Life and Dance in Latino Style

ラテン音楽、スペイン語圏のラテン音楽とダンス。サルサ、レゲトン、バチャータ、メレンゲ等。中南米関連。ラテンファッション。スペイン語。その他の音楽関連

偽者を見抜いたサルサ歌手

スカパーのディスカバリーチャンネルで、まったくの素人をプロが1ヶ月トレーニングし、プロフェッショナルのふりをさせて、審査員をだます番組があります。(番組名は忘れちゃったけど、英語名は FAKE IT でしたっけ????)


たとえば、田舎のオタク少女をファッションモデルに変えるとか、インテリアデザイナーに挑戦とか。で、最後に数人並べて(プロの中に一人だけ偽者が混じってる) 「このなかで偽者は誰でしょう?」 とプロにあてさせるんです。もしみごとプロの審査員をだませたら、挑戦者の勝ち。


一昨年、サルサダンサーに挑戦っていうのがありました。女子サッカー選手で男っぽい女性をセクシーサルサダンサーにしようというものでした。まずヘアスタイルやメイクなど外見をチェンジして、ジョギングなどで体力づくりをさせ、ロサンジェルスサルサのプロのダンサーによるダンス特訓を毎日4週間。

そして最後にサルサコンテストに出しました。このコンテストはアマチュア、プロ混じった10組が出場。このコンテストで、彼女がサルサ素人かどうかを審査員がうまく見抜けるか。。。 




そのコンテストの審査員は、①この道20年のプロのサルサダンサー
サルサコングレスの審査員
 ③サルサ歌手のチャーリー・クルースでした。この3人の審査員のうち2人をだませたら、挑戦者の勝ち。挑戦者を指導したサルサの先生たちは、「チャーリーが一番てごわいな」って言ってました。



結果は、




①プロのサルサダンサーの審査員はみごとだまされてしまいました。
②コングレスの審査員は、悩んだけど、挑戦者が偽者だとあてました。「技とかはがんばってたけど、情熱とか大事なものが欠けている」からだそうです。
サルサ歌手のチャーリー・クルースは、コンテストが始まったらすぐに「あ、分かった」って言って彼女がにせものだとあててしまいました。

ちなみに挑戦者のダンスですが、ネックドロップとか(体をばーっと床のほうに倒れて、床ぎりぎりのところで男性が首を支える、という怖い技)大技が多くて華やかでしたが、基本的なことはあんまりうまくありませんでした。それに緊張するあまり顔がちょっとひきつって、リズムにうまく乗れてないような。ベーシックのほうがテクニックがばれちゃうので大技中心にしたのかな?


+
ロダンサーがあてられなかったのに、チャーリー・クルースってすごいなって思いました。膝で音をとってリズムのりながら審査してました。




そのチャーリー・クルースの曲の中で一番好きな曲がこれです。サルサトンの曲で、エルカフェとかでたまにかかります。はじめはサルサなんだけど、途中でレゲトンリズムに変わって、ノリがいい曲。





Charlie Cruz 「 Dejala Que Baile」