Life and Dance in Latino Style

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ラティーナのメーキャップ法

中南米にいたとき、ラティーナってメイクどうやってやってるんだろうと思ってました。

昼間はすっぴんとか薄化粧の人が多いのに、夜出かけるときになるとメイクとファッションががらりとかわって変身する女性が多かったんです。
(注:メキシコは日中から厚化粧の人が比較的多く、コロンビア、メキシコ、アルゼンチンは昼間はすっぴんか薄化粧が多かった)

その変わりようがすごいし、きれいだし。

メイクのやり方知りたいと思いました。

ネイルサロンはときどきいってたんで、美容院でメイクしてもらえばよかったかな。

けど現地在住の日本人が髪を切りに行ったら、日本人の髪質に慣れてないからすごい変な髪型にされたっていってたので心配。
中南米人はまつげもまゆげも濃いし彫りも深くて目が大きい人が多いでしょう。
けど、同じメークをそのまんま日本人にされたら変になっちゃうと思うし。


向こうの女の子ってクラブメイクがうまいんですよ。
それにFBとかの写真うつりもいいです。
夜遊びのときは、近くで見られるのを意識するんではなくて、クラブの暗い照明やライティングに合うようにメイクしてるんでしょうね。

日本の中南米人が多いラテンディスコにきてるラティーナもメイクが上手い人がいるんですよ。
「あれまねしてみたいけど、どうやってメイクしてるのかなーって思ってました。
いろいろコスメ買って試してみたんですが、同じようにはいかないんですよ。


クラブのライトにも映えるメイクを、クラバーやサルセーラとしてはしてみたいですよね!



そこで、コロンビア人が化粧法を教えてるビデオを探してみました。
ビデオで使ってる化粧品は、コロンビアのスーパーなどで売ってるプチプラの(安い)コスメです。
ビデオで彼女たちが持ってる化粧品は、ほんとにコロンビアのスーパーや商店で目にしましたよ。

中南米ではランコムやシャネルなんて日本より値段高いから、金持ちしか買えない。
マックスファクターやメイベリンなども場所によっては売ってますが、彼女たちにはやっぱ高いでしょう。

だから普通の女の子はプチプラのメイク用品を買ってます。
けどそんなにたくさん持ってないという気がします。
何人かの子がメイク用品見せてくれたけど、すごく少なかった。

日本でもドラッグストアのプチプラ流行ってますよね。

もちろんビデオに出てくるコロンビアのコスメは日本では売ってないので、手持ちのコスメか、もしくは似たような色のコスメを探してみてください。ためしにやるので、プチプラので十分だと思います。




●さて最初のコロンビアーナ





筆でおおまかにファンデを塗る。
そしてアイシャドウもまぶたの半々に大胆ですね。
目頭半分にゴールドっぽい(黄土色っぽい)シャドウ入れたときは、え。。。っ
まぶたの眉頭よりで影になる部分にたくさん茶色や黒のシャドウを入れるんですね。
だいじょうぶなのかなー。
チークを頬だけじゃなくて、額や首まで入れてるのにはびっくりしました。 額に入れるのは日本でもやりますが。
肩まで出したときのデコルテ考えてるんですね。
日本語でなんていうんだっけ、ブロンシャール。日本ではブロンザーっていうんだっけ? 日焼っぽくブロンズにするパウダーもあとから入れています。
ノーズシャドウも大胆に。 鼻の脇とかまでたくさんノーズシャドウ入れるんですね。
その後に目の下にコンシーラーみたいのをぬって、
締めにおしろいをはたいたのを見てびっくりしました。
え、最後にコンシーラーとお粉?

彼女は陰影にこだわった化粧法ですね。
参考になります。



●次のコロンビア人の女の子のメイク法です。

ちなみに私はこれに似たメイクをクラブに行くときにやってます(ここまで濃くないけどこういうパープルづかい)

この女性もコロンビアのスーパーなどで売ってるプチプラのコスメでメイクしてます。





見てたらこんなに大胆にやっちゃってどんなことになるのかと心配になりましたが、
できあがったら、よくいるコロンビア美人になりました。
こんなメイクの人けっこう向こうにいますよ、確かに。

この女性もアイメイクが全部完了してから、ファンデをつけて、コンシーラーを目の下に塗って、お粉を筆でつけています。
そのあとにチーク。 さっきと違ってチークはさっと入れただけ。
アイメイクがしっかり目なのでリップの色はひかえめ。


1番目の彼女と2番目の女性では骨格が違って、2番目の女性は鼻が高くて目鼻立ちがはっきりしてます。
たぶん1番目の女性は鼻を高く見せたいのでノーズシャドウやハイライドやブロンザーで陰影入れたりしたんではないかと思います。

コロンビア人は鼻を整形してる女性が多いと思いました。
鼻ってコンプレックスなんですかね?



2人とも 日本とはずいぶんお化粧の仕方も違いますが、特に日本とメイクの順番が違います。

日本では ファンデーションを塗ってから→アイメイクなんですが、アイメイクに時間がかかるしアイメイク終わったときには目の下にアイラインとかアイシャドウがよれたり落ちたりして汚れることあるんです。 失敗したときはお化粧やり直しになります。

このビデオのように最後にファンデ塗ったほうが目の下の汚れも関係ないし、肌に透明感出るかもしれないね。
この方法今度実践してみよう



●ブラックアイシャドウ

最後にブラックのアイシャドウを使ったメイクいきます。

こういうメイクしてくるラティーナが日本のラテンディスコに来てて、ブラックでどういうふうにやったらこういうふうになるのかサルサ始めた頃から長年思ってたんです。
あこがれていろいろコスメ買って自分もそういうメイクやってみてもうまくいかないし。

そしたらこのビデオ見てようやくわかりました。





かわいいーーー!


こういうメイクした子もコロンビアのクラブとかによくいましたよー。
よくあるクラブメイク。


でもこんなメイク、コロンビア人にはいいけど、私の顔じゃ無理。
まぶたに塗る黒いシャドウの量がはんぱじゃない。
日本人だったら真っ黒になっちゃうんでは。
日本人に合うように誰かアレンジしてくれないかなー。




現地のメイク用品売ってるところにはちょくちょくショッピング行ってたんですが、私は、日本から日本製や欧米製のメイク用品をたくさん持って行ってました。
たいてい海外行くときはメイク用品持っていきますが、中南米だと現地で手に入らないものも結構あるし肌が荒れたら怖いので持参する量が増えます。

中南米のショッピングモールとか、コスメが充実してるスーパーのコスメコーナーなどによくみにいってました。
けど、化粧品コーナーはどこも日本とか北米みたいにきれいに配置してない。
インポート物は盗まれないように隔離してあるし、国産はごちゃごちゃしててマニュキアは何百個もまとめてどさっと箱に入ってたりするし、期限大丈夫なのって思うくらい古そうに見えるのもあるし。
メキシコで安い現地のアイシャドウをいくつか買ってみたら全部中国製だったのでがっかり。 メキシコではショッピングモールやウォールマートなどのスーパーでコスメ買ってました(北米メーカーのだけど)。
メキシコの空港内のMacでもよく買ってました。

欧米のブランドコスメや日本製のコスメに見慣れたみなさんには、中南米で一般に売ってるコスメはかなりしょぼいと思います。
たぶん見ても購買欲わかないと思う 笑。

でもこれが中南米の女の子たちがおこづかいはたいて買うコスメなんですよねー。

で、そのコスメでこんなにきれいになる。。。

まあ、だからコスメは値段だけではないというわけですよ、はははは。

とはいえ、私もコロンビアではメイク用品はアメリカのブランドのしか買ってないけど。
ヘアケアやネイル用品はコロンビアのを買ってましたが。

あと、中南米で思ったんですが、現地の人はコスメそのものよりもブラシとかメイク用品にこだわってるような気がします。
メイクブラシたくさん売ってる店もあったし。
上記のビデオでは、ファンデも筆でつけてたし、お粉もブラシでつけてる子もいたし、アイシャドウもブラシで入念にぼかしたりしてたので。ブラシづかいがポイントなのかもしれないなあ。
だから立体感が出るのかな?
私のしろうと考えですが。


コロンビアもメイク用具は結構売ってたし、今回ビデオも見たので今度はコスメやメイク用品も買ってみたいと思います。
メイクのやりかたも習いたい。

一回、プロのメーキャップアーティストにメイクしてもらおうかな。
彼らもきっと日本人のメーキャップやったことないからとまどうと思うんだけど、どういうふうになるか。
すっごい変わるかもしれないしね。
クラブにいいかもね。
楽しみ。


ちなみに、サルサのプロダンサー達がショーに出る前の準備のときに楽屋にいたんだけど、何十色もアイシャドウが入ったパレットを持った人がダンサー達のメイクをやってて、ショー用のメイクってすごいんだなって思いました。

上のメイクももしかしたら日本人には濃すぎるかもしれないだけど、でもサルサダンサーのショー用には参考になるかもしれないですね。