Life and Dance in Latino Style

ラテン音楽、スペイン語圏のラテン音楽とダンス。サルサ、レゲトン、バチャータ、メレンゲ等。中南米関連。ラテンファッション。スペイン語。その他の音楽関連

ピットブル5月に来日、新アルバム、生い立ちとキューバ

ピットブルが5月に来日します。
5月23日が大阪、5月30日は東京。
今の時点だとまだ東京の武道館公演はチケットあるみたいです。

ピットブルの曲はパーティチューンばかりなので、コンサートはクラブみたいに盛り上がるとおもいます。
武道館じゃなくてスタンディングの箱のほうがよかったのにね。
武道館でコンサートできるなんて、ピットブル年々会場がでかくなっていくな。


ピットブルは去年秋に新しいアルバムをリリースしました。
「Climate Chage」 (クライメイト チェンジ)です。
そのアルバムをひっさげて今回のワールドツアーは「Climate Change ツアー」です。


アルバムの収録曲はいろんなアーティストとのfeaturingものが多いのですが、エンリケ・イグレシアスと歌った曲もあります。


その中から2曲紹介しますね。

ラテンとしてはまず、ジェニファー・ロペスとの曲。


「Sexy Body 」Jennifer Lopez, Pitbull






ジェニファー・ロペスプエルトリコアメリカ人で、ピットブルはキューバアメリカ人です。
プエルトリコキューバカリブ海にある島で、キューバの隣の隣がプエルトリコですが、プエルトリコは米領になっています)







そして同じアルバムからボブ・マーリーの息子と歌った曲


「 Options」Pitbull ft. Stephen Marley







また Pitbullは今月公開される映画のワイルドスピードのサントラの曲 「Hey Ma」もリリースしています。

「hey ma」については前に書いたこの記事をみてください。歌詞の和訳もしました 
→  「ワイルドスピードの”Hey Ma” 歌詞和訳。Pitbull, J Balvin」
「 ワイスピの”Hey Ma”の英語バージョンがリリース」



今日はピットブルの生い立ちについて話したいとおもいます。


ピットブルは、キューバ移民の子です。
両親はキューバからアメリカに亡命。
ピットブルは米マイアミにあるリトルハバナで育ちました。
マイアミはキューバ系移民が多くて、キューバ人が多いリトルハバナがあります。

映画「ワイルドスピード8」にはキューバハバナが出てきます。
でも「Hey Ma」のミュージックビデオはアメリカのマイアミで撮影されたんですが、キューバっぽいでしょ。

ピットブルの本名は Armando Christian Pérez (アルマンド・クリスチャン・ペレス)です。
彼のアルバムに「Armando」というのや、歌詞に「Armando」ってでてくるのがありますが、自分の名前ですね 笑。
ピットブルは芸名でマフィアとかが番犬に使ってて時々人をかみ殺し事件になる猛犬のピットブルからとったそうです。

ピットブルは小さい頃に両親が離婚してお母さんに育てられました。
両親はキューバの文化をピットブルに教え、ピットブルは幼児の時にキューバの英雄ホセ・マルティの詩を暗唱できたそうです。
またピットブルは、キューバの有名な歌手セリア・クルースやWilly Chirinoの音楽に影響を受けました。
お父さんが5歳の時にバーに連れて行ってくれたそうで。。。5歳で酒場かい 笑
お父さんから多大な影響を受けたそうです。

若い時はドラッグディーラーをしたこともありますが、アメリカのNYや西海岸のラップに影響を受けてラッパーになりラップで曲もリリースしました。
ラップのLil Johnのアルバムに2002年参加したことから道が開け、2004年に「MIAMI」のアルバムをリリースして「Culo」の曲で世界に大ブレイクしました。

だから彼はレゲトネーロ(レゲトンシンガー)というよりは、もともとヒップホップ系のラッパーです。

だから彼はスペイン語と英語両方話せるし、両方の言葉で歌を歌ってます。
自分のルーツのキューバを大事にしてるし、キューバのことが歌に出てくるんです。



私はキューバにいた時に、キューバ人の友人たちにピットブルの話をふったらめっちゃ喜んでました。
ピットブルの親がその地域の出身だからピットブルがその地域から出た有名人ということでうれしいみたいです。


エロ番長やパーティ番長というだけではなくて、そういうピットブルのキューバとの結びつきもわかると彼の歌をもっと楽しめると思いますよ ♪









このブログでピットブルについて書いた記事はこちら:

「ワイルドスピードの”Hey Ma” 歌詞和訳。Pitbull, J Balvin」
「 ワイスピの”Hey Ma”の英語バージョンがリリース」
PITBULL 「COMO YO LE DOY」feat.DON MIGUELO エロ番長」
「PITBULL来日公演」
「PItbull、A-HAのダンスバージョン」(「feel the moment」)
「PItbullのBON BONの歌詞」
「PITBULLのHotel Room Service」
「PItbull ヒットメーカー」
「レゲトンにはロマンチックやまじめな曲もある」(pitbull の「culo」と「give me everything」
「映画ワイルドスピードとレゲトン。DON OMARも出演」(Pitbullの「Blanco」など5曲)
「Danza Kuduroの別バージョン3曲」(「Danza Kuduro」をPITBULLとLucenzoが歌った英語バージョン)
「ジェニファー・ロペスのランバダ」(Dance on the Floor feat.Pitbull)
「Toma Toma」(Pitbullの「Toma」)
「Un dois tres quatro, Pitbull」(「I know you want me」)
「一番好きなレゲトン Culo」(Pitbullの「Culo」)
「ジェニファー・ロペスとPITBULL再び」 (Dance Again)
「こんなガソリンスタンドあったら行っちゃう~?」(「El Bumper」feat.Pitbull)
「シャキーラがセクシーなのは」(「Rabiosa」Shakira feat.Pitbull)
「プエルトリカンパレード」」(Pitbullも出演)
「we no speak americanoの歌詞」(PitbullのBon Bonの元歌)
「レゲトンにはなんでエッチな意味が隠れてるの?」