Life and Dance in Latino Style

ラテン音楽、スペイン語圏のラテン音楽とダンス。サルサ、レゲトン、バチャータ、メレンゲ等。中南米関連。ラテンファッション。スペイン語。その他の音楽関連

一人で踊るハウス、ペアで踊るラテン

ひさしぶりにハウスのイベントに行ってきました。

ハウスの屋外イベントは数年前にkings of houseに行ったんだけど。
David MoralesとLouie VegaとTony Humphriesの。


でもハウスのクラブ(箱)は、すんごい久しぶり。
もしかしてyellowのクローズパーティ以来かもしれない。


私はもともとテクノとハウスのクラバー。
以前は毎週末クラブに行って、始発からはアフターアワーズ
つまりオールで踊って、そのまま次の日の10時や11時まで踊ってた。

海外にいるときもクラブによく行ってました。ロンドンのテクノのクラブとか。

前は特にディープハウスとbossaハウスが好きだった。

今でもずっとハウスはプライベートでは聴いてるけどね。
この半年にハウスのCDは40枚近く買ったよ。


別にハウスのクラバーをもうやめたわけじゃないけど。
「30にもなってまだクラブ」って日本ではいわれるってきいたし。





で、 

久しぶりにハウスの箱に行って思った事。。。。



みんな一人で踊ってる。



DJブースの方をみんな向いて、並んで踊ってる。



あたりまえじゃん



とハウスやテクノのクラバーは思うかもしれないけど、ひさしぶりにその光景を見て新鮮な驚き。





だって、ラテンは男女ペアで踊るから。

男女で向き合って踊るし、ターンとかスピンとかして動きが激しいので、誰もDJの方を見る暇がない。



ハウスではありがちなみんながDJブースの方を向いて一人で踊ってる風景が、ラテンにしばらくいた私には新鮮に見えました。




ハウスのクラブで

ダンスフロアのスピーカーの前で一人で踊ったんだけど、爆音のスピーカーの音がシャキシャキ体に突き刺さるように中に入ってくるんだよね。

音が体に突き刺さって、その音が昇華していってトリップしていく感じ。

あー、これだよ、これ。

前にハウスとかのクラブに通ってた時に、この感覚が好きだった。

なんにも考えずに爆音の中で一人の世界に入って、DJの世界観の中で踊りまくるのってほんとに気持ちいい〜。


これがきもちよくてクラブに通っちゃうんだよね〜。




あ、それとハウスの箱で自分の踊り方がフロアの人と違うことに気づいた。

ラテンは腰が大事で下半身に重心をおいて腰で踊るんで、他のダンスしててもつい腰が入っちゃう。





もちろん、ラテンのダンスは大好き。

ラテンのダンスって男女ペアで踊るでしょう。
サルサも、バチャータもメレンゲも。
レゲトンやピットブルとかシャキーラなどのラテンダンスミュージックも。


ペアで踊るから、相手とダンスの波長が合うとダンスがエスカレートして情熱的になっていく。

けど、逆に踊りの波長が合わない場合は、お互いに「あれ、合わないぞ。1曲が終わるのが長いー」となることもあるけどね 汗。



というのも
ラテンのダンスって、もともとは男性から女性の求愛だったり、求愛された女性との駆け引きだったものもあるから。

中南米は誕生日フィエスタや結婚式とか、町の祭だと何千人が踊るから、ダンスが男女の出会いの場ということも。
出会った男女が踊りながらしゃべって知り合う。

踊っててダンスの相性で確かめ合うとかね。

アルゼンチンのタンゴは、移民同士で言葉が通じないのでタンゴで踊って男女が知り合ったという話もあるし。

すでに恋人や夫婦というカップルなら、ロマンチックなダンスで愛を深める。




ただし
サルサやバチャータやメレンゲなど、レッスンでは男性がリードして女性はそのリードに従うようにと教えられてる。
私は好きな曲だと勝手に体が動いちゃうことがあるので、レッスン系の人や先生からしかられることも。

まあ、普通クラブで踊る時は好きに踊っちゃうこともあるけどね。

レゲトンとかピットブルみたいなラテンダンスミュージック系は自由に踊ってOK。

日本でも中南米人オンリーとか、中南米人に米軍基地の人がくるラテンディスコ(ラテンのクラブ)に行くと、ラテンの曲以外にヒップホップやEDMとかもかかる。
ラテンオールミックスだとelectronica系も結構かかる。



中南米では中南米人は友達や親戚のグループでクラブへ行く人が多い。そのグループ中で踊ったり、クラブは恋人や伴侶と一緒にいく。

私は中南米ではいつも友達グループでクラブに行ってたけど、それだと友達としか踊れない。知らない人と踊っちゃダメといわれるので。


でも日本のラテンのクラブには、一人かもしくは同性同士でやってくる人が多く、ダンスフロアで知らない女性に声をかけて、1曲ごとに相手を変えて踊る。
男性が女性を選んで踊りに誘う。
女性は誰からも声かけられないと、ずっと壁の花

ラテンで男女ペアで踊るのは楽しいけど、疲れることも正直ある。





ということで、ハウスに話を戻すと、

ハウスは好きな曲がかかったら一人でフロアに出て踊って、音楽に合わせて自分が好きなように踊れるから楽しいなー、自由だなーって思った。


でも前にハウスのクラブに行ってた時は、私はハウスも人と踊ることが結構多かったんだよね。

ハウスもテクノも連れと一緒に踊るのも楽しい。


でも一人で踊ると、なにも考えずに世界に入れるから気分がすっきりする。



しかも今回はDJがラテンハウスも何曲かかけてくれたの!
うれしくなっちゃって、踊りまくった。

ラテンのパーカッションの音がきこえると、アドレナリンがきゅーーーってあがるのよね。
ラテンなサウンドには体が自然と反応するからしょうがない。

あと私が好きな「most beautiful」もかかったので、気分がアガった ↑ 


他の曲もよかったけどね。
ひさしぶりのハウスのクラブだったので。


うわーやばい。

またハウスにはまりそう。