Life and Dance in Latino Style

ラテン音楽、スペイン語圏のラテン音楽とダンス。サルサ、レゲトン、バチャータ、メレンゲ等。中南米関連。ラテンファッション。スペイン語。その他の音楽関連

デートとサルサ

あなたが女性で、有名大学出の医者である男性を紹介され、デートするとします。


男性は完璧なデートにするためにいろいろマニュアル本などを見て研究しました。よさそうなフレンチレストランを予約、おすすめと紹介してあったコース料理を注文しました。


女性はほんとはフランス料理が苦手だったんですが、予約してくれた相手に悪いので無理して食べました。


彼は相手を飽きさせないようにがんばって話しつづけ、自分についての話をとくとくとしました。また、「このフランスワインは、○年ものがおいしいんだ」などとウンチクもたくさん語りました。


彼女が「どうしてお医者さんになったんですか?」と聞くと、「偏差値75以上あったから」と一言。


彼女に趣味を聞いたら海外旅行だそう。 すると「僕は、ハワイとかグアムは行ったんですけどね、海外はあんまり好きじゃないから」と言うので
話がそこで終わってしまいました。


次に行く場所も、事前のリサーチで決めておいたカフェです。
彼女がハイヒールはいてるのに、早足でどんどん歩いていきました。彼女が、「すみません。ちょっと足が痛いのでもう少しゆっくり歩いてもらってもいいですか?」と言ったら、彼はちょっと嫌な顔をしました。


カフェでは、彼女がだんだんつまらなそうな顔になってるのにも気づかないで自分にひたって話しつづけました。



さて、このあとこの2人はどうなったでしょうか?
彼はがんばっていいデートをしたつもりですが、彼女は彼に好意を持ったでしょうか?



        *


さて、自分の話に戻ります。


このまえの週末、ラテンクラブで日本人の男性にサルサを誘われました。サルサ中級者くらい。
その人はすごいリードが強い。指をぎゅーっと握ったまま無理にターンさせようとするので、指が折れそうになってまじで痛かった。
そういうことでほんとに指の骨が折れちゃったコがいるってきいたので(キャー (>_<)  )、 痛みに耐えかねてとうとう、「すみません、ちょっと指が痛いんですが」と私が言いました。するとむっとした顔になってしまって、まだ曲の途中なのに私を残して去っていきました。



前も、「サルサでトラウマ」事件ありましたけど、サルサのブログとか日記読んでるとこういう経験をした女性ってけっこういるんですね~。



アルゼンチンタンゴは、言葉が通じない移民同士の男女がダンスで気持ちを伝え合う、男女のかけひきだったと、バチャータの項で話しましたが、サルサも、キューバ人によると男女の愛のかけひきだそうです。


       ↓            ↓            ↓


ってことは、サルサとデートは似てるじゃん



ということで、上のデートの話と、下のサルサの話を重ね合わせてみてください。。。


どうでしょ???