大気汚染を風で吹き飛ばす@メキシコ
いま中国からの大気汚染が深刻になってるので、テレビで世界の大気汚染対策の特集をしていました。
そこで海外の大気汚染対策の例としてとりあげられたのが、
なぜかペルーとメキシコ。
普通なら環境大国のドイツや北欧を出すのに、このTVの特集は日本の大気汚染対策が世界一素晴らしいという結論だったからかな?
ペルーは首都のリマの街角に、大型空気清浄器をとりつけてそれで街の空気を清浄化しようという作戦。
ほんとに街角に設置されてました。
電話ボックスみたいの。
こんなんで首都リマの空気をきれいにできるのか?
そしてメキシコ。
巨大扇風機をたくさん設置して、首都メキシコシティの汚染空気を吹き飛ばす作戦。
はあ?
やっぱメキシコっぽい、超笑える~。
考え方がラテンっていうか、メキシコってなんか笑えるんですよ。
以前このブログでメキシコがいかにおもしろい国かっていうことについて、
「珍百景の多い国」や
「ビールの開け方@メキシコ」 や
そのビールの続きの 「Ahorita Regresamos」、
そして 「メキシコの警官に職務質問されたの巻」 とか、
「メキシコ大統領選 gracias pendejos」
で書いたけど、メキシコって毎日なにかしら笑えることがある。
← この過去トピックみんな笑えるんで、読んでみてください。
メキシコ人って自虐ギャグが好きなので、メキシコ人がいかにアホかっていうのを自分で笑いものにするのが得意。
そこが私にはウケる!
メキシコほんまおもろい、自虐ギャグで大阪人と勝負させたい。
風で汚染した大気を吹き飛ばせるわけないだろ~って思うよね。
…でもあながち完全に間違いとも思えないような。
メキシコシティはちょっと前までは、世界一の大気汚染都市と言われてました。
メキシコシティは標高2250メートルの高地で、まわりに5000メートル以上の高山があり、巨大な湖をスペイン人が埋め立ててつくった都市なんで、その埋立地のシティによどんだ空気がたまっちゃってるんです。
たまってるんだったらそれを風で吹き飛ばせばいいじゃんー
…ってメキシコ人達は思ったんでしょうね。
惜しい!
結局その計画は中止になったそうです。
まあそうだろうね。
扇風機どうなんったんだろう。
その巨大扇風機って、風力発電機に似てました。
だったら風力発電に改造すればいいのに。
巨大扇風機を動かす電力って相当なもんだし、メキシコは電気代が高い。
電気代が高いので、真冬だって一般の家庭には暖房が入ってないから寒い。
ちなみに今世界で一番大気汚染がひどい国って、中国だと思ってたら違うんですって。
そのテレビ番組のリストによると、1位がインドでした。
2位がなんとネパール。ネパールはインドの隣なのでインドの大気がきたんだと思う。
インドは中国と並んで経済が大発展した国なので。
しかし中国よりひどいとはね…。
ブラジルも急激な経済発展で開発が進んでいて、大気汚染が深刻になる国にあげられていました。
アマゾンも開発で森林が伐採されビルが建てられてるそうな。。。
世界の人に酸素を供給してるアマゾンが乱開発されてるなんて、心配ですね。
ブログ内関連過去記事:
「珍百景の多い国」
「ビールの開け方@メキシコ」
「Ahorita Regresamos」
「メキシコの警官に職務質問されたの巻」
「メキシコ大統領選 gracias pendejos」