Life and Dance in Latino Style

ラテン音楽、スペイン語圏のラテン音楽とダンス。サルサ、レゲトン、バチャータ、メレンゲ等。中南米関連。ラテンファッション。スペイン語。その他の音楽関連

元はハウス歌手だったサルサの歌手

サルサの大物歌手の中に2人、ハウスミュージック出身の歌手がいます。

一体それは誰でしょう???



1990年代初期、ハウスミュージックが超流行ってた時代。
その時代はハウスミュージックの歌手だったのですが、その後ラテンのほうに転向してサルサの歌手になりサルサのほうで大成功した歌手たちがいます。

私はサルサの前はハウスとテクノミュージックのクラブで踊ってたので、今もハウス好きなんですが、サルサも好きになったあとにハウス音楽きいてたときにこれらのサルサ歌手がハウスを歌ってたことに気づきました。



① 1人目は、なんとサルサ界の超大物歌手 Marc Anthony (マーク・アンソニー


Little Louie Vega & Marc Anthony  「Ride On The Rhythm」







この曲はハウスの有名なLittle Louie Vegaの曲にMarcがヴォーカルで参加しています。
Louieが有名で、marcはたぶんまだこの時代は認知度ぜんぜんなかったのでは。
この曲は当時、ビルボードのクラブミュージックで1位とってます。
ちなみにLouieはもうすぐ来日します。
なんとこのLouisはサルサのレジェンド、Hector Lavoeの甥です。
だからラテン音楽に囲まれ育ち、Faniaなどのラテン歌手たちともアルバム出してます
marcはハウスミュージックで出発しましたが、NYのプエルトリコ人でつながりがあったのか、tito puenteとの出会いでその後ラテンに転向してサルサで大成功しました。

  ↓
サルサ歌手になった マーク・アンソニーサルサ

「Valio la Pena 」










② 2人目は 女性のサルサ歌手。
La India。
La India は ハウスミュージックの大御所 Masters At Work と90年代前半に活動してヴォーカルやってました。
私はMasters At Workのファンなのでアルバム何枚も持ってますが、 indiaが歌ってる曲もいくつかそのアルバムに入ってました。
Masters At Workは、いまでも日本にたくさんファンがいるハウスミュージック界の大スターで、NY在住のプエルトリコ系です。
上記のMarcででてきたLittle Lous VegaもMasters At Workのメンバーでした。
La IndiaもNYのプエルトリコ系です。
彼女はポップスから、ラテンの大御所Eddie parmieliたちともラテンで活動して、その後ハウスの歌手としても活動。
なのでハウスとラテンが時期によって入り混じってます。今はほぼラテンかな

おんなごころを歌ったサルサが上手で、サルサバーでも彼女の曲はよくかかりますよ。


Masters At Work ft. La India 「 I can't get no sleep」










サルサ歌手の La India

「Ese Hombre」








このまえ、ラテン音楽界の大御所、Eddie Parmieli がマーク・アンソニーは歌はうまいが、サルサのソネーロ(歌手)じゃないって批判したのが話題になってました。

でも、マークはもともとハウス歌手で、そのまえはPOPSだったんだからしょうがないんじゃないのでは、
って私は思いました。