バチャータ prince royceの新アルバム
いま世界でバチャータが流行しています。
数年前までバチャータはマイナーだったのに、急におととしの後半か去年くらいから超ブレイクしました。
バチャータの世界的流行については後日また続きを書きます。
そのバチャータブームの立役者が、このプリンス・ロイス。
2年位前までは、バチャータは退廃的なメロディでチークダンスっぽいとか若い人向けではないというイメージがあったし、バチャータを特にかけてくれる場所(クラブやイベント)やバチャータ好きな国じゃないと知られてなかったのです。
ところが若くて(24歳)ルックスのいいプリンス・ロイスがでてきて、彼が澄んだ声やサウンドでさわやかなバチャータを歌うようになって、少しPOPS系になりました。
それで今までバチャータを聴かなかった人たちやPOPSファンが聴くようになって、ヒットチャート上位に入るようになりました。
ヒットチャートといってもラテン音楽ジャンルのヒットチャートじゃなくて、音楽全体のヒットチャートの上位。
中南米の国ではいまヒットチャートトップのほうにプリンス・ロイスの曲が入って毎日ラジオで流れています。
その今大ヒットしている曲がこれ、
「Darte Un Beso」 Prince Royce
このビデオすごいかわいくてさわやか。
でも最後まで見ると、映画みたいな結末があります。
プリンス・ロイスはアイドル化してて若い女性ファンが多いのですが、このビデオを見たらそのわけがわかると思います。
このビデオには、なんとプリンス・ロイスがバチャータ踊るシーンがでてきますよ
いいね~。
プリンス・ロイスとこんな感じでバチャータ踊ってみたいわ☆
Datrte Un Beso とは、I give you a kiss (君にキスをあげる) です。
歌詞のサビを翻訳してみると、
Yo solo quiero darte un beso
君にキスをあげたいだけなんだ (I just want to give you a kiss )
この曲と並んで今大ヒットしているバチャータに、元AvenruraのRomeo Santosの「Propuesta Indecente」という曲がありますが、そのromeoの曲はアダルトでセクシャルなのです。
(romeo の曲については後日書きます)
それに対して、このprince royceのDarte Un Besoはすっごくかわくてさわやか。
私は個人的には、romeo santosのPropuesta Indecenteのほうが好き。
Prince Royce のDarte Un Besoはどっちかというと私にはPOPSすぎるような気がするので。
いきなり最初からハワイアンのような出だしで始まるので、淫靡なバチャータのイメージがまったくないから 笑。
けど、この曲はPOPSぽいからこそ、ラテンの音楽に今まで興味がなかった人たちにも人気になって、幅広くファン層を広げたので、バチャータ界にとって革新的な曲なのではないかと思います。
以前プリンス・ロイスのlas cosas pequeñas が大ヒットして、プリンス・ロイスが広い音楽ファンにブレイクしたんですが、あの曲よりは今回の曲のほうがファン層を広げるためにさらにPOP化してる気がする。
プリンス・ロイスのプロデューサーは上手だと思う。
プリンス・ロイスの前回のアルバム(Phase Ⅱ)はラテングラミー賞候補に入ったのですが、
このまえ10月13日にプリンス・ロイスが新しいアルバムをリリースしました。
このアルバムがいま大ヒット中です!
上記の「Darte Un Beso」ももちろんこのアルバムに入っています。
Marc Anthonyの 3.0 (ブログ過去記事で今ヒットチャートトップ爆走中のVivir Mi vidaとその歌詞翻訳について書きました → 「今中南米で大ヒット中、marc anthony のvivir mi vida」 )と、
このプリンス・ロイスのニューアルバム「Soy El Mismo」が今売れてるラテンのアルバムだと思います。
この2つが 〝これ持っとけ”っていうおすすめアルバムですヨ。
PRINCE ROYCEについて過去にこのブログで書いた記事が、上に出てきているのでこれらも読んでください。
「バチャータ prince royce 新曲」 (las cosas pequenasとアルバムPhase Ⅱ)
「ラテングラミー賞2012」 (prince royce ノミネート)