グラミー賞ボイコット
ジャスティン・ティンバーレイクやMARY J BRIGE やレッチリはここではおいといて、
このブログで関係あるものとしては、
Best Tropical Latin Album では、Gilberto Santa Rosaの 「Directo Al Corazón」が、ラテングラミー賞にひきつづき、ここでも受賞。
この賞の他の候補者(ノミネート)は、
- Fuzionando
Oscar D'Leon - Salsatón: Salsa Con Reggaetón
Andy Montañez - Hoy, Mañana Y Siempre
Tito Nieves - What You've Been Waiting For — Lo Que Esperabas
Tiempo Libre
さて、BEST LATIN ROCK, ALERNAIVE OR URBAN ALBUM賞では、MANAの「AMAR ES COMBATIR」が受賞しました。 ラテングラミー賞で受賞したレゲトン人気グループの CALLE13をおさえての受賞。
賞を逃した他の候補者は、
- Lo Demás Es Plástico
Black:Guayaba - The Underdog/El Subestimado
Tego Calderón - Calle 13
Calle 13 - Superpop Venezuela
Los Amigos Invisibles
ところが、このグラミー受賞式をMANAがボイコットしたそうです。ボイコットの理由は、アメリカ政府の移民政策に反感があるからだそうです。
ブッシュ政府が、移民規制法案を出して、特にヒスパニック系の移民(スペイン語圏のラテンアメリカ移民)を追い出そうとしたため、それに対してヒスパニック移民が大規模な抗議デモをしているニュースはごぞんじだと思います。
アメリカの不法移民の大半がヒスパニック系で、しかも多くがメキシコからの移民だからだそうです。確かロスの人口の4割がヒスパニック系だったと記憶してますが、ヒスパニックが多くて迷惑だから出て行ってほしいと文句を言ってる人もいるそうです。
でもさ、ロスはもともとメキシコだったんだよね。LOS ANGELS って字を見れば分かるけど、スペイン語です。
反ブッシュのディクシー・チックスが今回最多受賞したそうで、ここでもブッシュの不人気があらわれていたそうな。 今回のグラミー賞の授賞式まだ見てないんですけど、想像するに少し政治批判色が強かったのかもしれませんね。