カリではJOE ARROYOやグルーポニーチェはかからない
コロンビアのカリはサルサの首都といわれるサルサの都市です。
コロンビアのサルサといえば、Grupo Niche や Joe ArroyoやFruko。
曲といえば、カリパチャンゲロとか、Rebelionとか。
(アーティストやその曲についてはこのブログの過去トピック参照してください。( 「Grupo Nicheのライブに行ってきた」 、 「JOE ARROYO重体」、 「CALI」)
日本でもコロンビアサルサといえばこういったコロンビアサルサの名曲がかかります。世界のサルサ界でも有名なコロンビアアーティストですから、コロンビア大使館主催のイベントでも必ずかかります。
私はグルーポニーチェのコンサートもいったし、コロンビアサルサといえばJOEやニーチェだと思ってたので、コロンビアに行けばそういったコロンビアサルサがたくさんかかってるんだと思ってました。
ところが、首都のボゴタや第二の都市のメデジンではほとんどサルサがかかってない。。。
(というのは 「やっぱりサルサならカリ」以前書きました)
そしてサルサの都市カリにいってびっくり、サルサはあちこちでかかってるけど、グルーポニーチェやJOEの曲がぜんぜんかかってない。
サルサのフェスティバル時期は、Grupo NicheのカリパチャンゲロやCALI AJIなどカリの曲がかかってましたが、そのフェスティバルが終わるとそういった曲も姿を消します。
カリでクラブに行くと、日本では流れてない知らない曲ばかりなのです。
なんでFRUKOやニーチェさえかからないんだろう。
昨日、カリのクラブでは「カリサルサ」が踊られてない、という衝撃の事実を書きましたが、今回は第二弾の衝撃の事実、
〝カリでは有名なコロンビアサルサ曲が流れてない”、 です。
これをほかのラテンアメリカ人たちに言ったらびっくりしました。みんなコロンビアサルサといえばグルーポニーチェなどだろうと思ってるからです。
カリではクラブでもラジオでもgrupo nicheやjoe arroyoなどはほぼかかってませんでした。
数回耳にしたことがありますが、いずれも繁華街の観光客が多いバーやクラブでした。
「なんでカリではJOE ARROYOなどをかけないの? コロンビアの名曲なのに。日本ではコロンビアサルサといえば彼らの曲だよ」と私がきいたら、
「もううちらカリっ子は、JOE ARROYOの曲とか聞き飽きてるんだよ」との返事。。。
まじで~、聞き飽きてるんですか。。。
JOE ARROYOこのまえ亡くなったんだから、追悼でかけてもよさそうなのに。
「もう古いし聞き飽きてるから、観光客向けの店でしか流れてないんだよ」とさらに追い打ち。
厳しーな~。
「カリのクラブやラジオでは、もっとSABROSOな曲をかける。いまのカリではそういう曲が流行っているから。観光客向けには観光客向けの曲になるんだろう。」とのこと。
カリにはサルサだけかかるクラブやラジオ局がいくつもあります。しかしカリのクラブやラジオでかかる曲は以前書いたように、日本のクラブでかかってるサルサとぜんぜん違います(過去トピックの「日本のラテンクラブと中南米のラテンクラブでは音楽が違う」 を見てね)。
日本でクラブ通いまくってる人でも、日本から中南米に、特にカリに行ったら知ってる曲がほとんどないと思います。
カリは95%くらいわからないんじゃないかと…。
私は最初にカリに行ったときは知らない曲が多かったけど、カリのクラブでかかる曲はたくさん採集しました。
音楽マニアなんで。。。笑
カリのクラブで流行ってるクラブのサルサ曲ならもうたいていわかるようになりました。
ということで、
世界に有名なコロンビアサルサはカリではかからない、というのが第二弾の衝撃事実です。。。
ブログ内関連過去記事:
「カリではカリサルサを踊ってない」
「やっぱりサルサならカリ」
「やっぱりサルサならカリ」
「カリサルサ」
「ラテン音楽のicon, joe arroyo 死去」
「Rebelion コロンビアサルサ」
「Grupo Nicheのライブに行ってきた」