EL CANTANTE エルカンタンテ
映画 エルカンタンテ (EL CANTANTE)の日本での公開がはじまりました。もう見ましたか?
映画のオフィシャルサイトは
「ココ」
映画の予告編も見られます。
サルサの帝王、Hector Lavoeの生涯を描いた映画で、サルサスターのMarc AnthonyがHectorを演じていて、奥さん役はMarcの実の奥さんであるジェニファー・ロペスがやっています。
サルサ界のトップシンガーと言えば、女はセリア・クルース、男はHector Lavoeとラティーノがいってました。
おいおい、トップシンガーって他にもいるだろ、と思う人もいるでしょうが、ラティーノには結構Hector Lavoeが人気です。
そのラティーノのお父さんやおじいさんの世代にとっては、大スター。
パパやおじいちゃんが、彼の歌を聴いてよく涙を流していたよ、よくレコードを聴いていたよ、という話がでます。
カリスマサルサシンガーといえば、Hector Lavoe です!
ところで、この映画ではMarc Anthonyが歌を歌っています。 コンサート中のHectorの独特なしぐさ(たとえば水を飲むとか歌い方とか)は、ちゃんとまねしています。
外見もどことなく似ています。
しかし、
この映画のMARCの歌、ラティーノスたちからこきおろされています。
You tube では、Hector の歌と、Marcが歌った歌と二つ並べて比較して、ぼろくそに書かれていました。
マーク・アンソニーだって現代のサルサトップスターなのに、そこまで言われたらかわいそう。擁護側は、マークはへクトルを尊敬しているからこそ、この映画を作ったのに…と弁護していました。
では、マーク・アンソニーが歌う 「エルカンタンテ(El Cantante)」。
映画のシーンから
次に へクトル・ラボーが歌う、同じ曲です。
もちろんこっちがオリジナル。
違いがわかりましたか?