サルサで傷だらけ
週末の超混んでるサルサクラブで派手に踊ってる人たちがぶつかってきたり、ふりあげた足の靴のかかとがあたったり、腕でアッパーカットくらったり、ハイヒールで踏まれたり…。そういうのはしょっちゅう。
そばで踊っていた女性がターンするときにヒールが私の脚にあたって切れて出血し、後日アザと傷になったこともあるし、キューバンスタイルで激しく踊ってた男性の靴のかかとの後ろがあたって脚が切れました。
サルサバーでヒールで踏まれたりぶつかられてけがや打撲した女の子が、氷で冷やしたり泣いてる姿を何度も見たことがあります。
たぶん、サルサをやってる方やラテンクラブに行った方は、少なくとも一度は足をふまれたり、ぶつかられた経験があるんじゃないかな?
しかもぶつかってきた人はたいてい謝らないですよね。踏まれたほうは痛くて苦しんでるのに…。
社交ダンスでも、フロアで他のカップルにぶつからないように細心の注意を払いますよね。映画のSHALL WE DANCEでも、あのダンスの先生はブラックプールで他のカップルにぶつかって倒れて、ダンス人生が終わってしまった。
サルサだって、他のカップルにぶつからないように、まわりにけがさせないように多少はきづかいがいるんじゃないかって思う。
週末の満員電車並みのクラブにわざわざやってきてたくさんスペースとって踊るよりも、平日行や週末でもすいてるクラブに行くほうがいいかもしれませんね。
それに、サルサやラテンミュージックにはもちろん歌の意味があります。楽しくて盛り上がる系の曲もあれば、ロマンチックな曲、悲しい曲もあります。サルサロマンチカは、ゆっくりとロマンチックに踊る。
よくラティーノスたちが、「なんで日本人はこんなロマンチックな曲でも激しくスピンして踊ってるんだろう。」と不思議がっていました。ラティーノスとサルサを静かに踊ってると、激しく踊ってる日本人カップルが隣からぶつかってきます。
ラティーノスは自分の範囲でだけ踊るけど、日本人やアメリカ人はぶつかられる確率が高い。ラティーノスが多いクラブのほうがけがをしないので、ラティーノスが多いクラブのほうが安全だと実感。
サルサクラブでケガをした話はしょっちゅうききます。それがトラウマになってもうクラブに行かなくなった、という女の子だっているんですよ。かわいそう
ダンスがうまくても踊る場所によってTPOが必要だと思います。 運転がうまいF1のドライバーは一般道では安全運転しますよね。いつでも最高速で飛ばしてテクニックをみせつけるわけじゃない。
サルサなどのペアダンスは相手があってのものだし相手への思いやりやマナーや、まわりと一緒に時間を楽しむのも大事だと思うんだけどな~