Life and Dance in Latino Style

ラテン音楽、スペイン語圏のラテン音楽とダンス。サルサ、レゲトン、バチャータ、メレンゲ等。中南米関連。ラテンファッション。スペイン語。その他の音楽関連

中南米でクラブ行く時と日本でクラブ行くときの大きな違い

南米より帰国してからクラブに踊りに行ったのは2回だけ。ずっとクラブ行ってませんでした。

なぜかというと、南米のクラブに慣れちゃって日本でクラブに行くのがかったるくなったからです。


どう違うのか、比較表をつくりました。


注: 南米はコロンビアを例にしました。
(メキシコとか他の国でもクラブにいろいろ行きましたが、基本は似たような感じのが多かった)

注2: 私はラテン以外のジャンルのクラブにも行くので(ずっとクラバーで前はハウスやテクノが中心)、いろんなジャンルの東京のクラブ一般の状況。

注3:自分の経験を踏まえてますが、クラブ行ってる人なら「あるある」の話が多いかも




<南米でクラブに行く場合>


1)  自分のアパートまで友人たちが車で迎えにきてくれる。

2) 車で家まで送えにくるのでおしゃれできるし、上着もいらない。
地元の女の子達は12cmのハイヒールに超ミニワンピとかでメイクも気合入れてくる。

3)  クラブのエントランスにセキュリティがいて、男女に分かれて荷物検査とボディチェック
(女性の係員が女性客をチェックするので、空港のセキュリティみたいに体触られて、なんとブラの谷間のとこまでチェックされる)

4) クラブに入るとウェイターがテーブルに案内してくれる。グループごとに席につく。すべての客に座るところがあり席は最後までずっと固定なので上着などが置ける

5)  テーブルごとに担当のウェーターがつき、注文はその人にする。
ラムなどのボトルを注文してグループでシェアする

6) クラブが巨大ディスコみたいにでかいとこが多くて開放感がある。ダンスフロアも広いが、客席スペースのほうがめちゃ広い。

7) 完全禁煙。南米はほぼすべての国で公共の場は法律で禁煙。だから空気がきれい

8) クラブ内にも何人もセキュリティがいるので、クラブでけんかなどのトラブルがないし安全。トラブルを見たことがない。

9) ほとんどが男女グループかカップルで来てグループ内だけで踊ることが多い。 (→ でも自分の友達とばかりで他の人と踊れないので、ダンスが下手な友達だと。。。。)
もしくは男性だけ、女性だけのグループもある。

10) クラブがたくさん集まったzona rosa(繁華街)やクラブ街にあることが多いので、他の店にはしごもできる

11) 疲れたらクラブをでて(午前2時位)、友人達が家まで車で送ってくれる

12)  服も髪の毛もタバコ臭くないので、シャワー浴びてすぐ寝れる。
   翌日予定があっても2時くらいにはベッドに入れるので楽。




※ ちなみに私が住んでた南米コロンビアのカリ市にあるクラブの席のエリアの写真の例。
(写真はクラブからお借りしました)


ここのクラブのこの写真は席コーナーの一画で別の区画にもっと大きな席コーナーがありダンスフロアは別。
2階にも席コーナーがあったはず。
コロンビアのクラブはグループで座れる大きなソファが大半。ソファがUの字なので後ろや隣の席から見づらい感じ。
このクラブはサルサのみなので、EDMとかエレクトロ系がかかるディスコだともっとフロアが巨大。






席はこんな感じでソファとテーブルがあり

椅子






写真は全部コロンビアのカリ市のクラブの写真です。






<一方、東京でクラブに行く場合>


1) 電車で行くので近所の目がありあんまり派手な格好で行けないし、ハイヒールはくと足が疲れるから靴も選ぶし、タバコくさくなるし人ごみでぶつかられたりして汚れるので臭くなったり汚れても大丈夫なように洗濯機で丸洗いしやすい服装にする。
冬だとめちゃ寒いので防寒対策。
クラブに行くのに、見た目の美しさより実用重視 涙。

2) 電車に乗って都心まで行く。遠いし交通費がかかる。

3) 繁華街に着いてクラブまで歩いていると、客引きがわらわらと寄ってきて腕をつかまれるのをふりはらい、クラブまでたどりつくまでにくたくた

4) クラブのエントランスのセキュリティはほぼ荷物チェックや身体検査をしない。
(南米に慣れてると、危険物持ち込むやつとかいたらどうするんだろうと不安に思う)

5) クラブによってはロッカーがあるので荷物などを預けられて安心 → これは中南米にないのでいい点だと思う

6) 席がほとんどないし、もし座れてたとしても踊ったりトイレに行ってる間に他の人にとられてしまう

7) テーブルがないところが多くてカウンターなどに飲み物を置くことになるから、踊ったりトイレに行ってる間に他の客に飲まれてしまうことがある(ドリンク代をけちって飲み物を泥棒する人がいるそう)

8) 化粧ポーチなどを飲み物と一緒に置いてると盗まれることがある。
時々バッグやスマホを椅子やテーブルにおいてしゃべってる人が、置き引きされるトラブルもおきてるよね。

9) 席がなくて立ってることが多いから足が痛くなる

10)  飲み物を自分でバーカウンターまで買いに行かなければならない。バーカウンターが混み合っておりバーテンが忙しくてなかなかドリンク買えない

11) タバコの煙もくもく。あちこちに灰皿があってタバコを吸ってる人が多い。
タバコの煙でのどや目が痛くなり、息苦しくなる。
クラブによっては通路やダンスフロアでも吸いながら踊ってる人がいるので、ときどきタバコの火が腕にあたってやけどする。
ダンスフロアや通路にタバコの吸殻を捨てる客がいる(火事になったらどうすんの)

12) クラブの客は同性同士で来てる人が多いので(ラテンのクラブだと一人で来てる客が多い)、ナンパが多い。
クラブがナンパ箱だとその日のお持ち帰り女性を探してる男が結構いて、明け方3時を過ぎると女性をめぐって争奪戦が始まる

13) よっぱらい客などのけんかがたまにあるが、スタッフがあんま制御できないとこもある。

14) しつこいナンパや痴漢の相談してもスタッフがぜんぜん対処してくれないこともよくある

15) 明け方になると疲れるし眠くて帰りたくなるが、帰る手段がないので5時過ぎの始発まで待つ。
始発までの数時間が地獄

16) やっと5時過ぎて店を出るともう明るくなってる。
カラスがたくさん路上のゴミを漁ってるのを横目に、酔っ払いがけんかして警察がくるのをよけ、バーやクラブの客引きをふりきり、お持ち帰り女性を最後に探す男からのストーカー的なナンパを避けながらストリートファイターズのように駅まで到着。
酔っ払って寝てる人たちがひしめきあってる駅のホームで小さくなって始発電車を待つ

17) 眠くてつらいのを我慢して電車に乗り、痛い足をひきずって家までたどりつく

18) 髪や服がタバコ臭いのでまずシャワーして髪を洗って、服を全部洗濯する。
服や髪を洗ってもタバコのにおいはなかなかとれない

19)(私の場合はクラブのタバコのあるとこに行くとのどがはれて息が苦しくなる)

20) 疲れてくたくたなので寝てしまい、1日を無駄にする。