日本人は手、ラティーノは腰
仕事でストレスがたまったので、仕事帰りにラテンクラブにちょっと立ち寄りました。
バーカウンターで飲みながら、ぼーっと踊ってる人たちを眺めていました。
その日はみんなLAスタイル(サルサ)の人ばかり。
日本人の男性でLAスタイルやってる人たちは、手だけで踊っていて、足が止まっている人が多いな~と思いました。
女の人がみんな上手でダブルスピンとかきれいにくるくるきめてたんですが、男性は手だけで女性をまわしてるような。
っていうか、男がまわしてるというよりは、女性が勝手にまわってるという感じがしました。
だって、女性はどの人と踊っても、ダンスが同じ。上手に踊ってます。もしかして相手の男性が下手だろうと、女性の側はちゃんと踊れるのかも…と思いました。
男性は手をさしだしてますが、足がとまっている。
全体的にステップを1、2、3と踏んでいても、腰が動いていない。
足と手だけで踊ってるような。
ラティーノは腰で踊ってます。
ラテンアメリカ人にとって、ダンスは 「腰」 がいのち。
踊ってると、「シントゥーラ、シントゥーラ(腰)!!!」といわれることがあります。
つまり、腰をもっと動かして!! ってこと。
ラティーナもラティーノも一見地味に踊ってるようですが、腰はすごく動いています。
ダンスはぜんぜん違うけど、ブラジル人が踊るときの腰のムーブメントはすごいですね!