クラブカルチャー論的 ラテンブログ
おかげさまで、このブログも開設一年半ちょっとで、アクセスが9万を突破しました。
ありがとうございます
ネットで見るサルサのサイトのほとんどが、○○先生のレッスンやイベント、ステップはこうやるという技術的な話が多いと思います。そういう系はメジャーだからサークルやネットのサイトなどたくさん交流の場があるし、サイトやブログもたくさんあります。
けれど、そういう輪に入れないし、日本のサルサ界に違和感を抱いてしまったり、一人で悩んでる人たちっていると思うんです。サルサ初心者の頃の私のように。
そういう人が、私のブログを読んで、「あ、自分だけじゃなかった、よかった」 「ラテンもっと楽しもう」とほっとしてくれたら、ブログやってきた甲斐があります。
ただ、ブログのヒット数があるということはいろんな人の目にも触れるので、
おまえは日本のサルサ界を馬鹿にしてるのか、ラティーノが一番だと思ってるのか、と批判されることもあります。
正解は。。。。 どっちでもありません。
日本のサルサ界はもっとラテン的に変わらなきゃいけないと日本のサルサ界を批判してる人たちは他にいますが、私はそういう考え方は特にないです。
日本のサルサ界はうまくいってるんですから別に変わる必要はないし、レッスンがんばってる人やコングレスでてる人はすごいと感心します。
仲良しの友達にはサルサをやってる子が数人いるんですが、レッスンは行くけどクラブのソーシャルは行かない子、 いまだにメレンゲとサルサとバチャータの区別がつかない子もいます。一緒にサルサ行くととっても楽しいから好きです。 別にサルサとメレンゲどっちか分からなくたっていいじゃんて思うし、くるくるスピンしてサルサ踊ってる子の姿もかわいいと思います。彼女たちに、サルサはこうあるべきとか一度も言ったことないです。
飲んで踊って楽しむだけ。
六本木のクラブなどにいるワンナイトスタンド(一晩のHのためのお持ち帰り)が目的の不良ラティーノたちはいや。
でも、サルサはこうあるべきであると決めて、それ以外を切り捨てる排外的な考えの人もサルサ界にいます。
たとえば、LAとキューバンとNY以外はサルサじゃないとか、キューバ以外のラテンアメリカ人はサルサ踊れないと断定するとか。
私はラティーノからはダンスうまいといわれても、ダブルスピンできないから日本人のサルセーロからには「初心者?」っていわれることがあります。
サルサがとても盛んな国出身でサルサ踊るの好きなのに、日本に来たら「あんたのサルサはだめ」 「キューバ人以外のラティーノはサルサ踊れない」っていわれた、とラティーノの友達数人がいってました。
コロンビア人とサルサ踊ったと私がいったら、サルサを5年以上やってる人から「え? コロンビア人ってサルサ踊れるの?」と聞かれました。コロンビアもサルサ国なのになあ。
サルサは社交ダンスではなくてストリートダンスですから、たぶん中南米ではサルサはこうでなきゃいけない、ってそこまで厳しくないと思うんですけど。
ダンススタジオや教室と違って、 クラブは週末にはじけて楽しむところ。
酔っ払って楽しくはじけたい。ゆるーく夜遊びしたいと思って遊びに行ってますが。
以前はテクノとかトランスのクラブのこと書いてたし、私は全般にクラブカルチャー自体がすごく好きです。
ラテンもクラブカルチャーのひとつだと見てるから視点が違うのかもしれませんが、まあこういうブログも一つくらいあってもいいじゃないかということでご容赦ください