プエルトリコのサルサの踊り方
プエルトリコのサルサでびっくりしたこと。
それはLAスタイルが主流だったことです。
プエルトリコ首都の有名クラブに行ったら、みんなLAスタイルでまるで競技会のように踊ってました。
スピンすごいし場所とって激しく踊るのでぶつかってきて痛い。
そこはプエルトリコ人もいたけど、アメリカ人など外国人も来てました。
各ホテルのバーとかロビーとかでサルサの生バンドが入っていて踊ってましたが、LAスタイルばかり。
プエルトリコに住んでる英語圏先進国出身の外国人サルセーロが、「LAスタイルが好きじゃないならプエルトリコはつまらないと思う。LAスタイル全盛だから、LAスタイルできない人はきびしいよ。私はLAスタイル好きじゃないので、自分の国のサルサバーのほうが楽しかった」って言ってたのですが、ほんとでした。
日本もLAスタイルが一番メジャーなので、LAスタイルで踊ってる方はプエルトリコに行ってみては。
ところが週末にプエルトリコの公園を歩いていたら、公園で数十人のプエルトリコ人のお年寄りたちがサルサ踊ってました。
その踊り方が違うんです。
あー、これがプエルトリコのサルサか、と思いました。
後日プエルトリコ人のおじいさん(サルサミュージシャン)とサルサ踊ったのですが、そのおじいさんとってもサボールのある踊り方をするのです。その人にきいてみたら、「もともとはプエルトリコはその高齢者たちみたいな踊り方なんだけど、近年アメリカからLAスタイルがはいってきて若い人たちにLAスタイルがはやって若い人たちはみんなLAを踊るようになってしまった。だから年齢層によって踊り方が違う」とのこと。
ブログ内関連過去記事:
「プエルトリコ」
「プエルトリコの街角で踊るおばあちゃんたち」
「くるくるサルサは日本だけじゃない」
「プエルトリカンパレード」