中南米を歩くときには注意
ラテンアメリカで注意したほうがいいこと。
それは… 歩道を歩くとき です。
なんでかというと、ラテンアメリカはおうおうにして歩道の状態がひどいところが多い。
でこぼこ、穴があいてる、石畳の石がはがれてる、地割れのように割れ目ができてる。
ときにはマンホールのふたがない、たてよこ深さが50cmくらいの穴が歩道にあいている。
穴の上には気休めのように細い板がおいてあったり(穴がふさがってないから、お知らせ程度に誰かが置いた)、穴の中にペットボトルなどのごみがたくさん落ちてる。
下を見ないで歩いてたり、暗い夜道を歩いてると、こういうでこぼこで転んだり、穴に落ちますよ~。
気をつけてね。
田舎とか貧乏地域だけというわけじゃなくて、首都でもお金持ちエリアでも繁華街でもオフィス街でもそうなのです。
(一部の観光リゾート地は整備されてるところもありますが、一般的に)。
横断歩道の途中に大穴があいてたこともあります。
まじでほんとに危ない。
子供とか落ちたら死ぬんじゃないか…。
私はこういうでこぼこにつっかかって転んでケガしたことが数回あります。いずれも夜。日本みたいに街灯が明るくないから夜はよく見えない。流血してタクシーで帰宅したこともあり。
歩道を歩くときはいつも下を見て、すごい注意して歩いています。
ラティーナはよく細いハイヒールでこんな悪い道をすたすた歩けるなと感心します。
ラティーノから「もっと早く歩けないのか」と言われたことがあるんですが、東京で歩くときは早く歩くけど、中南米では道を見ながら注意してあるいてるから減速するんです。
しかし歩くときは下だけ見てちゃダメ。
上も見なきゃ危ない。
切れた電線が垂れ下がっていたり、お店のぶらさがった看板などが頭がぶつかる位置にあったり、出店からひもが出ていたりしていることがあります。
上も見てないと、頭をぶつけたり顔をひっかけます。
なので、ラテンアメリカでは 下を見て、上を見て、下を見て、→ 両方見て歩かないといけない。
ラテンアメリカ人たちにそれを言ったら、どこの国でも大ウケ。
どこでも同じ問題を抱えてるのね。。。
政府が道を修復するためといって高い税金をとっておいてぜんぜん整備してないから、こういうひどい道になる、政府のせいだ、と怒ってました。
私でも転んでけがするんだからお年寄りとか身体の不自由な人はどうしてるんだろうと心配してたら、南米のテレビのニュースで盲目の人が歩道を歩くときにすごく苦労してる、という特集をしてました。
ほんとに大変だよね。
アメリカはもし転んでケガでもしたら訴訟されて大金とられるから道路を整備してなきゃいけないってアメリカ人が言ってたけど。
ラテンアメリカもまずは道路の整備からしないとね。(でもいつになることやら…)
ラテンアメリカを旅するみなさんはまず注意してください。
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「海外旅行で身を守るために」