ラテン界の冬
毎日毎日世界恐慌のニュースばかり…。
まわりのラティーノから、仕事をくびになった、冬休みが1か月といわれた、週休4日になった、…という話ばかり。
特に大手自動車メーカーなど大企業の工場がある地域はラティーノが多く働いており、大量解雇されています。仕事もアパートも失ってホームレスになる人たちもでてきており、家族を頼ってこちらに引っ越してくる人たちもでてきました。
日本をあきらめて、ラテンアメリカに帰るラティーノも多くなりました。私の知り合いももうすぐ帰ります。
それにしたがって、閉店するラテンディスコがでてきたとか。
ラティーノが客の中心だったラテンディスコは相当の打撃だと思います。
もしかしてサルサクラブもラティーノの客は減ってるのかもしれないし、サルサクラブにいるラティーノをうざいと思っていた方には、「ラティーノが減ってよかった」と思う方もいらっしゃるのかもしれませんが…。
でも日本のサルサ・ラテン界にもだんだんと影響が出てくるかもしれません。
有名なインストラクターだってラティーノたくさんいますし。
新鮮なラテンの情報や音楽の流行などは、日本に住むラティーノたちから入ってきてたと思います。
在日本のラティーノからサンバやサルサなどいろいろ教えてもらったこともあるでしょう。
ニュースやまわりを見ると暗い話ばかりで、それにふりまわされると世界の終りのような気がしてきますから、ラテンダンスや音楽でこころだけはあたたかくしておきたいですね!