コロンビアのバスの中で
コロンビアの路面電車で席に座ってぼんやりしていたらいきなり
「そこのセニョリータ! 席譲ってよ!」って大声で言われてびっくり。
見ると、幼児を抱えたお父さんお母さん。
すぐ立ち上がって席を譲りました。
実はそのとき私は病院帰りですごい具合が悪かったんだけど。。。。
日本では赤ちゃん連れたお母さんは電車内などでは赤ちゃんが泣いたり席がなくて肩身がせまい思いをしてることが多いと思いますが、コロンビアは違います。
バスや路面電車内などでは、お母さんが大声で「赤ちゃん連れだから、席を譲って」と車内に響き渡る声で叫びます。
夕方のラッシュアワーでも、「子供が2人います。席あけてください」ってどなって、堂々と人込みをかきわけて移動し席を譲ってもらい座っていました。
コロンビアの子連れは強し!
コロンビアは優先席は、55歳以上くらいのおばちゃんならもう譲ってもらえます。
熟年の人が立ってると、「セニョーラ、そこの席があいてるわよ」とほかの人が教えてくれます。
しかもおじさんじゃだめで、女性(おばさん)に対してなのです。
バスで席に座ってると、立ってるおばさんが大きなおしりで痛いほどぐいぐい押してきて無言の「席譲れ」プレッシャーをかけてきます。
コロンビアのおばちゃんも強し。
コロンビアはさっと席を譲る若者が比較的多いと思います。
あと、大きなバッグとか買い物袋とか荷物を抱えてると、近くの席に座ってる人が「それ持ってあげますよ」と言って荷物を持ってくれることがよくあります。
友達とバスに乗ってたら、友達も知らないおばさんの荷物を持ってあげていました。
南米は治安が悪いしバス内はすりが多いから注意しろとガイドブックに書いてあるので、もし荷物を持ってあげると言われたら荷物とられるかと思って断る旅人もいるかもしれませんが。
これよくあることなんです。
コロンビアの都会のラッシュアワーも結構大変だし、路線バスはボロいうえにとばすから揺れる。譲り合いを見るとなんだかほっとします。