Life and Dance in Latino Style

ラテン音楽、スペイン語圏のラテン音楽とダンス。サルサ、レゲトン、バチャータ、メレンゲ等。中南米関連。ラテンファッション。スペイン語。その他の音楽関連

中南米ではクラブにグループで行くわけ

中南米はクラブにカップルかグループで来てる人がほとんど、と前に何度か書きました。
(日本は一人でサルサのクラブに来てる人が結構いるので、大きな違いです)

なんでグループで来てる人が多いのかの別の理由を、中南米のクラブを見てて感じたことを書きます。

カップルや異性の友達同士2人で来てる人も多いです。
でもカップルで行くと同じ相手と一晩中踊ることになります。ダンスの相性が合わない異性の友達だとちょっと飽きるかも??
友達カップルを誘って2カップルで行けば、相手を変えて踊ることができます。


それに2人だけでクラブに行くと高くつくんですよね。

クラブでカクテルなどをグラスで頼むと一杯の値段が高いです。
たとえばコロンビアはカクテル一杯が東京六本木のカクテルの値段と同じくらいします(1000円くらい)。
2杯、3杯飲んだら高い。。。

なのでラムとかテキーラとかのボトルとコーラなどを注文したほうが割安になります。
とはいえ、ボトルはメキシコシティなら一本4000円から5000円したし、コロンビアは店によるけど安い店で3000円くらい、で普通は4000円とか人気店なら5000円くらい。
ハーフボトルがある店もありますが、ハーフがなければフルボトルを二人で飲まなきゃいけなくなります。
ハーフのほうがフルよりも割高です(つまりフルボトルの半額より高い)。
ボトルは余ったらお持ち帰りできます。

クラブのお酒のボトル価格はスーパーの価格の数倍やそれ以上です。

しかもクラブには入場料は別にかかり、入場料にはドリンクはついていません。

クラブは、エリアやクラブによって(有名クラブか場末のクラブか学生向けの安いバーなど)値段が変わりますが、都会の有名クラブは東京から来ても高いと思います。

だから2人で行くよりも4人で行ってボトル一本頼んで割り勘にしたほうが安くあがります。


日本のサルサクラブはテーブルがあんまりないし席も決まってないので、水だけ飲んだり、エントランスについてたドリンク一杯だけであとはドリンク頼まないで踊るだけ踊って帰る人もいます。
日本のサルサバーでは席がなくて立ってるか、席と言ってもバーカウンターだったり椅子が高かったりするし、ダンスフロアに行って戻ってきたらもうほかの人に席をとられてたりします

けど中南米のクラブは、クラブに入ったら「何人か?」ときかれてウェイターの人がテーブルまでエスコートして各グループが決まった席に座って、帰りはそのテーブルで清算します。
なのでドリンクを頼まないわけにはいかないのです。テーブル席でゆったりくつろいで飲みながらときどき踊るという感じ。テーブルにもウェイターがやってきてはお酒をついでくれたり、次は何を頼むかときかれるのでドリンク頼まないで踊るだけってことは無理。


しかも日本みたいに始発までクラブにいて電車で帰るんじゃなくて、2時や3時とかにはタクシーや車でひきあげていきます。自分の車で来たらクラブ駐車係りに駐車場代とチップを渡します。だからタクシーや車代もかかる。

クラブで遊ぶのはお金がかかる~。
バーで週末飲むならともかく、毎週毎週クラブで遊んでいたらクラブ費用がかさむと思います。
給料日のあとにみんなで遊びに行くとか、そんな感じじゃないかしら。。。


ブログ内関連過去記事:
「カリではサルサをこう踊ってる」
「ペルーのディスコテカ」
「ラテンアメリカでディスコに行った」
「ラテンディスコ Discoteca」