ビルボードのラテン 2016年ランキングとラテン音楽賞受賞曲の検証
全米ヒットチャートのビルボードのラテン音楽賞の受賞者を先日ブログに書きました。
→ 「 ビルボードラテン音楽賞(2017年)発表」
その結果にいまいち納得できないとこがあったので、ビルボードの去年のラテンヒットチャートを確認してみました。
今までこうやって見返したことないんですが、ビルボードのラテン見てたのになんであの曲やあの人入ってないのって思ったのが今回は結構あったので。
2017年のラテン音楽賞ですが、2016年に流行った曲から選んだのだろうと思います。
これが2016年のラテンヒットチャートの年間ランキングです。
1位 Nicky Jam 「Hasta el Amanecer」
2位 Enrique Iglesias 「Duele el Corazon」
3位 J Balvin 「Ginza」
4位 Calros Vives y Shakira 「La Bicicleta」
5位 (Banda Sinaloense MS de Sergio Lizarraga 「Solo con Verte」メキシコ、バンダ)
6位 J Balvin 「Bobo」
7位 Maluma 「El Perdedor 」
8位 Daddy Yankee 「Shaky Shaky」
9位 Yandel 「Encantadora」
10位 Nicky Jam & Enrique Iglesias 「EL PERDON」
12位 Maluma 「BORRO CASSETTE」
13位 Farruko 「OBSESIONADO」
14位 Farruko 「Chillax」
15位 Prince Royce 「LA CARRETERA」
16位 Reik ft. Nicky Jam 「YA ME ENTERE」
17位 Chino & Nacho Featuring Daddy Yankee 「ANDAS EN MI CABEZA」
18位 IAmChino Featuring Pitbull, Yandel & Chacal 「AY MI DIOS」
21位 Gente de Zona Featuring Marc Anthony 「TRAIDORA」
22位 J Balvin Featuring Pharrell Williams, BIA & Sky 「SAFARI」
24位 Zion & Lennox Featuring J Balvin 「OTRA VEZ」
27位 Prince Royce 「CULPA AL CORAZON」
31位 Zion & Lennox 「EMBRIAGAME」
32位 Yandel 「NUNCA ME OLVIDES」
45位 CNCO 「Tan facil 」
アメリカで流行ってるラテン音楽なので、メキシコのバンダ(musica norteña)がたくさんランクインしてるのですが、今回はメキシコのバンダについては割愛します。
こうやってみると、2016年のラテンのランキング上位に入ってる曲は、メキシコのバンダ以外はほとんどがレゲトンだね。
Nicky Jamがビルボールのラテン音楽賞で最多の受賞6部門を獲得したんですが、確かにNickyの「Hasta el Amanecer」は年間ランキング1位で他にもNicky jamの曲がランクインしてる。
次に3部門で受賞したエンリケ・イグレシアスも年間ランキング2位だからわかる。
3部門受賞のCNCOは年間ランキングでは最高で45位。でも結構話題になったので新人賞もらえたのはわかる。
けど100位以内に5曲がランクインしてて大人気のmalumaが受賞なし。
100位以内に6曲ランクインしてるDaddy Yankeeも受賞なし。
ラテングラミー賞もらったYandelもランク高いし6曲ランクインしてるのに受賞なし。
他のラテン音楽賞では大賞など総なめしてた、年間ランキングで4位のシャキーラとcalros vivesの「la bicicleta」も受賞なしっていうのはやっぱ変だね。
こうしてみると。。。
なぜなんだろう。レコード会社の関係?
Nicky Jamの曲は
Nicky Jam 「Hasta el Amanecer」
3部門受賞のエンリケ・イグレシアス ft Wisinの曲
「Duele El Corazon」 Enrique Iglesias ft. Wisin
「Bicicleta」 Calros Vives , Shakira
「Ginza」 J Balvin
「El Perdedor」 Maluma
上のランキングにある曲については、このブログの過去トピックで説明や歌詞和訳などしてるものが結構あるので、ブログの左欄にある検索から検索してみてください。