ラテンハウスで踊ろう♪
蒸し暑い季節になってきました。
暑くなってくるとやっぱりラテンな曲が聴きたくなりますよね。
ハウスやテクノからラテンにきた私が、超おすすめのラテンハウスの曲を紹介します。
ラテンハウスは簡単にいうと、ラテンのサウンドが入ったハウスミュージック。
ラテン好きはもちろん、ハウスだから「ラテンよくわかんないない」、っていう人でも踊れるよ。
家でもかけて踊ってみてね。
たとえばこんな曲
まずemma houseから
⚫︎
「Welcome to Sambatown」 Tonga
この曲は結構クラブで流行ったからきいたことある人もいるかも。
タイトルからわかるようにブラジル系ですね。
⚫︎これもブラジル系。
なんとシャカタク。
「Brazilian Love Affair」Shakatak (the steve mac mix)
ところでサルサなんだけど、
サルサ界の大スターMarc Anthony(マーク・アンソニー)はもともとハウスの歌手で、ハウスからラテンに移行したんですよ。
サルサ界のディーバ La Indiaもハウスとラテン両方を両方歌ってます(特に90年代)。
2人ともいまサルサ界を代表するスターなんですけどね。
⚫︎ La Indiaはいろいろハウスの曲歌ってますが、これがおすすめ
「Love & Happiness」 (Yemaya Y Ochun) Masters At Work ft. India
これはタイトルやメロディでわかるように、キューバの音楽が入った曲です。
(Yemaya Y Ochun)
⚫︎上の曲のMasters At Workはニューヨーク在住のプエルトリコ系のグループでハウス界の大御所ですが、その一人がLouie Vega。
Louie Vega(ルイ・ヴェガ)は、サルサのレジェンド Hector Lavoeの甥なんです。
ハウスのDJでもありますが、彼はラテンの曲もリリースしてるし、ラテンハウスの曲をたくさんリリースしてます。
Hector Lavoeはプエルトリコ系NYの人のレジェンドでもあるので、プエルトリコ系のMasters At Workにとっては偉大な存在でしょう。
このMasters At Workがメンバーのルイ・ヴェガのおじさんのHector Lavoeのサルサの名曲「Mi Gente」を入れて作ったハウスの曲。
Indiaが歌ってます。
「 La India con Lavoe 」 India Feat. Master At Work
ほんとにサルサファンにとっても感慨深いですよね。
これが元歌
「Mi Gente 」 Hector Lavoe
⚫︎ちなみに上記のLa Indiaがサルサを歌ってる曲。
La Indiaはライブで聴いたことありますが、歌詞が女心を切々と歌った曲が多く、コンサートにきてた観客の女性達が涙ぐんできいてました。私も涙出たけど。
すばらしい歌手です。
そのLa Indiaと、ハウス歌手からラテンに転向してラテンの大スターになったマーク・アンソニーのデュエット曲。
「Vivir lo nuestro」 La India & Marc Anthony
⚫︎ masters at workのルイ・ヴェガのおじさんのHector Lavoe は伝説のサルサ歌手。70年代に一斉風靡して大ヒットを次々に生み出し名声を得たけど、ストレスからドラッグに溺れ1993年に亡くなりました。
彼の生涯は「El Cantante」(エルカンタンテ)という映画にもなりました(マーク・アンソニーとジェニファー・ロペスがHectorと妻役を演じた)
彼の代表曲
「El Cantante」 Hector Lavoe
この曲の歌詞がラティーノ達(中南米人)が心にしみるというんですが、歌詞を簡単に和訳すると
「 エル カンタンテ ( 歌手の中の歌手)」
俺は歌手の中の歌手と言われてる有名な歌手、自分の歌を聴きにたくさんの客がくる
お金を払ってきてくれた客のために、悲しんでる暇なぞなく歌わなきゃいけない
みんなが俺の名声をうらやましいとほめたたえるが
俺が心の中で泣いて苦しんでることなど誰もきいてくれはしない
ショーの時は輝いだ大スターだが
ステージを降りればただの人間さ
笑いも涙や恥もある人生を過ごしている
俺は心の痛みや心にある恥を忘れるために、みんなのために人生の歌を歌う
こういう歌を歌ってHector Lavoeはサルサ界のレジェンドとなったんだけど、その甥っ子がハウス界にいるという