ) 電話するね」 (明日電話するね)
と 私に言っておきながら、
2日たっても電話がきませんでした。
「なんで マニャーナ(明日) 電話する」って言ったのに、電話してこないの?」
と私が怒ったら
きょとん … (・o・) としてました。
私がなにを怒ってるのか、ま~ったく 理解してません。
何度も同じことするので、怒っても治らない。
しばらくドミニカ人たちと一緒にいてわかったのは、
彼らにとって マニャーナ っていうのは
「明日」 じゃなくて、
「こんど」
くらいの意味だと分かりました (+_+)
これは ahorita と違って、文化の違いです。 同じラテンアメリカでもエリアによってかなり気質が違うと思いました。
よく ラテンの人たちは マニャーナ、マニャーナ と口だけ言ってまったく動かない
と世間でいわれてますよね
(たとえばお役所の人でも)。
これって、まさにこのカリブのドミニカ人たちのことじゃん!!!
だって南米人の知り合いはみんな、マニャーナ電話するね、って言ったらほんとに電話きますよ。
もし電話こなかったら、「ごめんね、忙しくて電話できなかった」と謝ります。
なかには時間にルーズなやつもいるけど、ドミニカ人たちに比べればたいしたことない。
(まあ人によってはルーズじゃない人もいるかもしれないけど)
私の友達のペルー人は、待ち合わせ時間よりも先に来て待ってます。
ラテンアメリカ人は時間にルーズでちゃらんぽらんだ、というイメージが世界中にあるけど、
マニャーナな国は ドミニカ のことでは?
一年中太陽にあたりすぎなんだろう。
ブログ内関連過去記事
「ラティーノからひっぱりだこのスペイン語本」
「国によって違うスペイン語」
「カリブ弁」
「グアグア」
「ヒマグア」
「ahorita」