Life and Dance in Latino Style

ラテン音楽、スペイン語圏のラテン音楽とダンス。サルサ、レゲトン、バチャータ、メレンゲ等。中南米関連。ラテンファッション。スペイン語。その他の音楽関連

サッカーW杯のコロンビア代表のダンス

サッカーW杯で私はコロンビアチームを応援してるので、チームのオフィシャルや選手をフォローしてるのですが、ダンス動画が多い。

W杯中は普通はシリアスですよね。

けどコロンビアチームはロッカールームでも踊ってる 笑。




●これは2週間前(6月半ば)にUPされた動画。

コロンビアチームの代表選手達が踊ってる。

Juan Guillermo Cuadrado、Carlos Sanchez、Arias、 Farid Dia、Mojica 、 Luis Murie 選手です。

カルロス・サンチェスは、日本戦でレッドカードになった選手ね。









●これは今日(7月1日)UPされた動画。

左がcuadorado選手。
まんなかが Yerry Mina選手。
右がMojica選手。

サルサ・チョケを踊ってます。










●Yerry Minaはコロンビアのカウカ県の出身。
ダンスがうまい。


MINA選手がコロンビア代表チームのダンスを教えるビデオがこちら。
これは6月29日に公開されたビデオです。








サルサ・チョケ(チョケ)ってどういうダンス?

チョケはこういう風に踊ります。
これはカリのチョケのダンサー達。





最後にチョケについて詳しく説明してるので見て下さい。

私が住んでたコロンビアのカリ市があるバジェ県生まれのダンスと音楽で、アーバン系のストリートダンス系です。








●JERRY MINAとMOJICA選手のダンスビデオ


上で紹介したビデオに出てきていたW杯の選手で、ダンスを教えていたYERRY MINA選手と、YERRYと踊ってたMOJICA選手がダンスがうまいなと思ったら、YERRY MINAがカウカ県の出身。MOJICA選手はカリの出身でした。

カリはコロンビアの中でもダンスが最もうまい地域です。

コロンビアで一番ダンスが上手と言われてるのが私がいたカリ市。
サルサの首都、といわれ、サルサ・チョケのメッカです。


コロンビアでダンスが一番下手と言われてるのがコロンビア第二の都市メデジンです。
次が首都ボゴタかな。


サルサ・チョケの中心といえばカリ。
チョケのアーティストやダンサーはカリにいます。




YERRY MINA選手はセネガル戦とポーランド戦でゴールした選手。
今コロンビアでは一番ほめたたえられてる選手で、MINAはコロンビアに舞い降りた天使、とか言われてます。
彼は190㎝を越える長身なので、ビデオでも背が高いのが彼なんでわかりやすいと思います。

CUADRADOはポーランド戦でゴールした選手。
あの試合では一番活躍したとほめられた選手。
彼はコロンビアのカリブ海側出身。
髪の毛がもこもこの人です。



YERRY MINA選手とMOJICA選手やCUADRADO選手のダンス動画がいろいろあったので紹介します。




これは今年ではなくて3年前のですが、コロンビア代表が飛行機で移動中に、飛行機の中でチョケを踊るCUADRADO、そのあとMOJICA選手も踊り出す動画。












これはYERRY MINAとMOJICAが駐車場でチョケを踊ってる動画。
後ろにいる二人で、背が高い方がMINA、右がMOJICA。
この動画は今年の5月に公開されたものです。










これもMOJICA選手がチョケを踊る動画









MOJICA選手はカリの出身ですが、カリはサルサの首都だから、サルサを一人で踊る動画です。
30秒くらいから見て下さい。
ちょっとふざけてるけど、でもやっぱカリの人だから身体の動きがいい。








次はYERRY MINA
これは1年前にホテルでチョケを踊るYERRYをCUADRADO選手が撮った動画。









YERRY MINAがスペインで動画。
去年の。











サルサ・チョケ

上で選手たちが踊ってるサルサ・チョケ(チョケ)ってどういうダンスなんだろう?と思った人。

先日私がUPした記事にもコロンビアのチョケとコロンビアのサッカーについて書きました。

「コロンビアとサッカー。コロンビアチームの曲やダンスも解説。ワールドカップ」


サルサ・チョケ、またはチョケといわれるコロンビアの音楽とダンスです。

私が住んでたコロンビアのカリ市があるバジェ県で生まれたダンス。
ラテンダンスであるサルサに、コロンビアのバジェ県の太平洋側の伝統的な音楽や他のコロンビアの音楽、レゲトンなどのアーバンな音楽をMIXして作った新しいジャンルの音楽とダンスです。
私が最初にコロンビアにいた2011年にはもうすでにカリでは大人気でみんな踊ってました。




2014年にコロンビアの代表チームがゴールしたら踊ってたので、大人気になった「RAS TAS TAS」という曲、あれもサルサ・チョケです。



これは2014年にコロンビアチームがW杯後に本国に凱旋した時のイベントの動画。
選手たちが、この「RAS TAS TAS」の曲でサルサ・チョケを踊ってます。
ハメス・ロドリゲスも踊ってるけど、うまくない 笑。







この「RAS TAS TAS」のオフィシャルビデオがこちら。
これにもチョケのダンスが出てます。










●コロンビアサポーター達も踊る



ロシアのW杯ではコロンビアのサポーター達が、ロシアのSARANSKの人達にサルサを教えたり、みんなでサルサチョケを踊ってます。

なんと日本人のレポーターも躍らせられてました。
日本人レポーターが「日本でもサルサは人気です」って言ってる 笑。











●コロンビア人と音楽とダンス


コロンビア人にとってダンスと音楽は大事。
政府もダンスと音楽は国の重要な文化として多額のお金をつかって奨励しているし。

だからコロンビアのサッカー選手も、踊っちゃうし歌っちゃうんですね。

あの明るさとダンスのムーブメントがサッカーにいい影響を受けてるんじゃないかと私は思ってます。

だってサッカーの選手たち、とくに黒人の選手たちはダンスうまい。

それにあの脚のステップの動きや腰の動きを見て。
あれがきっとサッカーにもいい影響があるのでは。

だってブラジルの選手も、ブラジル人はダンスがうまいからって言ってたし。

ラテンアメリカ人は動画見るとわかるけど、腰で踊るんですよ。
日本人は手と肩で踊っちゃうんだけど、ラテンアメリカ人は腰なんです。
重心が低くて、上半身があまり動いてない。
腰より下に重心がある。
これがラテンのダンスのポイントです。


ワールドカップに来てる中南米人の選手見てるとわかると思うけど、あんまりシリアスじゃない。
メキシコ人の選手もドイツ戦の前にフィエスタしてたらしいし。

まあ、そこがラテンのいいところかもしれません




コロンビアのサッカー関連でこのブログに書いた記事:

「コロンビアのサッカー代表のカルロス・サンチェス選手殺害の危機という報道に反論」

「コロンビアニュースの和訳と解説。W杯でコロンビア人サポーターが日本人女性に下品な言葉を言わせた件」

「コロンビアとサッカー。コロンビアチームの曲やダンスも解説。ワールドカップ」

「コロンビアの料理」

「南米コロンビアのドリンクについて」

「南米コロンビアのスイーツ」


「中南米ではサッカーの試合にご注意」

「コロンビアは世界一危険な国じゃないよ、コロンビアへの誤解へ反論」

「netflixの「narcos」のパブロ・エスコバルのドラマにうんざりするコロンビア人」

「南米コロンビアの方が日本よりいいと思った点」