頭で考えるサルサ、身体で感じるサルサ
私がサルサを踊っていたら、日本人男性が「あなたはとても自然にサルサを踊ってるけど、なにスタイルですか?」と聞かれました。
「えーと、スタイルはないんです」といったら、ビックリしてました。
サルサに非常に詳しくて中南米に滞在していた日本人男性に、サルサのスタイルの違いで葛藤していることを話したら、彼はこんなことを言いました。
“スタイル”って考える時点で、頭で音楽を理解してダンスに入ってきてる。
でもラテンアメリカの人達は、ものごころついたときから音楽が流れていてもうしみついてるから、音楽にあわせて身体を動かすだけ。“スタイル”なんて考えない。
まさに同じことを私も思ってました。
自分もレッスン受けていた初心者の頃、1、2、3、っていうステップの踏み方や手や足の動かし方、ターンの仕方などで頭がいっぱいで、音楽聞いてる余裕なんてぜんぜんなかったです。
レッスンサルサを脱却して、南米サルサに移行したら、音楽を楽しんで、身体で感じて踊るようになった。それですごく楽しくなったんで。