Life and Dance in Latino Style

ラテン音楽、スペイン語圏のラテン音楽とダンス。サルサ、レゲトン、バチャータ、メレンゲ等。中南米関連。ラテンファッション。スペイン語。その他の音楽関連

ホームパーティや野外でスマホを使ってDJするには 

ホームパーティやBBQパーティなどで、シーンや友達の好みに合わせて選曲したいときありますよね。

ただBGM的に音楽をかけるのではなくて。

もしできればDJっぽいこともやってみたいと思う人もいるかも。

DJっぽい気分を気軽に味わうには?

スマホタブレットなどのios端末のアプリを使って、スマホででも簡単にDJできる方法を教えます。

私はDJです。

 

初心者でも気軽にお手頃な値段から始められて、しかも小型で軽い機材を自分が持ってるなかから紹介します。
以下で紹介する機材は全部持ってます。

 

 

 

スマホのDJアプリのゲット

 

まずスマホタブレットまたはipodでDJアプリをゲットする。

値段は1000円台くらいで格安です。(時々セールしてることも)。

PCのDJソフト(pro)は何万円もしますので。

有名どころはtraktorかdjayです。
この2つはPCのDJソフトも出しているし、対応してるDJ機器が多いです。

appleios)版もアンドロイド版もあります。

このアプリを入れるだけで、もうスマホタブレットで遊べますよ。
端末に入ってる曲をつないだり、サウンドエフェクトをかけたり。

使い方がyou tubeなどにあるので、遊んでみてください。

DJayのアプリは見た目はTraktorアプリよりもとっつきやすいです。
曲のジャケ写がターンテーブル上に乗る画像が出てるから、なんの曲がかかってるかも一目でわかりやすい。
DJまったく知らないけど触ってみたい人にはDJayから入ったほうがいいかもしれません。

Traktorアプリは見た目にもう少し機械的な感じで、初めてDJソフトを見る人にはとっつきにくいかもしれません。
Traktorの方が曲の波形が見やすいし、四つ打ちのジャンルの人には人気があるとよくいわれています。

 

 

 

DJコントローラー

 

スマホの小さい画面では簡単なことでは遊べますが、それ以上のことは難しいです。


例えば2曲の速さ(ピッチ)を合わせたり、イコライザー(高音、中音、低音)を調整したりするのは液晶画面だけでは非常に難しい。

さらにオーディオインターフェイスを通さなきゃいい音が出ないし、ヘッドフォンで音をチェック(モニター)することもできません。

もしホームパーティやBBQパーティなどでみんなの前でDJみたいなことするなら、DJの機材でコントローラーというものが必要になります。

 

小さくて軽く、持ち運びに便利なDJコントローラーを紹介します。

私は海外にコントローラーなどの機材を持って行くこともあるので持ち込みには重量制限があるから、コンパクトで軽い機材探しも追求してきたんです。
それに女性だし力がないので重いもの持てないから、ずっと探してこういう機材を買い集めてきました。

DJコントローラーは、自分が持ってる端末のiosのバージョン(アンドロイドのバージョン)により機種が異なります。
対応してるものにしましょう。

それからtraktorにするのか、djayにするのか、アプリによっても使えるコントローラーが変わります。
アプリを使ってみてどっちがいいか選びましょう。

DJコントローラーはたくさんありますが、iosに対応してるものはかなり限られます。

ios対応のコントローラーには大きくて値段が高いのもありますが、私が今回選んだのは安くて軽くて小さいものです。

なお、以下で紹介するコントローラーは、スマホタブレットだけではなく、PCでも使えます。

(PCでプレーしたい場合、コントローラーに無料のDJソフトがおまけでついてきたり(virtual djやtraktorなど)、アップグレードバージョンのソフトを買うこともできます)

 

 

①DJay用

アプリのDJayを使う人向けのコントローラーはこれです。

Mixtour。
去年出たばかりの新しい機種。
それまではDJay用のちっちゃいコントローラーはなかったので、これが出た時は速攻で買いました。

Reloopというクラブ用のコントローラーも出してるメーカーで、このメーカーではもちろん一番小さいコントローラーです。

下のZ1より一回り大きいけど、ほとんど同じ位。
2つ並べたらZ1の方が小さいけど、ぱっと見はかなり似てる。

 

Mixtourの

サイズは 129 x 310 x 50 mm
重量:809 g

 

Traktor

 

Traktornative instrumentsっていう会社ので、DJのソフトの他にコントローラーなどのDJ機材も出してます。
クラブDJもTraktor使ってる人結構います。

 

traktorの小さいコントローラーはこれ。

世界最小のコントローラーだそうです。

 

traktorのZ1です。

サイズは 120 mm x 52 mm x 294 mm

重量は 691 グラム

 

 

 

 

 

Z1とスマホタブレットをつなぐとこんな感じになります。
traktornative instrumentsのHPから写真をお借りしました)

traktor z1

 

 

Z1はサウンドエフェクト(効果音)などのボタンはついてなくて、エクェクトのボタンがついてるのはX1です。
Z1とX1両方だと重くなっちゃうし、Z1とX1が2つあってもカバーできない点もあるので2つ買うなら大きい一体型を買ったほうがいいかと。
とりあえず基本のだけでコンパクトにするなら、Z1です。

スマホアプリのTraktorがこのコントローラーZ1で操作できます。

私はtraktor Z1とこのMixtour両方持ってますが、大きさはだいたい同じくらい。
Mixtourの方が少し幅が広いです。

 

 

 

wego

 

上記2つのコントローラーよりもう少し大きくて使い勝手がいいのがほしいという人は、コンパクトだけどiosに対応してるこのコントローラーがおすすめです。

DJ機器では有名な日本のパイオニアのです。

wegoスマホアプリのDjayに対応してます。
他にPCソフトのvirtual djやtraktor proも対応してるのでPCでもプレーしたい人にはオススメです。

wegoは上の二つよりは大きいけど、一般のコントローラーに比べて小型で軽いです。

去年の秋にリリースされたwego4。

サイズは 38cm x 59cm x 2.4cm

重さは 1.8 kg

他のコントローラーは4kgから10kg以上ありますから。
wegoなら力のない人でも持ち運べます。

 

 

④ スマホと接続

それぞれのコントローラーにはスマホタブレットと接続するためにケーブルが付属してるので、それでコントローラーに接続。
機種によっては接続することでスマホの充電が自動的にできるのもあって便利です。

もちろんスピーカーなどがないと音が出ませんよ。
家にAVコンポなどがあればそれとも接続できます。

 

 

⑤ モニタリングのヘッドフォンなど

 

DJといえばよくヘッドフォンをかけた写真がプロフィールに使われてて、ヘッドフォンを首にかけとけばDJみたいなイメージありますよね 笑。

ヘッドフォンでモニタリングをするんです。
前の曲をききながら、次にかける曲をチェックして前の曲とつなぐためです。

ヘッドフォンはDJ用のにしましょう。

私はヘッドフォンも持ってますが、ヘッドフォンを長時間つけてると首などが痛くなるし軽量にしたいときにDJ用イヤホンも持ってます。

 

 

これはDJ専用のイヤホンで、普通のイヤホンとは違います。
DJは高音から低音までクリアにきこえないとモニタリングできないので。

なんでイヤホンかというと、荷物を軽くできるし旅先にも持っていけるからだけど、一晩中ヘッドフォンをかけてると首や肩が痛くなるからです。首や肩が痛くならない方法としてイヤホンを思いつきました。
今まで何度か現場で使ったけど、大丈夫でした。

これらが軽量で安価でコンパクトなDJコントローラーです。

いきなり何十万円もするDJ機材を買うのは勇気いるし、とりあえず遊んでみて、ホームパーティくらいでプレイしてみたいと思う方はやってみてください。

ほんとにスマホタブレットとこれだけバッグに入れとけばDJできるので。
ホームパーティじゃなくてもジャンルや店によってはこれだけでもいけるかも。

 

 

 

 

オーディオインターフェース

 

ところでDJの中には、「店の機材を使えばいいんだからUSBだけ持っていけば軽いじゃん」といういう方もいるでしょう。


確かにそうなんですが、ラテンのクラブは機材が完備してない店が多いし、クラブじゃなくてレストランやバーやパーティスペースなど機材がないところでイベントやることも多いので、ラテンのDJは自分で機材持ち込まないといけないことがほとんどんです。

DJが何人かいるイベントだとそれぞれの機材とPCがぞろぞろ並ぶことも。

それからサルサ界は日本人向けのクラブやイベントは曲をmixしないし、上であげた小型のコントローラーで十分です。MIXしないでつなぐだけだから、ヘッドフォン使わなくてもDJ可能です。

(ちなみに中南米人ばかりのラテンディスコやイベントではmixしなきゃいけない)

またサルサバー系のDJの場合は、曲をMIXしないしエフェクトもかけないのでコントローラーいらないという人もいるでしょう。
けどPCやタブレットの音をそのまま出すと音が悪い。

そういう時はオーディオインターフェースを使うといいですよ。
オーディオインターフェースで音がステレオになってよくなるし、モニタリングしたい場合はヘッドフォンをさすこともできます。

オーディオインターフェースもDJソフトによって使える機種が違います。
スマホアプリでもPCソフトでもtraktor使うのか、Djayにするのか、PCならvirtual djにするのかで使えるオーディオインターフェイスが変わりますので注意してください。

 

 

traktor専用のオーディオインターフェース

 

ズボンのポケットに入るくらいめっちゃ小さくて軽量です。

なんと68グラムしかない!
サイズは5.5cm ×8.4cm×1.6cm

ほんとにちっこいですよ。

 

 

 

 

 

 

<djay (virtual djも)のオーディオインターフェース

 

 

 

これはDjayやPCのVirtual DJのソフト対応のインターフェースで、340グラム。

このオーディオインターフェースも私は持ってます。

 

 

 

サルサのDJなら、この小さいオーディオインターフェースタブレットでもDJ可能なので、小さくて軽いから女性でも気軽にバッグに入れとけます。

サルサバーやイベントのDJなら上にあげたものを持ってればできますよ。

まあ、こういう機材があればホームパーティや野外パーティなどやおうちでも気軽にDJやれるということで。
この夏ぜひチャレンジしてフィエスタ盛り上げてくださいね!

自分がよく使ってるDJ機材店は